2021.05.08(土)選手

【READY STEADY TOKYO】東京オリンピックテストイベント明日開催!/前日会見レポート


東京オリンピックのテストイベント「READY STEADY TOKYO-陸上競技」(以下、RST)が、ワールドアスレティックス(WA)が世界各国で実施している「WAコンチネンタルツアーゴールド」と併催する形で、5月9日に開催されます。5月8日午後、大会の前日記者会見が、会場となる国立競技場(東京)において行われました。新型コロナウイルス感染防止の観点から、オンラインでの実施となった会見には、WA コンチネンタルツアーゴールド種目として実施される男子100m、女子1500m、女子5000m、女子100mHに出場する桐生祥秀(日本生命)、田中希実(豊田自動織機TC)、新谷仁美(積水化学)、寺田明日香(ジャパンクリエイト)の4選手が出席。現在の状況や大会に向けての抱負などを述べました。
各選手の主なコメントは、以下の通りです。




【会見出席選手コメント】 ※掲載は、会見時の競技者紹介順

◎田中希実(豊田自動織機TC)エントリー:女子1500m

オリンピックのテスト大会ということで、オリンピックさながらの緊張感やワクワク感を持って臨みたい。ここは、去年も走らせていただいた場所(※8月に開催されたセイコーゴールデングランプリ:1500mで4分05秒27の日本新記録で優勝した)なので、去年のイメージも思い出しつつ走りたい。
私は、常に、自己ベストというものを目指している。明日も自己ベストを目指す走りがしたい。1500mの自己ベストとなると日本記録の更新になるわけだが、そこを見据えて堂々とした走りができたらなと思っていて、そこでしっかり走れることが、今後、オリンピックで権利を得ている5000m(※昨年12月の日本選手権女子5000mで代表に内定済み)でもしっかり走れることに繋がっていくのかなと考えている。
平均ペースで考えると(1周)65~66秒で押していけば(日本記録が出せる)と思うのだが、昨年走ったときは、無心になって走った結果、もともと思っていた以上にタイムを更新することができた。今回も無心になれるよう、当日は、タイムのことよりも集中力を高めていくことに、気持ちを持っていきたい。
(「今回、無観客での開催となったが、厳しい状況のなかで応援してくれる方々に対して、どういうレースを見せたいか」との問いに)それぞれの選手が、それぞれの力を出しきる姿を見せることしかできないかなと思っている。私も明日は、精いっぱい今ある力を出し尽くせればなと思っている。

◎新谷仁美(積水化学) エントリー:女子5000m

今後の10000mのためにも、世界で本当に勝負する意味でも、明日は日本記録(14分53秒22、2005年、福士加代子)を意識したペースで臨んでいきたい。
私たちアスリートは、(その)都度結果を出すということを大前提として競技に取り組んでいる。明日は、日本記録を意識するとともに、外国人選手も数名出場するので、その外国人選手、そして廣中璃梨佳さん(日本郵政グループ)や、ほかの日本人選手たちに、ラストでしっかり勝てるように、勝負のところも意識していきたい。
去年の9月の試合(全日本実業団)で、14分55秒83を出したときは、(1周)72(秒)台と71(秒)台で行って、最後に(ペースを)上げて出すことができた。(日本歴代2位であるこの記録を上回って)日本記録を出すという意味では、(1周)70~71秒のペースで押していくことが必要になる。また、私がいつも課題とするラストの走りについては、今回は、ありがたいことに外国人選手がいて、そういった選手が(ラストで)必ず出てくると思うので、そこを意識したい。前回は負けている(※自己記録をマークした全日本実業団では、外国人選手に次ぎ2位の結果だった)ので、今回は勝ちに行きたいと思っている。
(「今回、無観客での開催となったが、厳しい状況のなかで応援してくれる方々に対して、どういうレースを見せたいか」との問いに)スポーツに対して、ポジティブに思ってくださるという方がいるということは、当然ネガティブに思っている方もいるということ。私個人は、普段から応援してくれる人たちだけでなく、ネガティブに思っている方にも両方に寄り添えるような形で競技を進めていきたいと考えているし、競技だけで表現できない部分は、言葉でしっかりと自分の意思を持って述べていきたいと思っている。

