2019.06.28(金)
【第103回日本選手権】女子やり投優勝 北口榛花(日本大・北海道)コメント
女子やり投
63m68 =大会新記録
北口榛花(日本大・北海道)
(ベスト8に残れなかった)昨年のことがあったので不安だったが、今回は(世界選手権の参加標準)記録も切っているので、焦らず勝負に徹しようと思って臨んでいた。今回は、これまでとは違うやりを使っていて、また、自分の大きさを最大限に生かした投げをしようと、(構えたときに身体の)後ろ側を大きくするイメージでやりを構えていた。助走でもその構えがつくれていたので、1本目からすごくいい感じで入ることができた。ただ、(2・3回目は)そこから記録を伸ばしたいという気持ちが強すぎて力みが出て、やりが巻いてしまい、自分より左方向に飛んでいく投てきになっていた。(記録を伸ばすことができた)4回目は、もう一度落ち着いて真ん中より少し右に狙って投げようと意識して投げた。(5・6回目も)同じ投てきをしようと思っていたが、まだ安定感が欠けている状態。今回、60mオーバーを2本揃えることができたのはよかったと思うが、どうやったら正確に投げられるかが、まだ自分のなかで決まっていない。今後、そこ(の精度を)を高めていきたい。
これで世界選手権の代表に内定したので、ホッとしている。今回はシニアとして初めての日本代表となる。世界陸上では、決勝に進出して(後半の試技を行う)8人に残ることを目標にしている。それだけに、今回、62(m台の記録)を1回目で投げられたことは、自分としてはすごく価値がある。世界陸上での目標をしっかり果たせるように、ここから3カ月、しっかり準備していきたい。
■第103回日本陸上競技選手権大会
開催日:2019年6月27日(木)~6月30日(日)会場:福岡市博多の森陸上競技場
▼第103回日本陸上競技選手権大会特設サイトはこちら
https://www.jaaf.or.jp/jch/103/