2022.06.07(火)

【記録と数字で楽しむ第106回日本選手権】男子800m:川元、源が欠場。残る1分45秒台の金子に、今季好調の薄田、四方らで、昨年に続く高速レースを期待

6月9日~12日に大阪・ヤンマースタジアム長居で行われる「第106回日本選手権」の見どころや楽しみ方を『記録と数字』の視点から紹介する。

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・第106回日本選手権 エントリーリスト

https://www.jaaf.or.jp/files/competition/document/1652-4.pdf

・第106回日本選手権 TV&ライブ配信情報
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/tv-live/

・オレゴン 2022 世界選手権 トラック&フィールド種目日本代表選手選考要項

https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202112/16_191504.pdf




【男子800m】

・予選/6月11日(土) 13:00 3組2着+2
・決勝/6月12日(日) 16:30


<川元奨(スズキ)・源裕貴(NTN)の欠場が発表された。以下は、欠場発表前に執筆したものではあるが、今回の「第106回日本選手権」を楽しむお供にしていただければ幸いである>

自己ベスト1分45秒台の日本歴代唯一の3選手が参戦!大阪で日本記録更新なるか!?

主な記録一覧(2022年5月31日現在)

・世界記録1分40秒91
・アジア記録1分42秒79
・日本記録1分45秒75
・U20日本記録1分46秒59
・学生記録1分45秒75
・大会記録1分46秒21
・大会日本人最高1分46秒22
・今季世界最高1分43秒69
・今季アジア最高1分46秒17
・今季日本最高1分46秒17
昨年、日本タイ記録・学生新記録となる1分45秒75を出した源裕貴(NTN)を始め、1分45秒台の自己記録をもつ選手が3人エントリーした今大会。1993年にJ・バルボサ(ブラジル)が出した大会記録の29年ぶりの更新はもとより、日本記録更新の可能性も十分にある。

日本記録の1歩先にはオレゴン世界選手権の参加標準記録。全てまとめて突破!の快心のレース展開に期待したい。金子魅玖人(中央大)、薄田健太郎(筑波大)、根本大輝(順天堂大)、松本純弥(法政大)ら学生陣も精鋭揃い。学生記録更新(イコール日本記録更新)も十分に期待できる。


過去10年の優勝者(所属は当時のもの)

記録選手所属優勝回数
2012年1分48秒12横田真人富士通6回目
2013年1分47秒43川元奨日本大
2014年1分48秒42川元奨日本大2回目
2015年1分49秒02川元奨スズキ浜松AC3回目
2016年1分46秒22川元奨スズキ浜松AC4回目
2017年1分47秒00川元奨スズキ浜松AC5回目
2018年1分48秒35川元奨スズキ浜松AC6回目
2019年1分46秒59クレイアーロン竜波相洋高
2020年1分47秒70瀬戸口大地山梨学院大
2021年1分46秒68田母神一喜阿見AC
2013年から川元が6連覇を果たしていたが、2019年に高校生のクレイアーロンが初優勝を遂げると、その後は群雄割拠の様相。実力伯仲のレースが続いている。なお、川元が今大会優勝を果たせば、7回目の優勝となり、この種目の優勝回数歴代トップとなる。現時点では、横田真人(2006~2007年、2009年~2012年)と6回で並んでいる。


資格記録順(資格記録有効期間2021年1月1日~2022年5月22日)

資格記録選手所属自己記録
1分45秒75源裕貴NTN1分45秒75
1分45秒83川元奨スズキ1分45秒75
1分45秒85金子魅玖人中央大1分45秒85
1分46秒17薄田健太郎筑波大1分46秒17
1分46秒49四方悠瑚宝塚市陸協1分46秒49
1分46秒73根本大輝順天堂大1分46秒73
1分46秒89梅谷健太サンベルクス1分46秒89
1分47秒23松本純弥法政大1分47秒02
過去に日本人で1分46秒を切ったのは3人しかいないが、その全員がエントリー。また、過去に日本人で1分47秒切ったのは14人で、そのうちの8人がエントリー。さらには、1分47秒切り目前の松本もエントリーしており、間違いなく日本選手権史上、いや、日本人のみで行われるあらゆる大会史上最高レベルの争いになることは間違いない。