◎桐生祥秀(日本生命) エントリー:男子100m

1週間前に試合をやって(4月29日:織田記念陸上、3位10秒30、+0.1)、そこでいろいろな課題が見つかった。今回の大会で、その課題を克服して、しっかりパワーアップしたところを見せたいと思う。
自分自身に集中して、自分自身の走りをすれば、それが結果に繋がると思う。明日は、そのことだけを考えて走りたい。
(ジャスティン・ガトリン選手と直接対決ができることのメリット、レースから感じ取りたいことは? との問いに対して)試合で金メダリストと走るのは久々となるが、相手が誰であろうと、まずは自分のレースをしっかりすることが結果に繋がると思っている。「誰と勝負する」ということについては考えずに、明日は自分の走りがしたい。
(「今回、無観客での開催となったが、厳しい状況のなかで応援してくれる方々に対して、どういうレースを見せたいか」との問いに)まずは明日、自分の走りの仕事をしっかりしたい。現状では、いろいろな考え方があると思うが、その答えとして、自分のなかできちんと形にすることができていないというのが正直なところである。自分自身の意見をしっかりと持つ必要はあると感じているが、今の段階では、まずはしっかりと走ること、1戦1戦をしっかりとやっていくしかないと思っている。

◎寺田明日香(ジャパンクリエイト)エントリー:女子100mH

まず、この大会にあたって、大変な状況のなか開催をしてくださった関係者の皆さまに、心から感謝を申し上げる。今大会に関しては、オリンピックと同じような動線や環境下で走ることができるので、いいタイムで走れたらいいなと思っている。
前回のレースでは日本記録を更新することができた(4月29日:織田記念陸上、優勝12秒96、+1.6)が、オリンピック参加標準記録の12秒84を突破することはできなかった。明日は、オリンピックと同じ会場であるこの国立競技場で、12秒84を切りたいと思っている。
前回のレースで日本記録を出したときには、娘と一緒にフォトセッションをする時間をいただけた。まず、そのことに、とても感謝している。今回は、(無観客開催のため、娘は来場せず)リモートでの応援となるが、記録をまた更新して、「ママ(だけ写真撮影してもらって)、ずるいな」と言ってもらえるような走りをしたいと思う。
(「今回、無観客での開催となったが、厳しい状況のなかで応援してくれる方々に対して、どういうレースを見せたいか」との問いに)現在、大変難しい状況下ではあるが、スポーツを通して、「目標を持って前に進む」ということが大切であることを伝えられたらいいなと思っている。また、未来の子どもたちに、憧れられる存在でありたいと思っているので、そういう頑張っている姿を見てもらえたら嬉しい。



RSTは、東京オリンピック本番と同様に、競技実施時間帯をモーニングセッションとイブニングセッションの2部に分け、オペレーション種目として実施する男女16種目と、WA コンチネンタルツアーゴールド種目として実施する男女17種目を1日で行うタイムテーブルが予定されています。WAコンチネンタルツアーゴールド種目はすべてイブニングセッションに、オペレーション種目は、一部の決勝を除いてモーニングセッションで行われることになっています。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて緊急事態宣言が発出されたことにより、残念ながら大会は、無観客での開催となりました。競技の模様は、TBS系全国ネットで生中継(18時30分~)されるほか、TBS番組ホームページ(https://www.tbs.co.jp/sports/rst-athletics/live1.html )において、11時25分から「TBSマルチストリーミング」の配信が予定されています。
また、日本陸連公式Twitter( https://twitter.com/jaaf_official )においても、随時、速報をご紹介の予定。ぜひ、オンラインを通じて、選手たちを応援くださいますようお願いいたします。大会に関する詳細は、日本陸連公式サイト( https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1623/ )でご確認ください。


文・写真:児玉育美(JAAFメディアチーム)

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