2017年4月30日(日)、代々木公園陸上競技場(織田フィールド)にて、世界選手権日本代表や箱根駅伝優勝メンバー等のエリートランナーがペースメイクをする市民ランナー向け5000m記録会「オトナのタイムトライアル」(OTT)を開催し、約1000名のランナーに参加いただきました。
「草の根レース」と「トラック“も”走ろう」を合言葉に、市民ランナーによる市民ランナーのために誕生したこの大会を、公益財団法人日本陸上競技連盟は昨年よりサポートしています。
■都会のど真ん中にあるトラックで走る、応援する
会場となったのは、JR原宿駅からほど近い代々木公園にある陸上競技場。
「日本人初のオリンピック金メダリスト」である織田幹雄氏の業績を称えて通称「織田フィールド」と呼ばれている競技場に、参加する約1000名のランナーが思い思いの時間に集まり、自分のレースに備えます。
朝から晴天に恵まれ、応援する人たちの輪がトラックを囲んで(3レーンまで出て応援できます!)、都会の中のオアシスに「がんばれ!」「まだまだ!」「イケー!」という元気な声が絶え間なく響いていました。
■自分の目標に合わせたレースを走る
行われた種目は、1500m3組、5000m14組、小学生対象の1000m1組。目標タイムによって男女混合の30~50人ほどの組に分けられていて、設定タイムによって各レース5人以上のペースメーカーがつきます。
たくさんの応援とアットホームな雰囲気、そして音楽やMCによるアナウンスで、レースは盛り上がりっぱなしで、より記録を目指しやすい環境作りがされています。
■エリート選手がペースメイク
実業団選手や早稲田大学や青山学院大学の箱根駅伝優勝メンバーなど錚々たる選手がペースメーカーとなり参加者の背中を押します。
今回は、8月に開催される世界選手権ロンドン大会男子50km競歩代表の小林快選手(ビックカメラ)も参加。5000mの目標タイムが26分と22分半のレースを「歩き」、ランナーの目標達成のサポートをしました。
「市民ランナーの方はトラックを走る機会が少ないと思うので、トラックで走るのも楽しくて、誰でもやっていいんだよということを感じてもらえればいいなと思います。
昨年この大会でいろんな方に応援をしてもらって、10月に代表権を勝ち取ることができました。今回も「世界選手権頑張ってね」と言われたり、歓声があがったりして嬉しかったので、これを力に変えて、世界選手権では入賞そしてメダルということを目指しながら頑張っていきたいと思います」
■タイム差はそれぞれのタイムトライアル
今回のメインとなる5000mのレースでは、フィニッシュタイム31分55秒から14分49秒と非常に幅広いレベルでタイムトライアルをしていただくことができました。
大会の最後には、参加したランナー、応援の皆さん、ペースメーカー、ボランティア、スタッフ全員で、トラック1周をウィニングラン。大会を締めくくる、笑顔あふれるランとなりました。
■#OTTがTwitterのトレンドで2位に
「#OTT」の投稿で、OTTがTwitterのトレンドになりました。
<参加者の声>
「全然練習していなくて最後はきつかったですが、皆さんの盛り上がりとこの雰囲気のおかげでなんとか走り切れました。ボランティアの方の活気もあってとにかく楽しいですし、私のレベルでもトラックを走れるというのが一番の魅力です。昔陸上競技をやっていたので、またトラックを走れるのが嬉しいです」(女性、30代/5000m5組目設定タイム20分01秒~19分59秒)
「22分04秒で昨年のタイムより、自己ベストを1分26秒更新しました。私が走りたいくらいのペースのペースメーカーを小林快選手がやってくださって、信じて走り切りました。世界選手権の代表選手が私の右隣で走っているということがとても貴重な体験でした」(女性、30代/5000m4組目設定タイム22分00秒~20分15秒)
「普段はロードを走っていてトラックを走ることはほとんどないので、スピード試しをできたことが面白かったです。皆さん速くて、ちょっと落ち込みました。でも、またがんばって練習しようと思いました。1500mを走れる機会も少ないですし、遅い人も出られる環境は維持していただきたいです」(女性、30代/1500m1組目設定タイム~5分15秒)
「大会自体に魅力を感じてボランティアをしています。運営しているのも市民ランナーで、とにかく陸上大好きという方たち。市民ランナーの方に陸上を楽しんでもらうというコンセプトが好きですし、大会の盛り上がりも絶対に楽しいものになっているので、少しでも協力できるならと思って参加しています。応援している人、運営している人、走る選手の距離がすごく近くて一体感があるので、この大会に出たら走ることが絶対に好きになります。是非一度来ていただきたいです」(男性、20代、ボランティアスタッフ)
「天気もよくて活気あふれるグランドで、一日中、楽しく過ごすことができて楽しかったです。ペースメーカーで参加している箱根駅伝の青山学院大学の優勝メンバーの高橋宋司選手などの有名選手も、レースの合間に気軽に接してくれました。普段はトラックを走る機会もないので、最後のウィニングランも貴重な経験となり、嬉しかったです。ありがとうございました」(女性、40代、応援)
<開催概要>
「オトナのタイムトライアル」
主催:公益財団法人日本陸上競技連盟
共催:OTT(オトナのタイムトライアル実行委員会)
後援:スポーツ庁
協賛:株式会社アシックス
企画協力:Number DO
期日:2017年4月30日(日)
会場:代々木公園 織田フィールド陸上競技場
種目:5000m、1500m、1000m
