日本陸上競技連盟は8月21日、理事会をオンラインにより開催しました。また、理事会終了後にはメディア向けのオンライン会見を行いました。
来年の東京オリンピックにつながる議案が4点、承認されました。
①第104回日本選手権長距離(12月4日、大阪)で実施される男子・女子5000m、10000m、3000m障害物は、この大会の優勝者がその時点までに東京オリンピックの参加標準記録を突破していれば、オリンピック日本代表として内定することが決まりました。
トラック&フィールド種目はワールドアスレティックスの規定により、今年4月6日~11月30日の記録がオリンピックの参加資格として認められませんが、12月のレースはオリンピックに直結します。本連盟の麻場一徳強化委員長は早期の代表内定を導入した背景について「12月の日本選手権の時点で高いパフォーマンスを発揮している競技者には、(オリンピックまで)十分な準備期間を取ってもらいたい」と説明しました。
▼第104回日本陸上競技選手権大会 長距離種目における東京2020オリンピック競技大会男女5000m・10000m・3000mSC日本代表選手内定について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/12752/
②これまでに各2人のオリンピック日本代表が決まっている男子50km競歩と女子20km競歩について、残り1枠の代表を決める選考要項が承認されました。それぞれ、第105回日本選手権50km競歩(来年4月開催見込み)、日本選手権20km競歩(来年2月21日、神戸)が最終選考会となります。
▼東京2020オリンピック競技大会競歩日本代表選手選考要項の改正について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/12752/
③来年5月に開催されるアジア選手権(中国・杭州)の代表選手選考方針が承認されました。今年の第104回日本選手権で優勝し東京オリンピックの参加標準記録を突破している選手を最優先に代表とするなど、選考の優先順位が決まりました。詳細な選考要項は、アジア陸上競技連盟から開催要項や出場資格に関する情報が発表され次第、決定します。
アジア選手権はワールドランキングの順位を高める上でも非常に重要な大会です。麻場強化委員長は「新戦力も含めて(オリンピック出場の)可能性がある競技者にはアジア選手権にも出場してもらい、オリンピックの出場枠をつかんでもらいたい」と期待しました。
▼杭州2021アジア陸上競技選手権大会日本代表選手選考方針について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/14004/
④来年の第105回日本選手権を、6月下旬に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催することが承認されました(混成競技、10000mなど一部種目は除く)。日本一を決めるだけでなく、東京オリンピック代表選考の最終競技会となることが見込まれる大会。熱い戦いが期待されます。
▼第105回日本陸上競技選手権大会(2021年)開催日程・開催会場について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/14003/
本連盟の2020年度補正予算も承認されました。経常収益9億7540万円、経常費用13億0176万円で、当期経常増減額はマイナス3億2635万円の赤字予算となります。年度当初の予算では、経常収益21億4090万円、経常費用25億3560万円となっていましたが、大幅に減額となりました。本連盟の尾縣貢専務理事は、新型コロナウイルスの影響により多くの大会や事業や、スポンサーによる収入などが大きな影響を受けたため、予算の規模も縮小を余儀なくされことを説明。本連盟主催競技会をはじめさまざまな事業において、経費の節減や事業規模の見直しなどを進めながら運営していく考えを示しました。
来年の東京オリンピックにつながる議案が4点、承認されました。
①第104回日本選手権長距離(12月4日、大阪)で実施される男子・女子5000m、10000m、3000m障害物は、この大会の優勝者がその時点までに東京オリンピックの参加標準記録を突破していれば、オリンピック日本代表として内定することが決まりました。
トラック&フィールド種目はワールドアスレティックスの規定により、今年4月6日~11月30日の記録がオリンピックの参加資格として認められませんが、12月のレースはオリンピックに直結します。本連盟の麻場一徳強化委員長は早期の代表内定を導入した背景について「12月の日本選手権の時点で高いパフォーマンスを発揮している競技者には、(オリンピックまで)十分な準備期間を取ってもらいたい」と説明しました。
▼第104回日本陸上競技選手権大会 長距離種目における東京2020オリンピック競技大会男女5000m・10000m・3000mSC日本代表選手内定について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/12752/
②これまでに各2人のオリンピック日本代表が決まっている男子50km競歩と女子20km競歩について、残り1枠の代表を決める選考要項が承認されました。それぞれ、第105回日本選手権50km競歩(来年4月開催見込み)、日本選手権20km競歩(来年2月21日、神戸)が最終選考会となります。
▼東京2020オリンピック競技大会競歩日本代表選手選考要項の改正について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/12752/
③来年5月に開催されるアジア選手権(中国・杭州)の代表選手選考方針が承認されました。今年の第104回日本選手権で優勝し東京オリンピックの参加標準記録を突破している選手を最優先に代表とするなど、選考の優先順位が決まりました。詳細な選考要項は、アジア陸上競技連盟から開催要項や出場資格に関する情報が発表され次第、決定します。
アジア選手権はワールドランキングの順位を高める上でも非常に重要な大会です。麻場強化委員長は「新戦力も含めて(オリンピック出場の)可能性がある競技者にはアジア選手権にも出場してもらい、オリンピックの出場枠をつかんでもらいたい」と期待しました。
▼杭州2021アジア陸上競技選手権大会日本代表選手選考方針について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/14004/
④来年の第105回日本選手権を、6月下旬に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催することが承認されました(混成競技、10000mなど一部種目は除く)。日本一を決めるだけでなく、東京オリンピック代表選考の最終競技会となることが見込まれる大会。熱い戦いが期待されます。
▼第105回日本陸上競技選手権大会(2021年)開催日程・開催会場について
https://www.jaaf.or.jp/news/article/14003/
本連盟の2020年度補正予算も承認されました。経常収益9億7540万円、経常費用13億0176万円で、当期経常増減額はマイナス3億2635万円の赤字予算となります。年度当初の予算では、経常収益21億4090万円、経常費用25億3560万円となっていましたが、大幅に減額となりました。本連盟の尾縣貢専務理事は、新型コロナウイルスの影響により多くの大会や事業や、スポンサーによる収入などが大きな影響を受けたため、予算の規模も縮小を余儀なくされことを説明。本連盟主催競技会をはじめさまざまな事業において、経費の節減や事業規模の見直しなどを進めながら運営していく考えを示しました。
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