2021.08.27(金)その他

【7C-Teensプロジェクト】第3回オンラインミーティングを実施しました!~日本選手権バックヤードツアーを終えて~



7C-Teensプロジェクトとは

日本選手権バックヤードツアーに参加する高校生で結成された、「7C-Teensプロジェクト(以下、7プロ)」。多くの人々が、“する・見る・支える” 様々な形で陸上競技を楽しむことができるよう、約3か月にわたり大会運営について学び、考える場として発足しました。※詳細はこちら

【第3回 オンラインミーティング 活動報告】

7月21日(水)未来の陸上界をより盛り上げていくために、若い世代に興味をもってもらいたいという思いで、7人のメンバーが意見交換を行いました。日本選手権バックヤードツアーを終え、ツアーで感じたこと、考えたことを踏まえながら、オンライン上で様々なアイディアを出し合い議論を深めました。以下、一部抜粋した形となりますが、メンバーからの意見や提案をご紹介いたします。

■競技やイベントでの体験について
今回のプロジェクトを含め、様々な体験・経験がより陸上を好きになるきっかけに繋がっていると感じたことから、どのような体験ができると良いかを考えました。全体を通して、トップ選手と交流することは、競技以外での選手の一面を知ることができ、より陸上や選手に興味をもったり、頑張るきっかけに繋がっていたりするのではないか、という意見が多くありました。

~以下、メンバーからの意見・提案~
・トップ選手の出場する大会で、地域推薦枠・抽選枠を設定
・トップ選手と交流できる機会(オンラインイベント、練習会)を作る
Jリーグのサッカーチームは、地域の人々との交流がある。その地域ならでは取り組みを入れることで、地域の活性化にもつながっている。
・気軽に種目を体験できるイベントを実施
(例:棒高跳をやってみたくても、チャレンジできる機会に出会わない)
 速くないと、強くないとできないスポーツではない、というイメージが作れると良い。
・選手のサインやサイン入りカードがもらえる機会を作る
・ハリセン(来場者へ配布する応援グッズ)での抽選会
当選番号を競技結果にすると、レース前に選手について(自己ベストなど)調べることにも繋がる。会場に行く人だけが楽しめる特別感も作れる。

■審判や補助員の体験について
バックヤードツアーに参加することで初めて知った審判部署や役割がたくさんあったことから、陸上の審判や補助員を経験する機会の作り方について、現状も踏まえながら検討をしました。また、メンバーの中には、既にC級審判員として活躍している人もいて、今後さらに高校生の活躍の場が広まることを楽しみにしている声もありました。

~以下、メンバーからの意見・提案~
・多くの大会では、補助員の配置が基本的に毎回同じ(特に、顧問の先生が担当する部署)となることが多い。同じであることは、スムーズに運営できるというメリットもあるが、大会毎や時間帯によって部署を変えることで色々な役割を経験できると、より審判・補助員に興味をもったり、やりがいを感じたりすることができるのではないか。
・地域の特性上、高校3年間一度も補助員の依頼がかからない学校もある。(現在は、新型コロナウイルスの影響により、補助員の人数を限定している地域もある)
学校としては声のかからない生徒や、陸上部に所属していない生徒が、気軽に補助員として参加できる方法ができると良い。
・日本選手権など大きな大会での補助員募集は、都道府県など地方の大会で募集してみると、「参加したい!やってみたい!」という高校生がいるのではないか。
・陸連の登録番号で、抽選で当たった人は良い意味で半強制的に審判・補助員に協力する形にしてみても良いのではないか。

■情報発信の方法について
陸上界をより盛り上げていくために、若い世代に陸上に興味をもってもらうため注目度の向上や話題性に繋がるアイディアを出し合いました。さらにそこから、陸上の審判や補助員に興味をもってもらうため、陸上が好きな人へのアプローチ方法についても検討しました。

~以下、メンバーからの意見・提案~
<若い世代向け(陸上に興味をもってもらうため)>
・若い世代の読む雑誌への記事掲載やコラボ
・若い世代に人気のキャラクターとのコラボ
(例:JAAF×リラックマ https://www.jaaf.or.jp/news/article/13835/
・キャンペーン企画で、若い世代に人気のプレゼントを付ける

<陸上が好きな人向け(審判に興味をもってもらうため)>
・陸上専門誌や陸上専門店へ情報掲載
・都道府県陸協のHPへ情報掲載
(スタートリスト、リザルトなど必ず見に行くサイトであるため)
・プログラム内へ情報掲載
(会場販売があれば、多くの選手が購入したり目を通したりするため)
・プログラムなど大会配布物と一緒にチラシの配布

■7C-Teensプロジェクトの今後
本プロジェクトは、全3回の活動で一区切りとし活動終了となります。
最後に7プロの存続について意見を聞いてみると、「新しいメンバーが今とはまた違う目線で参加することが、今後に繋がると思う」、「3年生は卒業し、その分新しいメンバーが参加していく方式にすると毎回リセットされず、プロジェクトの継続性も出せるのではないか」という意見がでました。その他、「人数を増やしてグループを分けて実施してみたい!」、「オンラインではなくリアルで活動したい!」、「2回目があれば是非また参加したい!」と前向きな意見が多く、名残惜しい最終回となりました。

オンラインではありましたが、共感し合い、刺激し合い、7人の絆が深まった充実感のある特別な時間となりました。これから陸上界で、様々な形でこの7プロのメンバーが活躍することを楽しみにしています。
参加メンバーの感想については、次回ニュースにて掲載予定です。


~これまでの活動内容~
▼参加者募集概要
 募集の背景および概要については、こちらをご覧ください。

▼第1回活動報告(実施概要)
プロジェクト名の由来、プロジェクトメンバーなどについては、こちらをご覧ください。

▼第2回活動報告(日本選手権バックヤードツアー)
実施報告は、こちらをご覧ください。

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