2021.06.26(土)
【第105回日本選手権】女子三段跳優勝 森本麻里子(内田建設AC・東京)コメント

女子三段跳 優勝 13m37(+1.4)
森本麻里子(内田建設AC・東京)
この大会では、まずは自己ベストを更新して、13m後半を狙って臨んでいたが、到達することができなかった。今回は、連覇のことは考えずに、自分の力を最大限発揮することを意識していたのだが、「あとひと息」が、なかなか噛み合わなかった感じ。連覇も大変なことではあるのだが、なんか悔しさの残る連覇となった。記録自体は、後半の試技で伸ばしていくことができた。5本目の13m34も自己新だが、このときは向かい風1.6m。それもあって、「これは追い風に乗っていければ、13m後半は見えてくるな」と思った。しかし、気合いを入れて臨んだ6本目は、13m37と自己新ではあったけれど、目標にしていた13m後半には届かなかった。少し気負いが強すぎたのかもしれない。
このあとは、秋に全日本実業団などがあるので、そこが目標になってくる。まずは、自己記録をコツコツと更新していくことが、日本記録(14m04)や世界に近づける一番の道なのかなと思っている。1歩でも世界に近づけるように、これからも頑張りたい。
今回、会社の方も応援に来てくださったし、指導してくださる森長(正樹)さんも含めて、本当にたくさんの方に支えていただいている。大阪は地元で、この大会でも多くの方から声をかけていただいた。いろいろな人に支えられて競技ができているなということを、強く感じた大会でもあった。
2021/6/26 JAAFメディアチーム
■第105回日本陸上競技選手権大会
開催日:2021年6月24日(木)~6月27日(日)会場:大阪・ヤンマースタジアム長居
▼第105回日本陸上競技選手権大会特設サイト
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