男子5000m 優勝 13分22秒13=オレゴン世界選手権代表内定
遠藤日向(住友電工・兵庫)
去年、(優勝したものの、標準記録を突破していなかったために東京オリンピック出場が叶わなかった)悔しい思いをしたが、その後、順調にトレーニングができ、(出すべきところで)しっかりと結果を出すという大事なことが最近できていた。GGN(ゴールデンゲームズinのべおか)で標準記録を突破してからも、ここまで順調にトレーニングができていたので、自信を持ってスタートラインに立つことができた。ここ数年は、秋冬にケガをしてしまって、(オフ期のトレーニングの)スタートが出遅れていることが続いていたのだが、今シーズンに限っては、しっかり秋冬のトレーニングが順調にできて、12月に自己ベストが出せて、そのままケガもせずに順調に来ていた。そこが標準記録を突破できて、今日、日本選手権で優勝できた要因だと思う。
今日は、ペースメーカーにただついていってラストで勝つのではなくて、しっかり駆け引きのあるレースで勝つということを目標にしていた。ラスト2周でのスパートは、きつくないというわけではなかったのだが、余力があったし、松枝(博輝)さんもラストが強い方なので、もちろん負けるつもりはなかったものの、安全圏ということを意識してスパートした。松枝さんという強くてラスト(のスパート力)もある選手に、自分から仕掛けて勝てたのでよかった。今後はしっかりと世界陸上に向けてトレーニングしていきたい。
2022/6/9 JAAFメディアチーム
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その日、決まる。その日、始まる。
■第106回日本陸上競技選手権大会
開催日:2022年6月9日(木)~6月12日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第106回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/
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