愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開催中のU20・U18日本選手権は、10月20日に2日目の競技が行われ、U20男子円盤投で山下航生選手(市立岐阜商高3年・岐阜)が最終投てきで、自身がインターハイでマークした58m02を更新する58m38の高校新記録を樹立して、2連覇を果たしました。
山下選手の競技後のコメントは下記の通りです。
優勝
山下航生(市立岐阜商高3年・岐阜)
58m38 =高校新記録
自己ベストを出せたことは嬉しいが、ずっと言い続けてきた「60m」という記録を達成できなかった。また、試合内容もあまりいいほうではなく、最後しか投げられないという課題もずっとあるし、前半が弱いというのも変わらずあるなかでの結果。まだまだ行ける試合だったなという気持ちが強い。
今日は、1投目は円盤を引っ張る形になってしまいファウル。2投目は視線が落ちてしまって、投げることはできたけれど、あまり気持ちのよくない投げになってしまった(54m38)。その段階で、先生から「振り切りができていない」と言われたので、3投目は、形はぐちゃぐちゃだったけれど、振り切りだけを意識して投げた。これはファウルだったが、そこで「いい振り切りができたな」という感触がつかめて、4投目(54m66)あたりから振り切れるようになった。5投目に56m24まで伸ばして、最後に58m38まで行ったが、その6投目も、まだ行ける感じはある投てきだった。そこができていれば、もう少し記録は伸びてくれたのかなと思う。
この大会に向けては、調子は上がっていた。(優勝した)国体後から技術が固まってきて、56~57mくらいは安定して投げられる状態になっていた。結局、出すことはできなかったが、“一発がかかれば飛ぶような感じ”で(この大会を)迎えていた。
高校に入ったころは、円盤投は全く頭になく、3年目に砲丸投でインターハイ優勝を…と思っていたので、まさか円盤投でここまでくるとは思っていなかった。去年や一昨年と比べると、特に今季はメンタル面がすごく成長した年になったように思う。大きな舞台で結果が出せるようになったことは、とても大きな自信になった。
来季以降も、砲丸投と円盤投の両方をやっていく。今年の大きな試合での円盤投は、この大会が最後になるが、「高校記録を60m台にしたい」ということが自分の目標。チャンスがあれば、高校生のうちに記録を狙いたい。
文・写真:児玉育美/JAAFメディアチーム
山下選手の競技後のコメントは下記の通りです。
【新記録樹立者コメント】
◎U20男子円盤投
優勝山下航生(市立岐阜商高3年・岐阜)
58m38 =高校新記録
自己ベストを出せたことは嬉しいが、ずっと言い続けてきた「60m」という記録を達成できなかった。また、試合内容もあまりいいほうではなく、最後しか投げられないという課題もずっとあるし、前半が弱いというのも変わらずあるなかでの結果。まだまだ行ける試合だったなという気持ちが強い。
今日は、1投目は円盤を引っ張る形になってしまいファウル。2投目は視線が落ちてしまって、投げることはできたけれど、あまり気持ちのよくない投げになってしまった(54m38)。その段階で、先生から「振り切りができていない」と言われたので、3投目は、形はぐちゃぐちゃだったけれど、振り切りだけを意識して投げた。これはファウルだったが、そこで「いい振り切りができたな」という感触がつかめて、4投目(54m66)あたりから振り切れるようになった。5投目に56m24まで伸ばして、最後に58m38まで行ったが、その6投目も、まだ行ける感じはある投てきだった。そこができていれば、もう少し記録は伸びてくれたのかなと思う。
この大会に向けては、調子は上がっていた。(優勝した)国体後から技術が固まってきて、56~57mくらいは安定して投げられる状態になっていた。結局、出すことはできなかったが、“一発がかかれば飛ぶような感じ”で(この大会を)迎えていた。
高校に入ったころは、円盤投は全く頭になく、3年目に砲丸投でインターハイ優勝を…と思っていたので、まさか円盤投でここまでくるとは思っていなかった。去年や一昨年と比べると、特に今季はメンタル面がすごく成長した年になったように思う。大きな舞台で結果が出せるようになったことは、とても大きな自信になった。
来季以降も、砲丸投と円盤投の両方をやっていく。今年の大きな試合での円盤投は、この大会が最後になるが、「高校記録を60m台にしたい」ということが自分の目標。チャンスがあれば、高校生のうちに記録を狙いたい。
文・写真:児玉育美/JAAFメディアチーム
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