日本選手権 男子4×400mリレー
5位 東福岡高校 3分07秒81(日本高校新記録)
1走 庄籠大翔
ハイレベルなレースだったので、自分もかなり緊張していたが、練習通りの走りをして記録は高校新記録が出たということで、かなりうれしい。昨日の予選ではいつも通りの走りができていなかったが、(決勝では)自分の走りができていたと思うので、これからも続けていきたいと思う。
練習通りに走ることをいつも掲げているので、そこがみんなそれぞれできていたというのが一番の(高校新記録を出せた)要因だと思う。
自分はインターハイなどの全国大会で個人もリレーも優勝することが目標。
2走 渕上翔太
大学生がいる中でとてもハイレベルな戦いで、日本の最高峰の大会ということもあって、自分たちは挑戦者という意識を持っていたので、この記録が出たことはとてもうれしいし、このメンバーで走れてとても良かった。自分は第1集団に入ることをまず目標にしてやっていて、その第1集団に入れたことは良かったが、ラスト100mというところで抜け出せなかったのは自分の弱さだと思うし、改善していくべきだと感じた。
自分たちがやっているメニューの中で100m選手だったり400m選手だったり個々の違った能力というか、特技を生かした練習を一緒に行うことで、自分たちの足りない部分を補えると言うか、切磋琢磨して練習できたのが(高校新記録を出せた)要因かなと思う。
3年生の冨永先輩は抜けますが、来年もインターハイで優勝したりこの舞台であれば高校新であったり、先輩たちが作ってきてくださった結果に恥じないようにこれから頑張っていこうと思う。
3走 小坂洸樹
とてもハイレベルな大会で自分の持てる力をしっかり出し切って走ることができたが、まだまだ課題の残る走りだったのでこの走りを修正して来年につなげていきたいと思う。1、2走がすごくいい流れでバトンを持ってきてくれて、前を追うことができていい走りができたが、最後の100mで置いていかれてレベルの違いを感じさせられたので、それは来年までに修正して自分のところでラスト100mで抜け出せるように頑張っていきたいと思う。
みんな練習通りの走りができて、最高の状態で臨めたのが(高校新記録を出せた)要因かなと思う。
来年は自分たちの記録を大きく更新できるように練習に励んでいきたいと思う。
4走 冨永湧平
日本選手権という大きい舞台でしっかり持てる力を出し切ることができ、まだまだこの大会が最後ではないので、しっかり明日から気持ちを切り替えて一歩一歩臨んでいこうかなと思う。昨日の予選では前半が自分としては課題が残るようなレースで、今回の決勝ではその課題の前半の部分をしっかりつぶすことができて、持ち味の後半でも自分の持っている力を十分に発揮することができたので良かったと思う。
練習通りというのもありますけど、サポートの人だったり保護者だったりとそういうサポートのおかげもあって、この大会にまず立つことができていて、自分たちだけで戦ってきている訳ではないので、そこの部分もしっかり感謝しながらやっていけたらと思う。それで高校新記録という結果が出たので素直にうれしい。
2走の渕上が言ってくれた通り、今回がこのメンバーで走るのが最後となり、自分は大学でまた新しいスタートを切るので、後半たちが頑張るように自分が大学で通用するような選手になりたいと思う。
文:明大スポーツ新聞部
写真提供:フォート・キシモト