【日本選手権 女子三段跳】
森本 麻里子（内田建設AC）優勝
13ｍ19 ＝大会新記録
11月から始まった冬期練習で、スピードが上がったこととパワーがついたことが、総合的に（跳躍に）つながってきたのかなと思う。この試合に向けては、緊急事態宣言が出て、1カ月以上延期となったこともあり、なかなか大変な面も多かったのだが、周りの皆さんの支えもあって、自分で強い意志を持って頑張ろうと思って取り組んできた。
ここでは、室内日本記録（13ｍ27）の更新を狙って臨んでいた。それを達成することはできなかったが、5月からの屋外大会につながるいい試合になったなと思う。
冬期練習期間中は、ドイツのコーチから毎日送ってもらったトレーニングメニューを実践するために、日々努力できたことが今日につながっている。（拠点としていたドイツから帰国して1年以上経つが）その間、もらったメニューを工夫するなどしたことで、私自身も考えながらトレーニングをするきっかけになった。
良くなってきたのは助走の走り。限られた歩数のなかで、しっかりとその歩数が走れるようになっていて、それは、去年よりも向上している。（技術が）安定するまでは、まだばらつきもあると思うが、それも自分の現状。今後もベストを尽くしていきたい。
屋外は、5月3日の静岡国際から試合が始まる。2021年シーズンの目標は、まずは自己記録を更新すること。日本記録更新とか、世界に出ていけるような強い選手になりたい。
2021/03/17 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会・室内競技
開催日：2021年3月17日（水）～18日（木）会場：大阪・大阪城ホール
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