2017.12.20(水)イベント

「日本陸連アスレティックス・アワード2017」を開催! 各賞の受賞者とコメントをご紹介


日本陸連の年間表彰セレモニー「アスレティックス・アワード2017」を2017年12月19日(火)に開催いたしました。
今年で11回目を迎えるセレモニーは、日本陸上競技選手権大会の優勝者の栄誉を称えるとともに、国内外の大会での活躍が顕著な競技者や陸上競技を通じて社会に貢献した競技者・関係者を表彰します。
アスレティック・アワード受賞者 2016 2015 2014 2013 2012 2011

日本陸上競技連盟会長
横川 浩による主催者代表挨拶


 

受賞者一覧

アスリート・オブ・ザ・イヤー
第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン) 男子50km競歩 銀メダル
荒井広宙(自衛隊体育学校)
優秀選手賞
多田修平(関西学院大学)/飯塚翔太(ミズノ)/桐生祥秀(東洋大学)/藤光謙司(ゼンリン)/ケンブリッジ飛鳥(Nike)
第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン) 男子4×100mリレー 銅メダル
サニブラウン アブデルハキーム(東京陸協)
第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン) 男子200m 7位
新人賞
多田修平(関西学院大学) ※東京運動記者クラブ選出 男子
第101回日本陸上競技選手権大会男子100mで2位、第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン) 男子100m準決勝進出、4×100mリレー銅メダル獲得
安藤友香(スズキ浜松AC) ※東京運動記者クラブ選出 女子
3月の名古屋ウィメンズマラソン2017で初マラソン日本最高、日本歴代でも4位の好記録2時間21分36秒 をマーク
小林快(ビックカメラ) ※日本陸上競技連盟選出
第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン)男子50km競歩 銅メダル
特別賞
桐生祥秀(東洋大学)
2017年9月9日、福井県・福井運動公園陸上競技場で開催された第86回日本学生陸上競技対校選手権大会の男子100mにおいて、日本人選手初の9秒台、9秒98を樹立


受賞選手コメント

アスリート・オブ・ザ・イヤー:
第16回世界陸上競技選手権大会(2017/ロンドン) 男子50km競歩 銀メダル

荒井広宙(自衛隊体育学校)
「本日は、アスリート・オブ・ザ・イヤーに選んでいただきまして、誠にありがとうございます。
このような素晴らしい賞を受賞することができて、本当に光栄な気持ちでいっぱいですし、何より日ごろから応援してくださっている日本陸上競技連盟をはじめ、たくさんのファンの皆さまに感謝の気持ちを申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
ロンドン世界選手権を思い出してみると、個人でメダルを取ったことも、とてもよかったと思うのですが、何よりも50kmに出場した3人全員が5位以内に入賞したという、このことが一番、私には嬉しかったです。3位は先ほども紹介したビックカメラの小林快選手、そして、5位には愛知製鋼の丸尾知司選手が入りました。個人1人が強いのではなくて、今の日本の競歩は誰が出ても強いぞということを証明できたのではないかと思います。
今後は、2020年の東京オリンピックに向けて、準備が進んでいくと思います。私自身も東京オリンピックで最高の結果を残せるように、日々精進をしていきたいと思います。
競歩という種目は、まだまだ陸上競技のなかでは競技人口が少なく、マイナーな部類に入ると思うのですが、もっともっと競歩を盛り上げることで、それが陸上競技の発展に繋がり、さらに日本のスポーツ界が充実していけるよう、私自身の力は少ないですが、全力を尽くして頑張っていきたいと思います。本日は誠にありがとうございました。」


優秀選手賞:多田修平(関西学院大学)
「新人賞に続き、優秀選手賞をいただきまして、本当にありがとうございます。僕は、世界陸上初出場で、リレーで初めて銅メダルを取れました。本当に良い経験として、今、練習に励めています。この銅メダルを取ったことで慢心したところもあったのですが、その慢心を捨てて、メダリストとして、自覚を持って頑張っていきたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いします。」


優秀選手賞:飯塚翔太(ミズノ)
「本日は優秀選手賞をいただきました。ありがとうございます。
陸上界で短距離はすごく盛り上がっていて、取り上げていただくことが増えたり、会場にお越しくださるファンの方々が増えたりと、本当に盛り上がっています。そして、このレベルの高い短距離の中で陸上をやれていることがすごく楽しいですし、やりがいもあって嬉しいです。
2020年に向かって、短距離だけでなく、みんなと一緒に頑張って、刺激し合って、陸上界みんなで頑張っていきたいと思っていますし、僕も2020年に向かってやっていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。今日はありがとうございます。」


