2019.09.27(金)その他

【記録と数字で楽しむドーハ世界選手権】男子400m/ウォルシュ ジュリアン

▶ドーハ世界選手権特設サイト


9月27日(金)から10月6日(日)の10日間、カタールの首都ドーハで「第17回世界選手権」が開催される。ここでは、日本人が出場する種目を中心に、「記録と数字で楽しむドーハ世界選手権」を紹介する。

なお、これまでにこの日本陸連HPで各種の競技会の記事で筆者が紹介したことがある同じ内容のデータも含むが、可能な限りで最新のものに修正した。



★男子400m★

ウォルシュ・ジュリアン(富士通)が「44秒台」に挑む。9月1日にマークした45秒21は、2019年の記録では、22位。この種目で日本人選手が入賞したのは、1991年・東京大会での高野進さん(東海大教)の7位のみ。五輪では同じく高野さんの1992年バルセロナ大会8位のみ。

予選・準決・決勝の3ラウンド制になった2001年以降の「準決勝で落選した最高記録」と「予選で落選した最高記録」は、「表」の通りだ。

【表/準決勝と予選で落選した最高記録】
年   準決落最高  予選落最高
2001年  45.14    45.82
2003年  44.99    45.68
2005年  46.07    45.91
2007年  44.95    45.44
2009年  44.93    45.77
2011年  45.43    46.42
2013年  45.03    46.23
2015年  44.70    45.16
2017年  44.74    45.73

以上の通りで、至近2大会では準決勝で44秒78の日本記録(高野進/1991年)を上回っても落選という状況が続いている。

ウォルシュには世界選手権での日本人の最高記録(44秒91/高野進/1991年)、あるいは日本記録の44秒78を28年ぶりに更新して、「ファイナリスト」になってもらいたい。

日本国籍ではないが、アメリカ代表のマイケル・ノーマン(アメリカ。19秒84=2018年)にも注目だ。1997年12月3日生まれで21歳。彼の母は静岡・入野中学校の時の1989年に中学生初の11秒台(11秒96)をマークした斉藤伸江さんである。

ノーマンは2016年の世界ジュニア選手権の200mチャンピオンで、この時の8位が、今回200mに出場する山下潤だった。

ノーマンは2019年の初戦となった4月20日に43秒45の世界歴代4位タイをマークし、優勝候補。この記録は、「4月以前に生まれた記録」としては、マイケル・ジョンソン(アメリカ)が1997年4月19日マークした43秒75を22年ぶりに破るものだった。前回優勝で世界記録(43秒03)保持者のファン・ニーケアク(南アフリカ)が9月3日に欠場を発表したため、全米選手権で敗れたフレッド・カーリー(43秒64)との一騎打ちになりそうだ。

ノーマンの200mと400mの年次ベストは、
2014年(16歳) 20.82  46.94
2015年(17歳) 20.24  45.19
2016年(18歳) 20.14  45.51
2017年(19歳) 20.75i  44.60
2018年(20歳) 19.84  43.61(室内44.52=室内世界新)
2019年(21歳) 19.70  43.45


野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)
写真提供:フォート・キシモト

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