2022.06.06(月)
【第106回日本陸上競技選手権大会】オープン種目として初のデフ種目を実施!
6月9日(木)~12日(日)大阪・ヤンマースタジアム長居にて「第106回日本陸上競技選手権大会」を開催いたします。今大会は「オレゴン2022世界陸上競技選手権大会」日本代表選手選考競技会を兼ねており、日本一が決定すると同時に、世界への挑戦が始まる大会となります。
大会4日目の6月12日(日)、日本選手権のオープン種目として初めて「デフ種目」を実施いたします。デフ種目のルールや一般種目と異なる点、応援方法などをご紹介!
是非ご覧いただき、大会当日は会場やライブ配信からのご声援よろしくお願いいたします。
12時55分 オープン女子 デフ800m
13時05分 オープン男子 デフ800m
13時20分 オープン男子 デフ4×100mリレー
▼競技日程はこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/timetable/day-04.html
■競技中は補聴器などの機材を着用することができない。
■補聴器や人工内耳の体外パーツ等を外した裸耳状態の聴力が良いほうで55㏈以上であること(身体障害者手帳を所持していなくても条件を満たしている場合は参加できる)。
健聴者は音を聞き分ける能力があり、スタートの音に集中することができますが、補聴器には音を聞き分ける能力がありません。補聴器は周囲の音を全て拾うため、全ての音がまとまって聞こえます。話し声や歩く音、車の音など全ての音がまとまって聞こえるため、スタートの音に集中することが難しいのです。
聞こえにくいためマスクでの会話やコミュニケーションが取りにくく、競技役員の指示が分からない、指示されているかどうかもわからない場合もある。
招集所でのアスリートビブス・腰ナンバーの確認、誘導や行先等が視覚的情報(メモやノートを書くなど)であると、迷うことなく行動することができる。
是非、会場から出場選手へ「手話」のエールを送りましょう!!
応援キャンペーンではデフ種目出場選手への応援メッセージもご応募いただけます。
文:桐蔭横浜大学大学院 田邊 空
応援メッセージキャンペーン
■第106回日本陸上競技選手権大会 チケット好評販売中!
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/ticket/
■日本選手権を楽しむポイント~大会展望や会場で体験できるイベントなど紹介~
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/enjoy/
■出展ブースのご紹介 :『食べて・見て・触れて・体験して』会場の外でも楽しもう!
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/news/article/16306/
■集まれ!未来のアスリート!アスレティックパークでワクワク体験
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/news/article/16226/
■会場のメッセージボードへあなたの想いをつづりませんか?
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/news/article/16284/
大会4日目の6月12日(日)、日本選手権のオープン種目として初めて「デフ種目」を実施いたします。デフ種目のルールや一般種目と異なる点、応援方法などをご紹介!
是非ご覧いただき、大会当日は会場やライブ配信からのご声援よろしくお願いいたします。
【デフ種目 競技日程】6月12日(日)
11時50分 オープン男子 デフ100m12時55分 オープン女子 デフ800m
13時05分 オープン男子 デフ800m
13時20分 オープン男子 デフ4×100mリレー
▼競技日程はこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/timetable/day-04.html
【デフのルール】
競技規則は一般の大会と同じで行われますが、デフの競技会には以下のルールがあります。■競技中は補聴器などの機材を着用することができない。
■補聴器や人工内耳の体外パーツ等を外した裸耳状態の聴力が良いほうで55㏈以上であること(身体障害者手帳を所持していなくても条件を満たしている場合は参加できる)。
【補聴器とスタート】
一般の大会であれば補聴器の着用が可能ですが、着用したからといって、健聴者と同様に聞こえるわけではありません。健聴者は音を聞き分ける能力があり、スタートの音に集中することができますが、補聴器には音を聞き分ける能力がありません。補聴器は周囲の音を全て拾うため、全ての音がまとまって聞こえます。話し声や歩く音、車の音など全ての音がまとまって聞こえるため、スタートの音に集中することが難しいのです。
【競技会における大変なこと】
■可視化されにくい障がい
聴覚障害を持っているかどうか、見た目での判断が難しい。■アナウンス
大会会場におけるお知らせ(選手紹介や時間変更など)が「声(聴覚情報)」によるアナウンスだけでは選手に情報が伝わらない場合がある。■招集までが大変
競技規則通りで実施する場合、携帯電話等の通信機器の持ち込みが不可となります。聞こえにくいためマスクでの会話やコミュニケーションが取りにくく、競技役員の指示が分からない、指示されているかどうかもわからない場合もある。
■視覚的情報
記載されていること以外の内容を言葉で説明されると、理解することが難しい。招集所でのアスリートビブス・腰ナンバーの確認、誘導や行先等が視覚的情報(メモやノートを書くなど)であると、迷うことなく行動することができる。
■読唇術
コロナ過であるためマスクを着用することが一般的になっているが、聴覚障がいの中には口元(読唇術)を見て、コミュニケーションをとる人もいる。透明マスクだと口の動きを見ることができる。【競技の特徴:スタートランプ(視覚的保障)】
音や審判からの合図が聞こえないという、競技上、選手にとって不利な状況を視覚的に補うこと。光刺激スタートシステム(スタートランプ)を使用するなど視覚的に情報が保障された競技環境が必要となります。【応援方法】
コロナ禍で大きな声を出しての応援ではなく、拍手による応援が求められているが、聴覚障がいは拍手の音が聞こえないため、両手で手をひらひらすることで手話の「拍手」になります。手話で「がんばれ」をすると、選手はとても嬉しいです。是非、会場から出場選手へ「手話」のエールを送りましょう!!
応援キャンペーンではデフ種目出場選手への応援メッセージもご応募いただけます。
文:桐蔭横浜大学大学院 田邊 空
応援メッセージキャンペーン
>>あなたの言葉で選手へエールを送ろう!
■第106回日本陸上競技選手権大会 チケット好評販売中!
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/ticket/
■日本選手権を楽しむポイント~大会展望や会場で体験できるイベントなど紹介~
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/enjoy/
■出展ブースのご紹介 :『食べて・見て・触れて・体験して』会場の外でも楽しもう!
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/news/article/16306/
■集まれ!未来のアスリート!アスレティックパークでワクワク体験
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/news/article/16226/
■会場のメッセージボードへあなたの想いをつづりませんか?
https://www.jaaf.or.jp/jch/106/news/article/16284/
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