2018年10月7日(日)、ワールドマラソンメジャーズの1つ、シカゴ・マラソンが開催されます。開催に先立って5日、記者会見に登壇した川内優輝選手(埼玉県庁)をはじめ、大迫傑選手(Nike)、木滑良選手(MHPS)、鈴木洋平選手(愛三工業)、藤本拓選手(トヨタ自動車)の5選手が囲み取材の場に登場しました。
今、自分自身ができる状態の中で、1つでも上の順位、1秒でも速く走ることを目標にやっていきたいと思います。当初は、ペースメーカーはいないという予定でしたので、ボストン・マラソンのときのようにしっかり先頭集団で勝負をしていくというイメージを持っていました。ですが、かなり速いペースメーカーが付くということで、大分イメージが変わってきて、ベルリン・マラソンの中村匠吾選手のように終盤上げていければと思っています。夏場は猛暑で厳しい状況だったので、基本的には、フルマラソンのレースと山での長いトレイルの練習をやってきました。それなりに週末は練習できていたのですが、平日が量的にも質的にも良くなかったりと苦しい状況がありました。
ボストン・マラソン・チャンピオンということで世界中から注目もされているので、今の状態でもできる限りの走りをして、「この状態でもボストンのチャンピオンならこれだけ走れるんだ」と、恥ずかしくない走りをしてきたいと思います。
先頭がある程度ハイペースになると思うので、うまくついていければいいかなと思います。どこまで強い選手と勝負をしていけるかを試すことができるのを楽しみに、頑張ります。(日本記録については)記録は気象条件次第ですし、自分ではどうしようもないものなので、100パーセント意識しないということはできませんが、自分の中では100パーセント勝負というものに挑戦していければいいかなと思います。走ってみなければ何とも言えませんが、できることはやってきたつもりですし、練習内容についても前回よりはいいものができているので、それが活かされればいいですね。去年と比べれば、自分の100パーセントは上がっていると思います。
前回、前々回と同じように、自分としっかり対話をして、速過ぎればちょっと差をあければいいですし、その塩梅というか調整をしっかりして、無理しすぎないで自分のレースができればいいと思います。
ここはアメリカなので、日本と同じように生活や、レース前のアップなど、いつもと変わらないように平常心で臨むことが大事にしていきたいことです。今回はペースメーカーなしで、ゲーレン・ラップ選手やモハメド・ファラー選手と戦いたいと思っていたのですが、ペースメーカーがつくので、速くなるということは覚悟できています。そこについて行って、離れてもしっかり粘りきれるかというところを課題にしてやっていきたいです。その中でサブ10を出していければ次につながるのかなと思います。
準備もいつも通り、日本の大会と同じように特に変わりはなく40キロ走を入れたり、ペース走、インターバルをやってきました。しっかり世界のトップランナーへついて行って、自分自身の持ち味である強気の走りというのを心がけて頑張っていきたいと思います。
◆川内優輝選手(埼玉県庁)
今、自分自身ができる状態の中で、1つでも上の順位、1秒でも速く走ることを目標にやっていきたいと思います。当初は、ペースメーカーはいないという予定でしたので、ボストン・マラソンのときのようにしっかり先頭集団で勝負をしていくというイメージを持っていました。ですが、かなり速いペースメーカーが付くということで、大分イメージが変わってきて、ベルリン・マラソンの中村匠吾選手のように終盤上げていければと思っています。夏場は猛暑で厳しい状況だったので、基本的には、フルマラソンのレースと山での長いトレイルの練習をやってきました。それなりに週末は練習できていたのですが、平日が量的にも質的にも良くなかったりと苦しい状況がありました。
ボストン・マラソン・チャンピオンということで世界中から注目もされているので、今の状態でもできる限りの走りをして、「この状態でもボストンのチャンピオンならこれだけ走れるんだ」と、恥ずかしくない走りをしてきたいと思います。
◆大迫傑選手(Nike)
先頭がある程度ハイペースになると思うので、うまくついていければいいかなと思います。どこまで強い選手と勝負をしていけるかを試すことができるのを楽しみに、頑張ります。(日本記録については)記録は気象条件次第ですし、自分ではどうしようもないものなので、100パーセント意識しないということはできませんが、自分の中では100パーセント勝負というものに挑戦していければいいかなと思います。走ってみなければ何とも言えませんが、できることはやってきたつもりですし、練習内容についても前回よりはいいものができているので、それが活かされればいいですね。去年と比べれば、自分の100パーセントは上がっていると思います。
前回、前々回と同じように、自分としっかり対話をして、速過ぎればちょっと差をあければいいですし、その塩梅というか調整をしっかりして、無理しすぎないで自分のレースができればいいと思います。
◆木滑良選手(MHPS)
ここはアメリカなので、日本と同じように生活や、レース前のアップなど、いつもと変わらないように平常心で臨むことが大事にしていきたいことです。今回はペースメーカーなしで、ゲーレン・ラップ選手やモハメド・ファラー選手と戦いたいと思っていたのですが、ペースメーカーがつくので、速くなるということは覚悟できています。そこについて行って、離れてもしっかり粘りきれるかというところを課題にしてやっていきたいです。その中でサブ10を出していければ次につながるのかなと思います。準備もいつも通り、日本の大会と同じように特に変わりはなく40キロ走を入れたり、ペース走、インターバルをやってきました。しっかり世界のトップランナーへついて行って、自分自身の持ち味である強気の走りというのを心がけて頑張っていきたいと思います。