男子三段跳 16m54(+0.7)
池畠旭佳瑠(駿大AC・埼玉)
この前(2週間前)の全日本実業団で、全国優勝を初めてしたのだが、この日本選手権という一番デカい試合で、テッペンを取れたことをすごく嬉しく思う。今日は、16m台は外さずに出せたのだが、前半(3回)の出来栄えを考えると、後半3回の試技は、あまり満足のいくものではなかった。
特に、最後の1本を、本当は決めたかった。粘土板にちょっとかかったくらいなので、1cm出ていないくらいのファウルだったのだが、それで17m近いところに跳べていたので、そこで「まだ(記録を)出せる」「まだまだ行ける」という感覚になった。もしかしたら、日本一を取ったら嬉しくて(満足してしまい)、「うーん、この先(続けるか)どうかな」と考えるかもしれないと思っていたのだが、(ファウルに終わったことで)そんなことないな、と(笑)。悔しいままで日本一を取ることになったので、まだまだ来年行けるなと思っている。
こういう状況下で、日本選手権を開催してもらえたことについては、本当に感謝しかない。自分は学校で仕事をすることがたくさんあるので、開催にあたって関係する方々が本当に大変だろうなということがわかるだけに、そのなかでプレイさせてもらえることは本当に嬉しい。
2020/10/03 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会
開催日:2020年10月1日(木)~10月3日(土)会場:デンカビッグスワンスタジアム
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