2023.08.17(木)大会

【ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023】新たな一歩を踏み出したDCシリーズ全5大会が終了!~大会報告その②~




>>大会報告その①はこちら


◆【現地観戦とLIVE視聴の2本柱の確立】 ~「みる」人に向けたチャレンジ~

残念ながら後半2戦は雨の中になってしまいましたが、本年度は4年ぶりに全く制限なく5大会延べ2,000人の方々に現地で観戦していただけました。士別大会ではより間近でレースの迫力を味わってもらおうと、昨年に引き続きインフィールド観戦を実施し、深川大会では4年ぶりに屋台を競技場内に入れ、地域の皆さまの平日夕方の憩いの場をセッティングするなど各大会の特色を活かした取り組みにチャレンジいたしました。また、Tシャツやトートバックなどの現地でしか購入できない記念グッズの販売(https://www.jaaf.or.jp/news/article/18418/)も5大会全てで行いました。
一方、本年で4年目となる本格的なLIVE配信も、網走大会の18.4万回を最高に、5大会でアーカイブ視聴数が現時点(8/3)で60万回を越えるコンテンツになっています。特に初戦の士別大会では、大会翌日に10万回視聴を超えるなど、全国のホクレン・ディスタンスチャレンジファンの方々が河野ディレクターとМ高史氏のダブルMCによるLIVE配信を待ち望んでくれていた様子が強く感じられました。
以上のことから、本シリーズにおける現地観戦とLIVE観戦という「みる人」の関わり方の2本柱が確立されたと言って良いと思います。今回はクラウドファンディングという形で、観戦者、視聴者の方々に「皆さんと一緒にホクレン・ディスタンスチャレンジを創っている」という気持ちを共有させていただきましたが、来年度は更に「現地観戦」と「LIVE観戦」という2本柱それぞれの「みる人」が、私たちも一緒にこの大会を創っているんだという実感がより得られる機会の提供に向けて、現地観戦の皆さまには、応援を通して選手の記録更新に貢献できる仕掛けやLIVE配信の視聴者には、より画面から視聴者の皆さまの声援が選手に届くような仕掛け、現地観戦の雰囲気を少しでも味わいながら視聴できる仕掛けなどにチャレンジしていきたいと思います。
>>ライブ配信アーカイブはこちら(https://www.jaaf.or.jp/distance/



◆【審判の負担を減らす】 ~「ささえる」人に向けたチャレンジ~

本年もメイン協賛のホクレン農業協同組合連合会、協力のデサントジャパン株式会社、100社を超える看板スポンサーをはじめとする多くの「ホクレンファミリー(https://www.jaaf.or.jp/distance/2023/sponsors/)」に支えられて無事開催することが出来ました。中でも、本シリーズ開催の意義をご理解いただき、開催にご尽力いただいた北海道陸上競技協会、開催地自治体および地域陸上競技協会をはじめとする関係者の皆さまに改めてお礼申し上げます。開催自治体への感謝の気持ちを込めて、本年度は開催5地域に関連する看板をフィールド中央に設置させていただきました。来年度は、更にスポンサーの皆さまにとっての大会の価値を高めて行くことにチャレンジしていきたいと思います。
また、延べ54名のペースメーカー(https://www.jaaf.or.jp/news/article/18382/)の皆さんの献身的な働きにも感謝いたします。電子ペーサーを導入したとはいえペースメーカーの存在は、参加選手の安心感につながっていると感じます。その貢献に少しでもこたえられるよう環境設定を進めていきたいと思います。
そして、本年は7年振りにビブスナンバーと腰ナンバーをレーンナンバーに統一致しました。参加選手を出来るだけ良い条件で走らせてあげたいという強化スタッフのリクエストに照明の光量が少ない中、審判運営の皆さまには対応していただいていましたが、写真判定に限界がきている状況となったための変更となりました。大きな混乱も日没後の種目に写真判定ミスもなく、審判の皆さまにも高評価であったため、来年以降も継続していきたいと思います。審判運営の皆さまとともに創っていく大会ですので、今後も可能な限り審判運営の負担を減らすチャレンジも進めていきたいと思います。



◆【クラウドファンディング】 ~「する人」、「みる人」、「ささえる人」を繋ぐチャレンジ~

本年、電子ペーサー導入を目指したクラウドファンディング(https://www.jaaf.or.jp/news/article/18640/)を実施させていただきました。「する人」は自身の記録挑戦の環境向上のために、「みる人」は選手に少しでも良い環境で記録挑戦をさせてあげるために、「ささえる人」は自分たちの地域で開催される大会に参加する選手の記録挑戦の環境を少しでも高めるためにというそれぞれの価値観によっての参加ですが、結果的には、クラウドファンディングという共通プラットフォームを通して「する人」⇔「みる人」⇔「ささえる人」が電子ペーサー導入によるホクレン・ディスタンスチャレンジの価値向上という共通目的のもとで繋がることができたのではないかと感じています。
このクラウドファンディングを通してホクレン・ディスタンスチャレンジは「する人」、「みる人」、「ささえる人」全員で創り上げていく大会なのだということを大きくアピールすることができたと同時に、全ての関係者のパワーを集約し、現場の想いを実現していく手作りの大会であることを、全ての関係者が改めて実感できたのではないでしょうか。
ホクレン・ディスタンスチャレンジは、昨年の20周年記念を節目に、新たな10年に向けて新たな一歩踏み出しました。このシリーズ開催に向けた関係者のパワーを落とすことなく、「する」、「みる」、「ささえる」全ての人にとっての価値のある大会を目指し、更なる努力、チャレンジを続けていきたいと思います。



(文:ホクレンDC実行委員会 木路修平/写真:アフロスポーツ)


ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023 大会情報

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