2022.02.18(金)委員会

競技用靴に関する規程について(通知)

ワールドアスレティックス(以下、WA)は、 2022年1月1日にWA競技規則TR5改正と新たに「競技用靴に関する規程(C2.1A Athletic Shoe Regulations)」についての導入を行いましたのでお知らせいたします。

公認競技会においては、「競技用靴に関する規程」の導入のポイントは以下の通りです。
靴底の厚さなど基本的なシューズ規則に変更はありません。



1.競技会において全てのシューズチェックは行わなくて良い
参加選手はWA承認シューズリストのシューズを着用していることを前提とし、召集所や選手受付などで、参加者全員のシューズチェックを行う必要はない。
ただし、審判「シューコントロール・オフィサー」または「審判長」の権限により、いつでもシューズチェックをすることができ、参加者はその指示に従わなければならない。明らかに規則違反のシューズや疑義のあるシューズは、チェックや回収の対象になることがある。万が一レース後に違反が認められた場合には、失格となり記録が取り消される場合がある。


2.WAへ事前承認が必要となるシューズがある
以下に該当するシューズは、WAへの事前承認の上、競技会で使用することができる。
既存靴
(WA承認シューズリストに掲載されているもの)
一般購入可WA事前承認不要。
使用可。
新しい靴
(WA承認シューズリストに新たに掲載される新作)
一般購入可WA事前承認の上、使用可
カスタマイズされた靴
※安全/医療上の理由に限定
※靴底、アッパー、スパイク追加等の改造
※取り外し可能なインナーソールなどの装具の挿入。
※ヒールレイズ、ヒールカップ、ブレース、ストラップの追加。
 WA事前承認の上、使用可
開発段階の靴
※プロトタイプ、試作靴など
一般購入不可WA事前承認の上、使用可
オーダーメイドの靴唯一無二で一般購入不可の靴使用不可
※一般購入可=一般発売しており、誰もが購入することができることを意味する。
※WA事前承認は、製造メーカーからWAへ申請する必要がある。
※プロトタイプは、WAシリーズ大会やオリンピックでの使用はできない。
※オーダーメイドの靴:メーカーが「既存靴」「新しい靴」を基礎として競技者の注文に基づき製作された靴は含まない。


3.主催者への事前申請が必要となる場合がある
国内トップレベルの選手が出場する競技会、WAラベル大会などでは、主催者が招待選手などの一部選手に対して、使用予定シューズに関する申告書の提出を求める場合がある。主催者より申告書の提出が求められた場合、参加者は申告書の提出に協力をすること。また、WAよりシューズの提出を求められるケースもある。


<参考ページ>
WAサイト競技用靴に関する規程(C2.1A Athletic Shoe Regulations) 

競技運営委員会ページ シューズ規則に関して
(WA承認シューズリスト、靴底の厚さ、計測方法などはこちらよりご確認いただけます)

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