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2023.01.25(水)

【JMCシリーズ第3戦】第42回大阪国際女子マラソン展望~コースリニューアルの浪花路で、佐藤、上杉らJMCシリーズⅡ女王の座を狙う!~



ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(JMCシリーズ)」のグレード1レースとなる「第42回大阪国際女子マラソン」が1月29日、ヤンマーフィールド長居を発着する新コースで行われる。今大会から採用される新コースは、道頓堀橋南詰での折り返しポイントがなくなり、減速せずにスムーズに走れるため、従来のコースに比べて好記録が出やすくなった。先日のヒューストンマラソンで18年ぶりの19分台を記録した新谷仁美に続く、2時間20分切りの高速レースにも期待が高まる。 

▼新コースに関して
https://www.osaka-marathon.jp/course/course_announce/index.html

この大会は、JMCシリーズでもっともグレードの高い「グレード1(G1)」レースに指定されており、JMCシリーズⅡでチャンピオン(第106回日本選手権者)になると、今年8月に開催されるブダペスト世界選手権の日本代表に内定する。

また、2024年パリ五輪マラソン代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権獲得も懸かっており、2時間28分以内で日本人1位~3位・もしくは2時間27分以内で日本人4~6位となるか、順位にかかわらず2時間24分以内でフィニッシュするか、対象レース2本の平均タイムが2時間28分以内のワイルドカードの条件をクリアすればMGC出場権獲得者(ファイナリスト)となる。

今大会は、すでにMGC出場権を獲得している選手が5名エントリーしており、ファイナリストも含め日本人上位6位以内に入り、設定記録をクリアして、新たなファイナリストの仲間入りを果たす選手が現れるか。

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◆高ポイントを保有する佐藤、上杉らが、JMCシリーズ初制覇へ!

今大会は、JMCシリーズⅡの第2期(22年4月から23年3月)期間内で、女子3戦目のポイント対象大会となる。シリーズⅡ第1期(21年11月から22年3月)と合わせて対象大会3レースを完走することがランクインの条件となっていることから、今大会が対象3レース目となる佐藤早也加(積水化学)、上杉真穂(スターツ)らすでに高ポイントを獲得している選手は、このレースで記録を残せばシリーズⅡのランキング上位へ入る可能性がある。

なかでもシリーズ初制覇を狙うのが、前回の大阪国際女子マラソンで6位(2時間24分47秒)に入った佐藤だ。シリーズⅡ第1期の対象試合となる前回大会で1210ポイントと、パリ五輪日本代表選考レースのMGC出場権を獲得。さらに自己ベストの2時間22分13秒で9位に入ったベルリンマラソンで1211ポイントを加算し、JMCシリーズⅡ期間内で2421ポイントを保有している。

シリーズⅡにおける現在トップは2351ポイントの川内理江(大塚製薬)であるため、佐藤は今大会で記録を残せば、すでに獲得している2421ポイントが認められてランキングトップに浮上する。そのまま3月までランキングトップを守れば、第106回日本選手権者となり、ブダペスト世界選手権の日本代表に内定する。

佐藤は2020年の名古屋ウィメンズマラソンで初めてマラソンに挑戦し、2時間23分27秒と初マラソンの記録としては当時の女子日本歴代6位にランクインした。今大会は10月に開催されるMGCに向けて収穫を得るとともに、すでに派遣設定記録(2時間23分18秒)をクリアしているブダペスト世界選手権の代表内定を懸けてくるだろう。

その佐藤を僅差で追うのが、前回の大阪国際女子マラソンで自己ベストの2時間22分29秒を出して2位に入った上杉だ。同大会で1258ポイントを獲得し、MGCファイナリストの仲間入りを果たすと、昨秋のニューヨークシティーマラソンでは1104ポイントを加算した。上杉も今大会で完走すれば保有している2362ポイントが認められ、現在トップの川内を上回ることになり、佐藤の結果次第では上杉がシリーズ初制覇となる可能性もある。さらに今大会で1164ポイント以上を獲得して佐藤を上回れば、JMCシリーズⅡで逆転チャンピオンも可能だ。

