2019.05.12(日)大会

【世界リレー横浜:1日目ハイライト】チームJAPAN、新設2種目で2位・3位!



IAAF世界リレー2019横浜大会が、5月11日、横浜市(神奈川県)の横浜国際総合競技場において行われました。競技は、今回から新たに導入された男女混合シャトルハードルリレーの予選からスタート。1日目は、この種目と、同じく今大会から新設された男女混合2×2×400mRの2種目で決勝が行われたほか、2日目に決勝が行われる男女4×400mR、男女4×100mR、男女混合4×400mRの予選が行われました。


 

◎チームジャパン、新設2種目で2位・3位!

大会第1日、15424名の観客が会場に訪れ、熱い声援が響き渡った横浜国際総合競技場で、日本に最初の“トップ3”をもたらしたのは、19歳と17歳のフレッシュコンビでした。今大会で初めて導入された男女混合2×2×400mR決勝で、塩見綾乃選手(立命館大)とクレイアーロン竜波選手(相洋高、ダイヤモンドアスリート)の2人が、3分38秒36で3位となったのです。2人の選手が交互に400mを2本走るこの種目。1・3走に入った塩見選手が57秒3、60秒4のラップ(大会速報用記録システムの表示による。以下、同じ)で回ると、2・4走を務めたクレイ選手は50秒6、50秒0のラップでカバー。ホームストレートで唯一、女子・男子の順でレースを進めていたケニア(フィニッシュののち失格)を抜いて順位を4位から3位に押し上げる好走を見せました。

大会最初の種目として実施された予選を突破し、最終種目と行われた決勝で2位となったのは、男女混合シャトルハードルリレーの4選手。この種目は、折り返す形でレースを行われるために、決勝に進出できるのは最大4チームとなります。当初、決勝には、日本のほかに、アメリカ、ジャマイカ、オーストラリアが進出していましたが、ジャマイカが予選のあと棄権したため3チームで行われることに。さらに、オーストラリアがフライングを犯して失格。レースは、日本と優勝候補の大本命と見られていたアメリカとの一騎打ちという形になりました。

日本は、第1走を務めた木村文子選手(エディオン)がアメリカとあまり差のない距離で第2走の高山峻野選手(ゼンリン)につなぐと、高山選手がアメリカをかわし、ややリードを奪って第3走の青木益未選手(七十七銀行)へ。青木選手は中盤で逆転されましたが、最後まで粘ってアンカーの金井大旺選手(ミズノ)に交替し、金井選手も大きく離されることなく食い下がり、54秒96で先着したアメリカに続いてフィニッシュ。予選でマークしていた56秒13を大幅に上回る55秒59の記録を叩き出しました。

 


◎男子4×400mRは、トータル3位の記録で決勝に進出

男子4×400mR予選は、3組2着+2の条件で行われました。予選2組に入った日本は、第1走のウォルシュ・ジュリアン選手(富士通)が好走。45秒3のラップをマークして、2走の井本佳伸選手(東海大、ダイヤモンドアスリート)にトップでバトンをつなぐと、井本選手(45秒8)、3走の佐藤拳太郎選手(富士通、45秒3)ともに首位をキープ。アンカーの若林康太選手(駿河台大)も46秒1の走りで、後続のベルギー、フランス以下を寄せつけず1着でフィニッシュしました。フィニッシュタイムの3分02秒55は、アジア選手権を制した際の3分02秒94を上回るシーズンベスト。1組1着のアメリカ(3分02秒06)、3組1着のトリニダード・トバゴ(3分02秒49)に続き、トータル3番手の記録で翌日に行われる決勝に進出し、上位10位までに与えられるドーハ世界選手権への出場権獲得を限りなく引き寄せました。決勝は、5月12日の19時37分にスタートします。

 


◎男子4×100mRはバトンミスで失格、女子4×100mRは決勝進出ならず

一方、男子4×400mRと明暗が分かれる形となってしまったのは、男子4×100mRでした。日本は、この種目での優勝を狙って、多田修平選手(住友電工)、山縣亮太選手(セイコー)、小池祐貴選手(住友電工)、桐生祥秀選手(日本生命)のオーダーで予選3組に臨みましたが、3~4走のバトンパスのところでミスが出て、アメリカ(38秒34)、中国(38秒51)に続く3着でのフィニッシュとなりました。レース直後に表示されていた38秒59のフィニッシュタイムでもトータル9位(8番目の記録は38秒51)であったため、この時点で決勝進出ならず。その後、正しくバトンの受け渡しがなされなかったとして失格となりました。




また、土井杏南選手(JAL)、山田美来選手(日本体育大学)、壹岐いちこ選手(立命館大)、三宅奈緒香選手(住友電工)のオーダーで臨んだ女子4×100mRは、3組2着+2の進出条件のなか予選1組に臨んで44秒24のシーズンベストをマークして4着でフィニッシュしましたが、全体で13番目の記録にとどまり、決勝には駒を進めることができませんでした。





 

◎男女混合4×400mRは決勝進出ならずも世界選手権出場権を獲得!

男女混合4×400mR予選3組では、日本は1走から伊東利来也選手(早稲田大)、青山聖佳選手(大阪成蹊 AC)、稲岡真由選手(RUN JOURNEY)、北谷直輝選手(東海大)の順でバトンをつなぎました。この組は1着のポーランドが3分15秒46の今季世界最高をマークするレベルの高い結果に。5着でフィニッシュした日本は、その時点で、3着2組+2の決勝進出条件からは外れてしまいましたが、この種目の日本最高となる3分19秒71をマークしたことで全体では11番目となり、上位12チームに与えられる世界選手権の出場権を手に入れました。

また、予選が行われた女子4×400mRには、青山聖佳選手(大阪成蹊 AC)、松本奈菜子選手(東邦銀行)、武石この実選手(東邦銀行)、岩田優奈選手(中央大)の走順で決勝進出を目指しましたが、3分31秒72で2組7着でのフィニッシュとなり決勝進出はかなわず。しかし、その後、3組目を1着でフィニッシュしていたウクライナが失格となったことにより、全体の16位に繰り上がり、翌日の18時52分から行われるB決勝に進出を果たしました。上位10チームに与えられるこの種目のドーハ世界選手権出場権獲得に向けて、望みをつなぐ形となりました。





最終日の5月12日は、18時31分の男子4×200mR予選から競技がスタート。B決勝が行われる男女4×400mR以降の7種目はすべて決勝種目となります。日本は、上位争いとドーハ世界選手権代表権獲得を懸けて挑む男子4×400mR決勝のほか、B決勝に臨む女子4×400mR、男女4×200mR(男子は予選・決勝、女子は決勝のみ)に出場します。

また、競技開始直前の18時からは、上位チームのドーピング違反が昨年末に確定したことで、3位から2位へと順位が繰り上がった2008年北京オリンピック男子4×100mRチームの銀メダル授与式が予定されており、この世界リレーの国内アンバサダーを務めている朝原宣治(大阪ガス)、末續慎吾(EAGLE RUN)、髙平慎士(富士通)、塚原直貴(富士通)の4氏に、国際陸連のセバスチャン・コー会長から、改めて銀メダルが贈られます。

大会に関する情報は、下記のサイトにおいて、ご覧になることができます。ぜひ、ご活用ください。

・組織委員会公式サイト
 https://iaafworldrelays.com/yokohama2019/ja/home-3/
・国際陸連公式サイト(世界リレー)
 https://www.iaaf.org/competitions/iaaf-world-relays
・チケット購入に関する情報
 https://iaafworldrelays.com/yokohama2019/ja/t_info-2/


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
写真提供:フォート・キシモト


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