委員会情報

医事委員会

2010年度ジュニア・ユース強化指定選手 春季研修における食事指導について

医事委員会では、指導者育成委員会、普及委員会と連携して食育プロジェクトを結成しました。

食育プロジェクトでは、ジュニア陸上選手の食事の状況について調査するとともに、食事と栄養について情報提供していきます。

2011年2月18日〜22日 JALプライベートリゾートオクマ

  • 毎年、沖縄で行われているジュニア・ユースの合宿へ今年もスポーツ栄養士が同行し、選手に食事指導を行いました。合宿期間中の食事は、すべてバイキング形式です。
    バイキング形式の食事では、個々に合わせた食事の量やメニューが選択でき満足感が得られやすい利点がある一方で、メニューの品数が多いため普段より食べすぎてしまったり、好きなものだけのとり方に偏ってしまい、栄養バランスを崩したり慣れない環境とハードなトレーニングによって体調を崩してしまうことが心配されます。そこで一番大切になるのが、『選手自身で考えて選択する力』です。指導後の、食事のとり方には写真のような変化がみられました。

合宿2日目、夕食後の食事指導(セミナー)

  • 内容は
    1.なぜ食事が大切なのか? 食事もトレーニングの一部!
    2.どんな時でもジュニア選手の食事の基本形
    『主食+主菜+副菜+牛乳+果物』を揃える!
    3.料理カードを使って、栄養バランスの良い食事選択を種目別で行いました。

    短距離種目では、比較的エネエルギーを抑えた食事、投擲種目では、ボリュームがある食事選択をしており、種目の特性が非常によく出ていました。選手はとても楽しみながら学んでいました。

食事指導(セミナー)前後の食事  男子選手の例

食事指導前(合宿2日目)の朝食   食事指導後(合宿5日目)の朝食
主菜、副菜の野菜が全くなく、全体的に茶色い食事内容となっています。 主菜となる卵やベーコン、副菜の野菜、牛乳、ヨーグルト、オレンジジュースが揃っており、食事の基本形に近づきました。

食事指導後(セミナー)前後の食事  女子選手の例

食事指導前(合宿2日目)の朝食   食事指導後(合宿5日目)の朝食
野菜摂取の意識は高かったですが、飯が少なく、乳製品がありませんでした。 ご飯の量が増え、食事の基本形が揃ってバランスがよい食事になりました。

選手から多かった質問 (上位3つ)

プロテインは必要か?
 使用目的を明確にし、1日の摂取量の把握をすることが大切です。必要量が現時点で十分とれている場合や、食事からとれる場合は必要はありません。
自分の食べる量がわからない、適正量が知りたい
 毎日早朝空腹時に体重を測り、変動をみながら食事量を調節します。また、体組成から推定式により 消費エネルギー量の計算をすることも出来ます。
野菜ジュースで野菜全てが補えるか?
 野菜ジュースは、ビタミン類はとれますが食物繊維はほとんどとれません。やはり野菜を食べた方がビタミンや食物繊維もしっかり摂れます。野菜も食べて、更に不足分をジュースで補うようにするとよいでしょう。

最後に・・・。
合宿中の数日間、食事に目を向けるだけで食事のとり方に変化がみられました。普段の食事も意識してバランスの良い食事を心がけてほしいものです。
これからの選手のご活躍に期待しています。

担当者 公認スポーツ栄養士 加藤千穂

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