※スタート、ゴールの計測だけでなく、400m毎のラップタイムも計測(公認記録にはなりません)
公式サイト:http://otona-tt.com
「草の根レース」と「トラック“も”走ろう」を合言葉に、市民ランナーによる市民ランナーのために誕生したこの大会を、公益財団法人日本陸上競技連盟は昨年よりサポートしています。
■都会のど真ん中にあるトラックで走る、応援する
会場となったのは、JR原宿駅からほど近い代々木公園にある陸上競技場。
「日本人初のオリンピック金メダリスト」である織田幹雄氏の業績を称えて通称「織田フィールド」と呼ばれている競技場に、参加する約1000名のランナーが思い思いの時間に集まり、自分のレースに備えます。
朝から晴天に恵まれ、応援する人たちの輪がトラックを囲んで(3レーンまで出て応援できます!)、都会の中のオアシスに「がんばれ!」「まだまだ!」「イケー!」という元気な声が絶え間なく響いていました。
■自分の目標に合わせたレースを走る
行われた種目は、1500m3組、5000m14組、小学生対象の1000m1組。目標タイムによって男女混合の30~50人ほどの組に分けられていて、設定タイムによって各レース5人以上のペースメーカーがつきます。
たくさんの応援とアットホームな雰囲気、そして音楽やMCによるアナウンスで、レースは盛り上がりっぱなしで、より記録を目指しやすい環境作りがされています。
■エリート選手がペースメイク
実業団選手や早稲田大学や青山学院大学の箱根駅伝優勝メンバーなど錚々たる選手がペースメーカーとなり参加者の背中を押します。
今回は、8月に開催される世界選手権ロンドン大会男子50km競歩代表の小林快選手(ビックカメラ)も参加。5000mの目標タイムが26分と22分半のレースを「歩き」、ランナーの目標達成のサポートをしました。
「市民ランナーの方はトラックを走る機会が少ないと思うので、トラックで走るのも楽しくて、誰でもやっていいんだよということを感じてもらえればいいなと思います。
昨年この大会でいろんな方に応援をしてもらって、10月に代表権を勝ち取ることができました。今回も「世界選手権頑張ってね」と言われたり、歓声があがったりして嬉しかったので、これを力に変えて、世界選手権では入賞そしてメダルということを目指しながら頑張っていきたいと思います」
■タイム差はそれぞれのタイムトライアル
今回のメインとなる5000mのレースでは、フィニッシュタイム31分55秒から14分49秒と非常に幅広いレベルでタイムトライアルをしていただくことができました。
大会の最後には、参加したランナー、応援の皆さん、ペースメーカー、ボランティア、スタッフ全員で、トラック1周をウィニングラン。大会を締めくくる、笑顔あふれるランとなりました。
■#OTTがTwitterのトレンドで2位に
「#OTT」の投稿で、OTTがTwitterのトレンドになりました。
<参加者の声>
「全然練習していなくて最後はきつかったですが、皆さんの盛り上がりとこの雰囲気のおかげでなんとか走り切れました。ボランティアの方の活気もあってとにかく楽しいですし、私のレベルでもトラックを走れるというのが一番の魅力です。昔陸上競技をやっていたので、またトラックを走れるのが嬉しいです」(女性、30代/5000m5組目設定タイム20分01秒~19分59秒)
「22分04秒で昨年のタイムより、自己ベストを1分26秒更新しました。私が走りたいくらいのペースのペースメーカーを小林快選手がやってくださって、信じて走り切りました。世界選手権の代表選手が私の右隣で走っているということがとても貴重な体験でした」(女性、30代/5000m4組目設定タイム22分00秒~20分15秒)
「普段はロードを走っていてトラックを走ることはほとんどないので、スピード試しをできたことが面白かったです。皆さん速くて、ちょっと落ち込みました。でも、またがんばって練習しようと思いました。1500mを走れる機会も少ないですし、遅い人も出られる環境は維持していただきたいです」(女性、30代/1500m1組目設定タイム~5分15秒)
「大会自体に魅力を感じてボランティアをしています。運営しているのも市民ランナーで、とにかく陸上大好きという方たち。市民ランナーの方に陸上を楽しんでもらうというコンセプトが好きですし、大会の盛り上がりも絶対に楽しいものになっているので、少しでも協力できるならと思って参加しています。応援している人、運営している人、走る選手の距離がすごく近くて一体感があるので、この大会に出たら走ることが絶対に好きになります。是非一度来ていただきたいです」(男性、20代、ボランティアスタッフ)
「天気もよくて活気あふれるグランドで、一日中、楽しく過ごすことができて楽しかったです。ペースメーカーで参加している箱根駅伝の青山学院大学の優勝メンバーの高橋宋司選手などの有名選手も、レースの合間に気軽に接してくれました。普段はトラックを走る機会もないので、最後のウィニングランも貴重な経験となり、嬉しかったです。ありがとうございました」(女性、40代、応援)
<開催概要>
「オトナのタイムトライアル」
主催:公益財団法人日本陸上競技連盟
共催:OTT(オトナのタイムトライアル実行委員会)
後援:スポーツ庁
協賛:株式会社アシックス
企画協力:Number DO
期日:2017年4月30日(日)
会場:代々木公園 織田フィールド陸上競技場
種目:5000m、1500m、1000m
※スタート、ゴールの計測だけでなく、400m毎のラップタイムも計測(公認記録にはなりません)
公式サイト:http://otona-tt.com