◎男子4×400mR決勝
4位 3分03秒24
・1走:ウォルシュ ジュリアン(富士通)
4位という結果は、悔しい思いもあるが、でも、今までのマイル(4×400mR)の状況を見てみると、進歩が感じられたレースだった。そこの部分はよかったと思う。
展開としては、1つ外側のアメリカにできるだけついていって、最後もタレずに行こうと思っていた。前半はけっこう自分の思ったように行けたのだが、後半で、やっぱりアメリカの選手は強いと感じた。そこは、これからどんどんつくり上げて、負けないようにしていきたい。
・2走:佐藤拳太郎(富士通)
反省点のほうが多いが、この結果を真摯に受け止めて、日本のマイルチームが世界の舞台で戦えるところまで来ているんだと思いたい。これからは日本が世界の舞台の常連になって、メダルを狙える位置で戦えるよう、頑張っていかなければと思う。
ウォルシュくんが接戦でもってきてくれたので、前の選手になんとか追いつこうとしたのだが、世界との距離は近いように思えて、僕個人にとってはまだ遠い位置にあるのだなということを少し感じてしまった。この距離を縮めていければ、日本チームのメダルも見えてくる。まずは、個人で世界を狙える位置を目指し、その上で、またマイルチームとしてメダルを取るというふうに、個人でレベルアップして、そしてマイルチームでレベルアップしていくことができれば、日本のマイルチームはもっと強くなれると思う。
・3走:北谷 直輝(東海大)
メダルが取れず悔しいが、ここ最近低迷していたマイルのチームが世界の決勝に残れたというのは自分にとっては嬉しいこと。その強くなったチームに自分がいるというのは、すごくいい経験になった。今後は、世界の決勝にしっかり残って、メダルを狙えるようなチームになっていけたらなと思う。
前の2人がすごくいい位置で持ってきてくれたので、前半くっついて最後で抜こうと思ったのだが、世界のスピード感が圧倒的に違うのと、自分の後半の弱さが出てしまった。今後は、後半を克服するために練習を積んで頑張りたいと思う。
・4走:若林康太(駿河台大)
先輩2人と後半の北谷くんがメダルを狙えるポジションで(バトンを)渡してくれたのに、そのチャンスをつかめなかったというのはすごく悔しいが、この経験を生かして、これからもっともっと頑張って、次にもしこの機会があったときに、しっかりチャンスがつかめる、そういう選手になりたいと思う。
前半もっと積極的に行って、距離を詰めなければいけなかったのだが、そこができなかった。最低限できなければいけなかったところがうまくできなかったので、最後に差されてしまったなと思うので、そこを修正したい。