2019.05.18(土)その他

【記録と数字で楽しむ「セイコーGGP2019」】(4)男子走高跳



【男子走高跳】

戸邉直人と衛藤昂に注目!

戸邉は、2月2日のカールスルーエ(ドイツ)での室内競技会で2m35の日本新をクリアし、以後も9日に2m33、16日に2m29、20日に2m34を跳んで4戦負け知らずで、世界室内ツアーの総合チャンピオンに輝いた。

2019年室内パフォーマンスの世界1・2・4・15位とコンスタントな力を発揮している。国際陸連の採点表で「2m35」を100mの記録に当てはめると「9秒95」に相当する。戸邉の11年以降の各年の室内ベストとその年の屋外ベストを比較すると、室内に参戦しなかった16年を除き18年までの7年間の屋外ベストは室内ベストよりも平均値で「5.7cmアップ」している。ということは、今シーズンは「2m40も射程圏内」ということになる。

2m30以上をこれまでに10回クリア(屋外7回、室内3回)し、GGPは、18年も2m30で優勝しているので、2連覇がかかる。

もうひとりの衛藤も5月3日の静岡国際で、2m30の自己タイを跳んで好調(17年にも2回クリア)。戸邉と衛藤が揃って「2m30以上をクリア」となれば、日本陸上史上初の快挙となる。

外国人選手は、自己ベストが2m35、2m34、2m31という3人に2m29の選手がエントリーしているが、2018年以降のベストは、2m22~28だ。

となれば、5月3日の静岡で2m27の自己ベストをクリアした真野友博(苗字は「まの」ではなく「しんの」)にも大いにチャンスありで、日本人による1~3位独占の可能性もある。

なお、戸邉と衛藤の直接対決での対戦成績は、以下の通り。
ただし、見落としがあったら、ご容赦を……。

<戸邉・衛藤の対戦成績/決勝に限る>
年月日大会名戸邉直人vs衛藤昂
2010.04.25選抜和歌山4) 2.15○ ●6) 2.10
2010.06.06日本選手権5) 2.15○ ●6) 2.10
2010.09.12日本学生2) 2.16引き分け2) 2.16
2011.04.24選抜和歌山3) 2.15○ ●5) 2.15
2011.05.29埼玉県記録会6) 2.05● ○2) 2.10
2011.06.12日本選手権1) 2.22○ ●2) 2.19
2011.07.09アジア選手権5) 2.21● ○4) 2.24
2011.09.11日本学生5) 2.13● ○1) 2.22
2012.01.24オストラバ6) 2.15○ ●11) 2.10
2012.01.28フストパチェ4) 2.14○ ●12) 2.05
2012.04.22兵庫リレー1) 2.16○ ●2) 2.16
2012.05.04水戸国際1) 2.20○ ●2) 2.15
2012.06.10日本選手権4) 2.15● ○2) 2.20
2012.09.10日本学生1) 2.22○ ●3) 2.19
2012.10.06国体2) 2.21○ ●9) 2.09
2013.04.28選抜和歌山2) 2.20○ ●3) 2.10
2013.06.09日本選手権2) 2.20引き分け2) 2.20
2013.09.08日本学生1) 2.28○ ●2) 2.25
2013.10.06国体3) 2.24● ○1) 2.27
2014.01.27オストラバ4) 2.20○ ●11) 2.15
2014.04.27選抜和歌山1) 2.19○ ●2) 2.16
2014.05.11GGP東京3) 2.31○ ●4) 2.28
2014.06.08日本選手権3) 2.20● ○1) 2.23
2014.09.29アジア大会5) 2.25○ ●11) 2.15
2014.10.20国体2) 2.21○ ●3) 2.21
2015.05.10GGP川崎5) 2.20● ○3) 2.28
2015.06.27日本選手権1) 2.26○ ●2) 2.26
2016.06.26日本選手権6) 2.20● ○1) 2.29
2017.05.03静岡国際3) 2.20● ○1) 2.25
2017.05.21GGP川崎4) 2.25● ○2) 2.30
2017.06.25日本選手権3) 2.20● ○1) 2.25
2017.07.01パリ記録なし● ○1) 2.25
2017.07.04ギュライ記念4) 2.26○ ●8) 2.20
2017.10.07国体2) 2.19● ○1) 2.22
2018.05.03静岡国際1) 2.28○ ●3) 2.20
2018.05.20GGP大阪1) 2.30○ ●4) 2.25
2018.06.24日本選手権2) 2.20● ○1) 2.25
2018.08.27アジア大会3) 2.24○ ●6) 2.24
2019.04.24アジア選手権3) 2.26● ○2) 2.29

---- 22勝 16勝 2引き分け----
                  

トータルでは、40回対戦し、戸邉が「22勝16敗2分け」と勝ち越し、自己ベストでも戸邉が5cm差をつけている。が、このところは、「勝ったり負けたり」を交互に繰り返している。

引き分けの2試合を含めて、7試合が「同記録」で「試技内容の差」で順位がついたものが5試合。

2人の競り合いで今後もどんどん記録を伸ばしていってもらいたい。


野口純正(国際陸上競技統計者協会[ATFS]会員)
写真提供:フォート・キシモト


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5月19日(日)
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