2023.06.02(金)大会

【第39回U20日本選手権大会】2日目優勝者コメント


【U20男子200m】
若菜敬(佐野高・栃木)

優勝
21秒18(+0.2)
決勝は、まずは勝つことを目指していました。フィニッシュの時には勝ったかどうかわかりませんでしたが、(名前が一番最初に)出た瞬間はうれしかったです。予選と同じように隣の清水壮さん(日本大)と競り合うレースを想像していて、イメージ通りの展開で走れました。予選の20秒78(+0.9/高校歴代8位、高2歴代3位)は狙っていたわけじゃなく、清水さんと競り合う中で持ち味を出そうと思って走った結果。自分にとっては意外なもの、競技場もいいし、天候も良かったので、そのお陰もあると思います。大きな大会ではこれまで4位が最高だったので、あまり実感はないです。でも、初めて優勝できて、これまで自分がやってきたことが正しかったんだと感じることができました。


【U20男子1500m】
尾熊迅斗(東京実高・東京)

優勝
3分47秒34=自己新
インターハイ予選の東京都大会はいい感じで優勝できたので、ここでも勝って、南関東大会につなげたいと思っていました。スタートから、ある程度自分の得意のペースになってくれて、同じ東京で競り合う選手たちがいる馴染みのある展開。ラストで人数も少なくなってきたので、いけると思いました。タイムはあまり狙っていなかったけど、自己ベスト(3分48秒58)を1秒以上更新できました。欲を言えば、もうちょっと出したかったですが、優勝できたのでよかったです。これからも南関東大会、インターハイと、目の前のレースを勝ち上がっていければと思います。



【U20男子3000m障害物】
柴田大地(中央大・学連)

優勝
8分55秒30=自己新
今季としては、これが最後のサンショーという位置づけで、来季に向けていい一歩を踏み出したいと思っていました。でも、天候もありますが目標の8分40秒を出せず、物足りない結果になってしまいました。スタート前に、藤原正和監督から「障害が見える位置でいこう」と言われていたのですが、スローペースで横に広がる展開になったので、外を回るよりは後半勝負に備えて少し後ろに下がりました。ラスト1周で4人になって、自分も余裕があったわけじゃないんですが、最後の水壕を並んで越えられれば勝てると思っていました。これからはチームの目標である学生駅伝3冠に貢献できるように、しっかりとメンバー争いに絡んでいきたいです。


【U20女子100m】
千葉安珠(常盤木学園高・宮城)

優勝
11秒86(+0.2)=自己新
自己新が出せたということは、自分の最大限のパフォーマンスが出せたということ。しかも、雨の中でそれを出せて、すごくうれしいです。雨でなければ、もっといいタイムを狙っていけると思います。前日の予選ではスタートからの1歩目で浮いてしまったので、それを改善することと、後半に力む課題が出ないようにすれば、タイムを出せると思って決勝に臨みました。大きな舞台の一番大事なところで課題が出てしまうともったいないので、とにかくフィニッシュの先にフィニッシュがあるという気持ちで、あせらないようにと走りました。



【U20女子400m】
中尾柚希(園田学園女子大・兵庫)

優勝
55秒22
優勝したいと思っていたので、良かったです。こんな大雨の中で走ったことはあまりないので、ちょっとビックリしましたが、ちゃんと走ることができました。ウォーミングアップで思った以上に身体が冷えたので、ちゃんと動いて準備をしました。これまで前半がうまく走れないことが課題でしたが、今日はしっかりと走れたと思います。でも、逆に後半が今一つだったので、トレーニングが必要だと感じました。高校(兵庫・園田学園高)もレベルの高いチームでしたが、大学はそれ以上。さらに上を目指していきたいと思うようになりました。これが全国大会初優勝。最後にきっちりと勝ち切れたことを忘れず、どんな場面でもしっかり走れる選手になっていきたいです。




【U20女子1500m】
川西みち(自由ケ丘高・福岡)

優勝
4分25秒08
これまで、インターハイ予選などで先輩たちにラストのスプリントで負けてきたので、いろんな展開を経験してラスト勝負につなげられるように取り組んできました。今回は雨なので、そんなにペースは速くならないと思っていたました。だから、ラストで勝負しよう、と。練習でも大雨の中でも慣れるようにやってきているので、冷静に走ることを心掛けていました。いかに冷静に走り、楽に後半につなげてラストに自分の力を思い切り出せるか。イメージ通りの走りができたと思います。こういう大きな大会で優勝できたことは、自分にプラスになります。タイムは納得いかないですが、もっと力をつけて、来年は日本選手権に出場できるように成長したいです。



文:月刊陸上競技編集部

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#頂点への挑戦
■第107回日本陸上競技選手権大会
開催日:2023年6月1日(木)~6月4日(日)
会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第107回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/107/

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