▶「ダイヤモンドアスリート 第1回リーダーシッププログラムVol.2(第2部)」から
<振り返りワークの手順>
1)個人ワーク(5分):5期生はまず5分の制限時間内で、振り返りシートに、「今日のプログラムで学んだこと、感じたこと」を記入する。対象は、1つめの「太田×為末」のセッションと、2つめの「朝原×為末」のセッション。この2つのセッションで、自分が何を学んで持ち帰るかを書き込んでいく。
2)グループワーク(10分):5分経ったところで、記入をいったん中断。5期生2人と修了生1~2名からなる3~4人の小グループに分かれる。
・小グループのなかで、5期生は、修了生の目線やアドバイスを借りながら、振り返りシートに追記していき、完成させる。
・修了生は、5期生の振り返りを、彼らの競技人生に役立つように引き出すべくサポートする。やってはいけないのは、価値観を押しつけたり誘導したりすること。5期生が、自分の言葉で「振り返りシート」が完成できるようにする。
3)発表(各自):グループごとに前に出て、5期生がそれぞれに、シートに記載した事柄のなかから1つ選び、「今日学んだこと」を発表していく。
個人ワーク、グループワークのあとに行われた発表では、
「マイナー競技だったフェンシングがオリンピックでメダルを取ったら、注目されるようになったという話から、メダルを取ることは人の意識を高める手段になることを実感した。将来、見ている人にすごいなと感じてもらえるようにしていきたいと思った」「主体的に行動するにも、1人ではできないということが心に残った。それとともに、自分の練習したいことや、自分の考えをきちんと持ち、それをやっていくことが必要だと感じた」「太田さんのトップアスリートとしての心構えを聞いて、迷う時間があったらすぐに行動に移すようにしようと思った」「朝原さんの話を聞いて、海外に行く場合、コーチ選択はかなり重要と感じた。また、日本で自分のやってきたことを違う目線から見ることができるとわかったので、海外遠征などにも積極的に臨んで、自分の視野を広げていきたい」「お二方の話を聞いて、主体性が大事だなと感じた。自分がどうなりたいか、そのために何をすべきかを、主体性をもって考えて行動していこうと思った」「セカンドキャリアについての話がすごく印象に残った。アスリート同士の内輪だけのつながりだけでなく、外部との接触を図ることが、今後のセカンドキャリアにおいてすごく重要と聞いて、もっと外にも目を向けていきたいと思った。動ける若いうちにしっかり動いたほうがいいなと思った」というような感想が、述べられていました。
すべてのプログラムを終えて、坂井さんは、「最後の発表は、もう少し苦労するかと思ったが、皆さん、それぞれに、想像していたよりもずっとうまくできた。スタートとしては、よくできていたと思う」と評価。その一方で、「全4回のプログラムの最終的には、自分の学んだことをただ発表するのではなく、自分が学んだり気づいたりしたことを、相手の学びや気づきになるようなプレゼンテーションができるようになることを目指していく」と提示。「発表の際に何も持たず、聞いてくれる人たちの顔を見ながら、“僕(私)は、あのときの、ああいう話にすごく響いた。なぜなら…”と話ができるように、これから徐々にハードルを上げていきたい」と今後の方向性を示し、第1回のリーダーシッププログラムは終了となりました。
取材・構成:児玉育美/JAAFメディアチーム
写真提供:フォート・キシモト
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【振り返り】
2つのトークセッションが終了したあとには、この日のプログラムについての「振り返り」が行われました。この振り返りでは、2016年から講義だけでなく、リーダーシッププログラム全体の司会や振り返りの進行役を務めている坂井伸一郎さん(株式会社ホープス代表取締役)が登壇して、以下の手順を説明。受講者たちは、第1回のプログラムで得た学びを最大にすべく、振り返りの作業を進めていきました。<振り返りワークの手順>
1)個人ワーク(5分):5期生はまず5分の制限時間内で、振り返りシートに、「今日のプログラムで学んだこと、感じたこと」を記入する。対象は、1つめの「太田×為末」のセッションと、2つめの「朝原×為末」のセッション。この2つのセッションで、自分が何を学んで持ち帰るかを書き込んでいく。
2)グループワーク(10分):5分経ったところで、記入をいったん中断。5期生2人と修了生1~2名からなる3~4人の小グループに分かれる。
・小グループのなかで、5期生は、修了生の目線やアドバイスを借りながら、振り返りシートに追記していき、完成させる。
・修了生は、5期生の振り返りを、彼らの競技人生に役立つように引き出すべくサポートする。やってはいけないのは、価値観を押しつけたり誘導したりすること。5期生が、自分の言葉で「振り返りシート」が完成できるようにする。
3)発表(各自):グループごとに前に出て、5期生がそれぞれに、シートに記載した事柄のなかから1つ選び、「今日学んだこと」を発表していく。
個人ワーク、グループワークのあとに行われた発表では、
「マイナー競技だったフェンシングがオリンピックでメダルを取ったら、注目されるようになったという話から、メダルを取ることは人の意識を高める手段になることを実感した。将来、見ている人にすごいなと感じてもらえるようにしていきたいと思った」「主体的に行動するにも、1人ではできないということが心に残った。それとともに、自分の練習したいことや、自分の考えをきちんと持ち、それをやっていくことが必要だと感じた」「太田さんのトップアスリートとしての心構えを聞いて、迷う時間があったらすぐに行動に移すようにしようと思った」「朝原さんの話を聞いて、海外に行く場合、コーチ選択はかなり重要と感じた。また、日本で自分のやってきたことを違う目線から見ることができるとわかったので、海外遠征などにも積極的に臨んで、自分の視野を広げていきたい」「お二方の話を聞いて、主体性が大事だなと感じた。自分がどうなりたいか、そのために何をすべきかを、主体性をもって考えて行動していこうと思った」「セカンドキャリアについての話がすごく印象に残った。アスリート同士の内輪だけのつながりだけでなく、外部との接触を図ることが、今後のセカンドキャリアにおいてすごく重要と聞いて、もっと外にも目を向けていきたいと思った。動ける若いうちにしっかり動いたほうがいいなと思った」というような感想が、述べられていました。
すべてのプログラムを終えて、坂井さんは、「最後の発表は、もう少し苦労するかと思ったが、皆さん、それぞれに、想像していたよりもずっとうまくできた。スタートとしては、よくできていたと思う」と評価。その一方で、「全4回のプログラムの最終的には、自分の学んだことをただ発表するのではなく、自分が学んだり気づいたりしたことを、相手の学びや気づきになるようなプレゼンテーションができるようになることを目指していく」と提示。「発表の際に何も持たず、聞いてくれる人たちの顔を見ながら、“僕(私)は、あのときの、ああいう話にすごく響いた。なぜなら…”と話ができるように、これから徐々にハードルを上げていきたい」と今後の方向性を示し、第1回のリーダーシッププログラムは終了となりました。
取材・構成:児玉育美/JAAFメディアチーム
写真提供:フォート・キシモト
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