優秀選手賞:桐生祥秀(東洋大学)
「特別賞、プラス優秀選手賞をいただき、本当ありがとうございます。去年のリオオリンピックに続き、リレーで2つめのメダルを取れて本当に嬉しいです。このメンバーは最高で、本当に仲もいいですし、メンバーの仲が良かったからこそ、またメダルも取れたのだと思います。
2020年東京オリンピックに向けては、このメンバーかもしれませんし、違う人がリレーメンバーになるかもしれませんが、日本チームみんなで、仲良くやっていくところはやっていき、勝負するところは勝負して、そのなかで僕たちも、お客さんも、関係者の皆さんも、楽しんでもらえる陸上競技をしたいと思います。これからも盛り上がっていきたいと思うので、応援のほど、よろしくお願いします。」


優秀選手賞:藤光謙司(ゼンリン)
「本日は、このような素晴らしい賞を本当にありがとうございます。僕自身は、2009年からリレーメンバーとして携わっていて、世界陸上は4回目の出場でした。今回、このような形で銅メダルを獲得することができて、本当に嬉しく思っています。
去年に続いてメダルを取れたということは、短距離チームにとって非常に自信になりましたし、僕自身としては、去年はリザーブという形で関わり、今年に関しては自分がメンバーとして走ったということで、その2つを経験できたことは、とても大きな経験に繋がったと思います。
先ほど、飯塚くんの話にもありましたが、今、陸上界が盛り上がっています。これだけ陸上が注目されている時代は今までなかったのではないかと思いますので、僕自身、陸上を盛り上げる活動を積極的にやっていきたいと思います。子どもたちが将来の夢を「ユーチューバー」と言うのではなく、「陸上選手になりたい」と思ってもらえるような環境をつくっていけるよう頑張っていきたいと思いますので、応援していただければ嬉しいです。本日はありがとうございました。」


優秀選手賞:ケンブリッジ飛鳥(Nike) ※欠席のためコメントなし



優秀選手賞:サニブラウン アブデルハキーム(東京陸協)
「優秀選手賞をいただき、とても嬉しいですし、このたびはご招待いただき、ありがとうございました。今年のロンドン世界陸上では、いい結果は出せたものの、自分の満足いく結果までは行くことができなかったので、この結果や学んだ経験を糧にして、来年や再来年、東京オリンピックに向けて、日々精進していきたいと思います。応援のほど、よろしくお願いします。」



新人賞:多田修平(関西学院大学) 東京運動記者クラブ選出 男子
「最初に、このような素晴らしいしい新人賞をいただき、本当にありがとうございます。僕にとって今年は本当に飛躍の年で、嬉しい場面もあれば、悔しい場面もあったという、そういう1年でした。このような結果を残せたのも、皆さんの支援やご声援があったからこそだと思います。
僕の最大の目標は東京五輪の個人種目でメダルを獲得することなのですが、まず来年、アジア大会があるので、アジア大会でタイトルを獲得して、そして日本新記録を100mでマークして、頑張っていきたいと思っています。本日は、本当にありがとうございました。」


新人賞:安藤友香(スズキ浜松AC) 東京運動記者クラブ選出 女子
「本日はこのような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。今年の夏に行われた世界陸上ロンドン大会では思うような結果ができず、大変悔しい思いをしました。ですが、とても貴重な経験をさせていただきましたので、この悔しさを糧に2020年東京オリンピックに向けて、日々精進していきたいと思います。今後とも応援のほど、よろしくお願いします。本日はどうもありがとうございました。」


新人賞:小林快(ビックカメラ) 日本陸上競技連盟選出
「本日は、新人賞をいただき、誠にありがとうございます。
世界陸上で銅メダルを獲得できたのも、そしてこの賞を獲得できたのも、本当に皆さまのご支援、ご声援のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
50km競歩は、一度オリンピックの種目から除外されるかもしれないという話がありまして、そのときにも本当にたくさんの方々に署名をいただきました。おかげさまで、まずは東京オリンピックまでは50km競歩の存続が決まったので、2020年東京を目指して頑張っていきたいと思っています。
新人賞は、今後の活躍が期待される選手に贈られる賞だと聞きました。今年で終わることなく、2018年、2019年と一歩一歩着実に成長していって、そして2020年を迎えられればと思っています。これからもよろしくお願いします。」



特別賞:桐生祥秀(東洋大学)
「本日はこのような素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
今年は、本当に良かった部分もあるのですが、やはり悔しい思いが多かった1年だったと思います。タイム的にはいいところまできましたが、世界の舞台ではまだまだ活躍することができていません。個人として、強い部分もあったり弱い部分もあったりするところがあるのですが、そのことが、2017年によくわかった点であり、また、2018年に取り組むべき改善点だと思います。
速さと強さのある選手になりたいので、これからも応援のほど、よろしくお願いします。本日はありがとうございました。」


写真提供:フォート・キシモト

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