2023.05.08(月)大会

【セイコーGGP】「世界体感ポイントを予習しよう!」種目別見どころ④~跳躍編~



ゴールデンウィーク中の日本グランプリシリーズやダイヤモンドリーグといった試合も終え、
いよいよ次の国内試合は5月21日(日)開催、セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜となった中で、各種目どんな特徴があって「世界体感」できるのか、そのポイントをご紹介します!

最終回は「跳躍」種目。

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走高跳 - "変換の限界"に挑戦するハイジャンパー

オレゴン2022世界選手権において同種目日本人初の入賞(8位)を果たした真野友博(九電工)や日本グランプリシリーズ静岡国際で優勝した赤松諒一(アワーズ)らが出場する走高跳ですが、良く良く考えると「水平方向の疾走動作から突如垂直方向に上がってバーを越える」のは不思議ではないでしょうか?
真っすぐ走ったまま普通に跳ぶと「慣性の法則」により、走幅跳のように前方への跳躍になるはずです。

このポイントこそ、走高跳の魅力です。

細かい話は非常に専門的になるため、ここでは省略しますが、助走スピードや踏切位置、クリアランス(バーの越え方)等、ひとつひとつの動作に「水平方向→垂直方向」に変換するテクニックが隠されています。


写真提供:フォート・キシモト

例えば、走高跳の助走は跳躍手前で曲線を描きます
バーと正対しない方が高く跳べるのです。

身長以上の高さのバーフワッと越えていく様子芸術的です!ぜひ会場で体感してみてください!

特に今大会では、"ワールドクラス"とされる「2m30台」を観られる可能性が...!?
世界大会メダリスト・ファイナリストがエントリーしているので、必見です。

~「世界体感」できる有力海外選手~

■ウ・サンヒョク(韓国)

写真提供:フォート・キシモト

アジアをリードする世界トップクラスのハイジャンパー。

2014年にオレゴンで開催された世界ジュニア選手権の男子走高跳で銅メダルを獲得し、頭角を表すと、その後は2016年のリオ五輪、そして2017年のロンドン世界陸上と、主要大会に出場するなかで実力をつけ、一昨年の2020東京五輪男子走高跳決勝では、自己ベストの2m35を跳んで4位入賞を果たす。

そして翌2022年のオレゴン世界陸上では、男子走高跳決勝で再び2m35を跳んで2位に入り、韓国に初の世界陸上銀メダルをもたらした。

笑顔を絶やさないことから、「スマイルジャンパー」と呼ばれている。

■ブランドン・スターク(オーストラリア)

写真提供:フォート・キシモト

古風な口髭がトレードマークのナイスガイ。パーソナルベストは2018年にマークした2m36

2013年のシニアデビュー以降、豪州随一のハイジャンパーとして五輪に2回世界陸上に2回出場しており、一昨年開催された2020東京五輪男子走高跳決勝では、自己ベストに迫る2m35を跳んで5位入賞を果たした。

昨年はバーミンガムで開催されたコモンウェルスゲームズの男子走高跳で銀メダルを獲得しており、この際は、インタビューを受ける本人に抱っこされていた生後8ヶ月の息子、オリ君が人気を博した。

クリケット豪州代表チームのミッチ・スタークは実兄。

>>男子走高跳、その他の出場選手はこちら

情報提供:平床大輔

走幅跳 - "衝撃の限界"に挑戦するロングジャンパー

ドーハ2019世界選手権、東京2020オリンピック入賞の橋岡優輝(富士通)、アスタナ2023アジア室内選手権を日本室内新記録(6m64)で制し、日本グランプリシリーズ静岡国際を自己ベストの6m75で制した秦澄美鈴(シバタ工業)らが出場予定の走幅跳。

一般的には「接地時の衝撃を吸収する」目的で、ランニングシューズを購入したりするかと思います。
しかしながら、走幅跳では「衝撃こそ力」です。

衝撃は吸収せず、いかに活用できるかがポイントになるのです。


写真提供:フォート・キシモト

そのため、助走はゆっくり走らず、できるだけ速く走ることが水平方向の成分を大きくすることに役立ちますし、
踏切時は各関節をできるだけ固定し、衝撃を吸収しないように努めます。
関節が曲がってしまうと、その分、力が緩衝されてしまうからです。

トレーニングによって築き上げた自らの身体を信じ、弾丸のように踏み切り版に向かっていく様は圧巻です!ぜひ会場で体感してみてください!

特に今大会では、"ワールドクラス"とされる「男子8m台/女子7m台」を観られる可能性が...!?
世界大会メダリスト・ファイナリストがエントリーしているので、必見です。

~「世界体感」できる有力海外選手~

■王嘉男(中国)

写真提供:フォート・キシモト

今大会の目玉の一人であり、昨年のオレゴン世界陸上で遂に念願の金メダルを獲得した現世界王者。2018年にマークした8m47は中国のナショナルレコード。

ジュニア時代は十種競技の選手だったが、その後、走幅跳専門に転向すると、2013年のアジア陸上競技選手権大会の男子走幅跳で金メダルを獲得し、頭角を表す。

以降、母国開催となった2015年の北京世界陸上男子走幅跳で銅メダルを獲得し、世界トップクラスのロングジャンパーの仲間入りを果たすと、昨夏の世界陸上では決勝で8m36を跳んで、世界陸上ではアジア勢初となる金メダルに輝いた。

■ヘンリー・フレイン(オーストラリア)

写真提供:アフロスポーツ

アデレード出身のベテランロングジャンパー。かつては三段跳でも競技に出場していた。走幅跳の自己記録は2018年にマークした8m34

トルコで開催された2012年世界室内陸上競技選手権大会の男子走幅跳で銀メダルを獲得しているほか、オリンピックには2012年のロンドン大会から3大会連続で出場しており、2016年のリオ大会では7位入賞を果たしている。世界陸上にはこれまで4大会に出場(2011年は三段跳での出場)しており、昨年のオレゴン大会では決勝進出を果たしている。

ちなみに、伯父のブルース・フレインも1984年ロス五輪に出場したオリンピアン。

>>男子走幅跳、その他の出場選手はこちら

■ブルック・ブッシュキュール(オーストラリア)

写真提供:アフロスポーツ

女子走幅跳で世界ランキング8位
(2023年4月25日現在)につけるオーストラリアのロングジャンパー。

幾多の怪我を乗り越えながら進化を続ける不屈の精神の持ち主であり、旧姓のストラットンで出場した一昨年の2020東京五輪女子走幅跳で7位入賞を果たしたほか、昨年には自己ベストの7m13をマークし、国内記録とオセアニア記録を更新した。

前述の東京五輪以外でも、2016年のリオ五輪で7位2017年のロンドン世界陸上で6位、昨年のオレゴン世界陸上で5位と、コンスタントに入賞を果たしており、主要大会でのメダル獲得が待たれる存在となっている。

>>女子走幅跳、その他の出場選手はこちら

情報提供:平床大輔


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