2020.10.03(土)
【第104回日本選手権】男子円盤投優勝 堤 雄司(ALSOK群馬・群馬)コメント
男子円盤投 60m24
堤 雄司(ALSOK群馬・群馬)
日本選手権は、「日本で一番を取れる大会」。今年で僕は優勝したのが7回目なのだが、何回勝ってもいいものだなと思う。記録的には去年より下がったが、コロナウイルスの影響で試合が中断されて、再開してからすごくコンディション的に難しく、あまり結果を出せない試合が続いていた。そのなかで自分のやるべきことをやった結果の今日の結果。やるべきことをやったということについては、100%のことをやったので、結果についてはすごく満足している。優勝ということに関しては、今までと特別変わるものではない。ただ、技術系の種目で、投てき、特に円盤投は、競技が再開してから、みんなの調子が悪い。それは僕だけでなく、僕の周りの選手でも話してみると、練習場所がないとか、そういうなかで、すごく難しい試合をやってきている。
実は、今日は3投目で、東海大学の飛川(龍雅)選手がすごく気合いを入れた投げ(51m86)をしてくれて、そこで彼は(トップ)エイトに進出した。そのときの彼の投げを見て、「やはり、こういうふうに気合いを入れて投げないとダメだな」と僕も気合いが入り、その後、僕が60m(24)を投げて(その勢いに)続いて、そこからいろいろな選手が後半に入って記録を伸ばしてきた。ある意味、彼が今日の円盤投のMVPじゃないかなと思うし、そういう点で彼に感謝している。
そんな観点からも、今回の日本選手権は、久々に男子円盤投のみんなにとって、いい試合になったのではないかと思う。またここからみんなで、来年に向けて頑張っていければなと思う。
2020/10/03 JAAFメディアチーム
■第104回日本陸上競技選手権大会
開催日:2020年10月1日(木)~10月3日(土)会場:デンカビッグスワンスタジアム
▼第104回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/104/