男子やり投 優勝 81m02
ディーン元気(ミズノ・兵庫)
2012年以来10年ぶりの優勝で、勝ててホッとしていることと、あとは10年勝っていなかったというか、負け続けたというか(笑)…ことは、長かったなという思いがある。そういった細かいフェイズに分けて思い返すと、本当に支えてくださった方々に感謝しないなと改めて思う。ここまで戻ってくることができて、こうやってパフォーマンスできたのは、支えてくれた方々の力がとにかく大きかったので。また、フィンランドに行き始めて3年目だが、3年目でようやく少しだけ実になってきたかなと思う部分もある。今日は、自分のなかでは大失敗という内容だった。そのなかで勝てたのは力がついたと評価することもできるが、今日の試合をしていると、世界陸上では戦えない。一応、僕のキャリアのなかで国際大会に出たなかで予選落ちはないので、しっかりと(予選を)通ることを意識しながら、ワールドランキングの結果待ちにはなるが、世界陸上に向けて頑張りたい。
今日は、独りよがりな投げになってしまったという感じ。やりから目を離してしまって、「やり投」じゃなかったと思う。(リリースしたときの)初速がちゃんと出ていたので、合えば、もっと記録を臨めるコンディションだっただけに、それができなかったことは悔しいが、まあ、「勝つことが大事」という気持ちもあった。今日、こういう感じの技術がダメという感覚は、試合のなかでしかわからないことで、それが学べたかなとも思うので、この失敗を次の成功に変えられるようにしたい。
2022/6/12 JAAFメディアチーム
ーー
その日、決まる。その日、始まる。
■第106回日本陸上競技選手権大会
開催日:2022年6月9日(木)~6月12日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第106回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/
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