ゴールデンウィークに入り、日本グランプリシリーズやダイヤモンドリーグも開幕。
いよいよ国内外の陸上トラックシーズンが本格的になってきました。
5月21日(日)開催、セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜までもあと15日を切った中で、各種目どんな特徴があって「世界体感」できるのか、そのポイントをご紹介します!
第3回目は「中長距離」種目。
~チケット好評発売中!~
■お蔭様でセイコープレミアムシート・B席アスリート撮影会付きは完売いたしました。
ご購入いただいた皆様ありがとうございます。
■SS席、S席、A席、B席は引き続き販売中(先着)です。ご購入はお早めに!
>>チケット情報はこちらから
■お蔭様でセイコープレミアムシート・B席アスリート撮影会付きは完売いたしました。
ご購入いただいた皆様ありがとうございます。
■SS席、S席、A席、B席は引き続き販売中(先着)です。ご購入はお早めに!
>>チケット情報はこちらから
1500m - "駆け引きの限界"に挑戦するミドルディスタンスランナー
オレゴン2022世界選手権で3種目(800m・1500m・5000m)出場の田中希実(New Balance)がエントリーしている1500m等の中距離種目は「トラックの格闘技」と形容されます。それは、短距離・ハードル種目の「セパレートレーン(各選手が定められたレーンを走る)」とは異なり、800m以上の種目では「オープンレーン(好きなレーンを走る)」になることと関連しています。
もちろん、外側を好んで走る選手はいないため、スタート直後は皆1レーン側を目指して走ります。
また、先頭でペースメーカー役・風よけ役になることは避けたいので、先頭ではない絶妙な位置取りを目指します。
写真提供:フォート・キシモト
よって、同じ心理となった選手間の距離は非常に近くなり、特にスタート直後から最初のコーナーに入った150mほどは接触が多発します。
加えて、中距離種目はスピードが遅いわけでは決してない(1500mを3分45秒で走る場合、100m15秒平均になります)点が、「格闘技」と形容される所以です。
スタート直後の激しい位置取りとラストスパートに備えた位置取りをぜひ会場で体感してみてください!
>>女子1500m出場選手はこちら
3000m - "スピードと持久力の限界"に挑戦するロングディスタンスランナー
中学までは長距離種目として主流だが、高校~シニアの大会ではあまり馴染みのない3000m。今大会、男子では、オレゴン2022世界選手権日本代表で、昨年5000mで13分10秒69の日本歴代2位の記録をマークした遠藤日向(住友電工)や日本グランプリシリーズ金栗記念5000m・ゴールデンゲームズ10000m日本人1位の塩尻和也(富士通)、女子ではアスタナ2023アジア室内選手権3000m 3位の山本有真(積水化学)等、800m/1500mの中距離ランナーではなく、5000m~マラソンを主戦場にする長距離ランナーがエントリーしています。
長い距離をメインにしていることもあり、恐らくスタミナ面では問題ないはずですが、昨今の長距離にはスピードが不可欠な要素になっています。
写真提供:フォート・キシモト
特にトラック種目では、ラスト1周(400m)が短距離選手並みのペースまで上がることも珍しくありません。
長距離界を席巻しているアフリカ勢に対抗していくためにも、ラストの切り替えでどこまでペースアップできるか注目です。
3000m障害物 - "スタミナと技術の限界"に挑戦するスティープルチェイサー
今大会にも出場予定で、昨年ダイヤモンドリーグファイナル4位の成績をおさめた三浦龍司(順天堂大学)の活躍もあり、注目度が高まっている種目である3000m障害物(通称"サンショー")。※ちなみに3000m障害物の英語表記は"3000mSC"。"SC=Steeplechase"なので、見出しに記載しています。
3000mという長距離走でありながら、トラックに設置された5個の障害物を飛び越える必要があるタフな種目です。
短距離・ハードル編で紹介した400mハードルに近しい要素があるかもしれませんが、厳密に歩数云々している選手はいません。
ただ、ハードルと違うのは、"サンショー"の障害物はまず倒れることがありません。
写真提供:フォート・キシモト
よって、うまく越えなければ選手自身のケガにつながってしまう、非常に危険な種目でもあるのです。
加えて、やはり長距離走なので、終盤疲労との闘いは避けられません。
できるだけ少ないエネルギーで各障害物を越える技術が不可欠になってくるのです。
絶対に越えなければならない障害物を処理しながらも長距離を走り抜くタフな選手たちをぜひ会場で体感してみてください!
>>男子3000m障害物 出場選手はこちら
最終回は跳躍編です。乞うご期待!
~チケット好評発売中!~
■お蔭様でセイコープレミアムシート・B席アスリート撮影会付きは完売いたしました。
ご購入いただいた皆様ありがとうございます。
■SS席、S席、A席、B席は引き続き販売中(先着)です。ご購入はお早めに!
>>チケット情報はこちらから
■お蔭様でセイコープレミアムシート・B席アスリート撮影会付きは完売いたしました。
ご購入いただいた皆様ありがとうございます。
■SS席、S席、A席、B席は引き続き販売中(先着)です。ご購入はお早めに!
>>チケット情報はこちらから
<関連リンク>
▼もっと詳しく知りたい方へ~イラストで楽しむ陸上競技ガイド~https://www.jaaf.or.jp/guide/rule/
▼座席紹介① - SS席~スタンド席一番人気!決着の瞬間を見逃したくない人へ~
https://goldengrandprix-japan.com/2023/news/article/17831/
▼座席紹介② - S席~ホームストレートでスタート前の緊張感を味わいたい人へ~
https://goldengrandprix-japan.com/2023/news/article/17843/
▼座席紹介③ - A席~やり投・豪快な投擲と400m/400mハードル・心身の限界へ挑むロングスプリンターを堪能したい人へ~
https://goldengrandprix-japan.com/2023/news/article/17868/
▼【セイコーGGP来場者特典!】先着3,000名様に「着られるエコバッグ」プレゼント!~会場を黄色に染めて選手を応援しよう!~
https://goldengrandprix-japan.com/2023/news/article/17842/
関連ニュース
-
2023.06.30(金)
【HTTP in 横浜】実施レポート:横浜出身の薄田健太郎・矢澤航がキッズデカスロンチャレンジに登場!
イベント -
2023.05.24(水)
【セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜 大会レポート】初開催の日産スタジアムで世界王者カーリーが9秒台連発で快勝、泉谷は今季世界2位となる13秒07でV!
大会 -
2023.05.21(日)
【セイコーGGP】女子走幅跳2位 ブルック・ブッシュキュール(オーストラリア)コメント/Seiko Golden Grand Prix 2023 YOKOHAMA - Women's Long Jump 2nd Comment
選手 -
2023.05.21(日)
【セイコーGGP】女子やり投3位 ケルシー・リー・バーバー( オーストラリア)コメント/Seiko Golden Grand Prix 2023 YOKOHAMA - Women's Javelin Throw 3rd Comment
選手 -
2023.05.21(日)
【セイコーGGP】男子走幅跳優勝 吉田弘道(神崎陸協)コメント/Seiko Golden Grand Prix 2023 YOKOHAMA - Men's Long Jump Winner's Comment
選手