自己ベストを出した前回の大阪国際女子マラソンではオレゴン世界選手権の派遣設定記録をクリアしたが、代表には選出されなかった。今大会、上杉は世界選手権の代表争いに再挑戦するためにも、記録面ではブダペスト世界選手権の派遣設定記録2時間23分18秒を切りたいところだろう。

◆ファイナリストの安藤、岩出ら注目ランナーが多数エントリー

ほかにも冬の浪花路には、注目ランナーが多数エントリーしている。

MGC出場権を獲得しているエントリー選手のなかで、自己記録がもっとも高いのは、2017年の名古屋ウィメンズマラソンで2時間21分36秒を出した安藤友香(ワコール)だ。安藤はこの17年名古屋ウィメンズマラソンが初マラソンで、この記録は当時の日本歴代4位(現在は同7位)、初マラソンの女子日本歴代最高記録となった。

21年には東京五輪10000mに出場し、32分40秒77で22位。マラソンでは17年ロンドン世界選手権(17位)にも出場しており、今大会は6年ぶりの自己ベスト(2時間21分36秒)更新を狙ってくるだろう。

市民ランナーとして初めてMGC出場権を獲得した山口は、シリーズⅡにおいて2329ポイントが有効となり、現在2位にランクインしている。昨年は4本のフルマラソンと2本のハーフマラソンなどに出場。8月の北海道マラソンでは2時間29分52秒で初優勝し、MGC出場権を獲得した。山口がJMCシリーズⅡの逆転優勝を狙うには、今大会で1148ポイント以上を獲得して、さらに同レースに出場する佐藤や上杉らを上回ることが条件となるが、その可能性も十分に残されている。

前回の大阪国際女子マラソン、昨年3月の名古屋ウィメンズと続けて2時間27分台をマークし、MGC出場権を獲得している岩出玲亜(デンソー)もJMCシリーズⅡで2352ポイントを保有。今大会で記録を残せば、ランキング上位へ浮上してくる。岩出は昨秋よりデンソーに所属しており、同所属では今大会が初マラソンとなる。自己ベストは19年の名古屋ウィメンズで出した2時間23分52秒。自己ベストの更新を視野に入れながら、JMCシリーズ初制覇へ向けて、佐藤のポイントを上回る1245ポイント以上の獲得も狙いたいところだ。

出産を経て4年ぶりのマラソンに挑むのが、前田彩里(ダイハツ)だ。14年の大阪国際女子マラソンが初マラソンで、2時間26分46秒と当時の日本学生記録(現在は同2位)を樹立。自己ベストは翌年の名古屋ウィメンズマラソンでマークした2時間22分48秒で、4年ぶりのフルマラソンでどのような走りを見せてくれるか楽しみにしたい。

ペースメーカーは、17年ロンドンと19年ドーハの世界選手権で代表に選出され、昨年から積水化学に所属する鍋島莉奈や、昨年末の防府読売マラソンで優勝した渡邉桃子(天満屋)らが務める。

新たなコースで浪花路を駆ける「第42回大阪国際女子マラソン」は、1月29日(日)12時15分にヤンマーフィールド長居にて号砲が鳴る。


~オンエア情報~

・TV放送:奥村組スポーツスペシャル 第42回大阪国際女子マラソン
1月29日(日)ひる12時00分~午後2時55分 カンテレ・フジテレビ系全国ネット

▼ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ 特設サイト
https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/

▼マラソングランドチャンピオンシップ 特設サイト
https://www.mgc42195.jp/

▼第42回大阪国際女子マラソン大会
https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1689/

▼第42回大阪国際女子マラソン大会 エントリーリスト
https://www.osaka-marathon.jp/runner/invited-athletes/index.html

クレジット:フォートキシモト・アフロスポーツ

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