2017.04.15(土)大会

第101回日本選手権50km競歩の前日会見が行われました

日本選手権50km競歩前日会見



4月16日に開催される第101回日本選手権50km競歩の前日会見が、15日午後、石川県輪島市文化会館で行われました。 今年8月にロンドン(イギリス)で開かれる世界選手権代表選考レースを兼ねているこの大会。すでに昨年10月の全日本競歩高畠大会で小林快選手(ビックカメラ)が内定を決めており、残る2枠を巡って大激戦が予想されています。
会見には、昨年のリオデジャネイロオリンピックに出場した荒井広宙、谷井孝行(以上、自衛隊体育学校)、森岡紘一朗(富士通)の3選手が出席しました。

この大会の前回覇者で、2015年北京世界選手権では銅メダルを獲得している谷井選手は、「まずは世界選手権代表権の獲得を目標にレースを進めたい。過去の2レースは、世界選手権(2015年)、オリンピック(2016年)に内定した状態で日本選手権に出場していたため、記録を狙って一人で飛び出すというケースだったが、今回は臨機応変にレースを進めていけたら…」と目標を掲げ、「これだけのメンツが揃って、みんなの目標が“代表権の獲得”になるからには、牽制し合う可能性もあるし、誰かが飛び出せば日本記録を更新するようなペースで行く可能性もある。少なくても世界レベルのレースができると思うし、駆け引き重視のレースになると思う。そういったレースを多くの皆さんに楽しんでもらえたら」と話しました。

昨年のリオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得した荒井選手は、「オリンピックが終わって、初めての50kmの試合。まずはタイムというより勝負重視で代表権獲得を第一目標としてやっていきたい」とコメント。
銅メダル獲得直後は、「まさか自分がメダルを取る選手になれるとは思っていなかったので、(オリンピックが)終わってから1~2カ月は夢心地というか、ふわふわしていた」そうですが、本格的に練習を再開した11月ごろからは、普段通りのモチベーションでトレーニングに取り組むことができたと言います。「これからは入賞では評価されなくなるので、いかにメダルを量産していくかがテーマになる。僕だけでなく、複数の競歩種目で、みんなでメダルを獲得していくようになりたい」と高い目標を掲げました。

2011年テグ世界選手権6位、2012年ロンドンオリンピック7位の実績を持つ森岡選手は、この大会までの日々を、「継続して、大きく中断することなく、大きな修正もなく、予定通りのトレーニングを1日1日こなしていくことを大事にして取り組んできた」と振り返りました。「技術面では、自分のなかで“力が入っている、抜けている”というようなオンとオフのスイッチの切り替えも、少しずつ修正を加えながらみていった。大きく変化したというわけではないが、感覚的なところで少しずつ変化が出てきたのかなと思っている」と話し、「自分自身の力を最大限発揮できるかどうかが、明日は一番重要だと思う。世界選手権、オリンピックのメダリストが2人残っている状態なので、非常に厳しいレースになる。そのなかでしっかりと代表権を勝ち取れるようなレースをしていきたい」と意欲を見せました。

日本選手権50km競歩は、16日の午前7時30分にスタート。輪島市ふらっと訪夢前を発着点とし、北陸銀行前折り返し-輪島高校-輪島市文化会館の2kmを周回し、優勝者がレース終了時点で派遣設定記録(3時間44分38秒)を満たした場合は、ロンドン世界選手権代表に即時内定します。会見に出席した3選手のほかに、世界大会入賞実績を持つ日本記録保持者の山﨑勇喜選手(自衛隊体育学校)もエントリー。さらには20kmでロンドン世界選手権代表に内定している髙橋英輝選手(富士通)もこの種目に初挑戦。ハイレベルな戦いが繰り広げられそうです。

なお、この日は、日本選手権に先立ち、同時開催している第56回全日本競歩輪島大会の1日目として、10kmが行われました。午前中に見舞われた激しい雨こそ上がったものの、ともに3mを超える強風のなか、男女それぞれにシニアとジュニアが同時スタートしてのレースとなりました。
男子10kmは、西塔拓己選手(愛知製鋼)が序盤から力の差を見せ、2周目で先頭集団から抜け出すと、そのまま差を広げて40分59秒で優勝。7月にナイロビ(ケニア)で開催されるU18世界選手権の代表選考種目であるためU18年代もエントリーして行われたジュニアの部は、大学1年生の坂﨑翔選手(平成国際大学)が42分00秒で制しました。
女子10kmは、序盤から先頭に立った淺田千安芸選手(DNP西日本)が、後続を徐々に突き放し、46分07秒で2連覇を達成。ジュニアの部は、吉田優海選手(遊学館高校)が48分22秒をマークし、学生選手を押さえて優勝しています。

文/児玉育美(JAAFメディアチーム)

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