これだけのメンバーであれば、3組2着+2で行われる予選から1分46秒台が出たとしても驚きではない。ちなみに、これまで日本選手権の予選(または準決勝)で出された最高タイムは、2017年の予選3組で川元奨が出した1分47秒19。


2022年記録順(2022年5月31日現在)

記録選手所属
1分46秒17薄田健太郎筑波大
1分46秒49四方悠瑚宝塚市陸協
1分46秒73根本大輝順天堂大
1分47秒02川元奨スズキ
1分47秒23松本純弥法政大
上位3人の記録は、全て5月3日の静岡国際で出されたもので、それぞれ自身初の1分46秒台。昨年までの自己記録からの伸びは、薄田が2秒02(1分48秒19→1分46秒17)、四方が1秒40(1分47秒89→1分46秒49)、根本が0秒79(1分47秒52→1分46秒73)と3人とも大幅な更新。薄田は5月8日のセイコーGGPでも1分46秒80で走り、2戦連続の1分46秒台。静岡国際一発だけではない実力を示した。


資格記録上位選手の日本選手権100m入賞歴

選手‘12‘13‘14‘15‘16‘17‘18‘19‘20‘21
源裕貴         5
川元奨 111111283
金子魅玖人        22
薄田健太郎        5 
田母神一喜         1
根本大輝        7 
梅谷健太     5 744
松本純弥       83 
村島匠     28   
川元が2013年からの6連覇を含め、9大会連続入賞中。2020年の8位を挟み、8度の表彰台と安定感は群を抜いている。


日本選手権決勝における「着順別最高記録」

順位記録
1位1分46秒211993年
2位1分46秒782019年
3位1分46秒892021年
4位1分46秒892021年
5位1分47秒212021年
6位1分49秒122020年
7位1分49秒532020年
8位1分50秒462020年
大会記録の1分46秒21は、外国人選手も正式順位に認められていた1993年にJ・バルボサ(ブラジル)が出したもの。大会日本人最高記録は2016年決勝で川元が出した1分46秒22。昨年は、初めて4位までが1分47秒切る高速レースで、3~5位の着順別最高記録が一気に更新された。今年は、去年を上回る高速レースが期待できるが故に、1~8位までの着順別最高記録が一気に全部入れ替わる可能性もあると思われる。


川元奨・源裕貴・金子魅玖人の自己記録時の200m毎通過タイム及びラップタイム

 川元奨 源裕貴 金子魅玖人 
 1分45秒75 1分45秒75 1分45秒85 
 ’14 セイコーGGP ’21 ホクレンDC ’21 ホクレンDC 
 通過200m毎通過200m毎通過200m毎
200m25.625.626.026.026.426.4
400m52.326.752.026.052.626.2
600m1.19.226.91.19.127.11.19.126.5
800m1.45.7526.61.45.7526.71.45.8526.8
1分45秒台の自己記録をもつ3選手の自己記録更新時の200m毎通過タイムとラップタイムを上図にまとめた。通過タイム、ラップタイムとも3人に大きな差はなく、200m26秒、400m52秒、600m1分19秒の通過が日本記録更新の目安となるだろう。200mを25秒以内、400mを51秒以内、600mを1分18秒以内のタイムがアナウンスで読み上げられれば、日本新誕生の瞬間に出会えるチャンスがあると思ってよいだろう。


JAAFメディアチーム
写真提供:フォート・キシモト



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800mはスタートでは決められた自分のレーンで走り始めますが、バックストレートの直線に入るところでレーンを離れることができます。選手がレーンを離れオープンになる地点に引かれる幅50mmの円弧のラインをブレイクラインといいます。このブレイクラインを選手が認識しやすくするためにコーンが置かれます。これまでこのラインの位置を示すために黄旗がトラックの脇に設置されましたがルール改正により必要なくなっています。 この地点で、選手がブレイクラインの手前でレーンを離れてしまうと失格の対象となりますので、審判員が配置されています。


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