2024.08.07(水)
【パリオリンピック】男子走高跳予選:赤松、シーズンベスト2m27で決勝進出! 真野は予選B組11位
Day7:8月7日(水)
パリオリンピック陸上競技は7日目の8月7日、パリ近郊にあるサン・ドニのスタッド・ド・フランスで行われたモーニングセッションでは、男子走高跳の予選から競技が始まりました。この種目には、2022年世界選手権入賞の真野友博選手(九電工)と、2023年世界選手権入賞の赤松諒一選手(SEIBU PRINCE)の2人が出場。赤松選手がA組、真野選手はB組に入っての試技となりました。
予選通過記録は2m29に設定されていたものの、2m27を終えた段階で、決勝進出ラインとなる記録上位者12名が絞られる形となりました。赤松選手は、今季自己最高記録でもあった2m27を2回目にクリア。A組4位、全体では5位で、決勝進出を果たしました。真野選手は2m20を3回目にクリアしてB組11位、全体では23位タイで競技を終えました。
各選手のコメントは、以下の通りです。
男子走高跳 予選
赤松諒一(SEIBU PRINCE)
A組4位 2m27 =今季自己最高記録、決勝進出歓声がすごくて、「めちゃくちゃ応援されているな」という感じで、楽しく跳ぶことができた。今日は、最初のほうはちょっと調子が悪かったのだが、だんだんこの堅い走路に慣れて、(2m)27は踏み切りが合ってきた。うまく跳ぶことができて、よかったなと思う。
決勝では、予選以上のパフォーマンスを見せて、去年の(ブダペスト)世界陸上の記録と順位(2m25・8位)を上回る結果を目指したい。
真野友博(九電工)
B組11位 2m20初めてのオリンピックだが、世界選手権とは(雰囲気が)また違っていて大盛り上がりだった。こういった素晴しい舞台で競技ができてよかった。
<2m20は3回目での成功だったが、の投げかけに>
今日は、全部(の試技)を1発でクリアしたいと思っていた。ただ、(3回目に跳んだ2m20は)しっかりと修正して、自分のいい跳躍ができた。そういうところはよかったかなと思う。
オリンピックは、4年に1度の大舞台。いろいろな人の支えがあって、この舞台に立てている。そういった人々へ感謝するとともに、そういうところで競技できた自分を誇りに思いたい。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真:フォート・キシモト/アフロスポーツ