第96回大会情報

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    第2日目 フラッシュクォーツ
    (メディアチーム)

    男子走幅跳 荒川 大輔 (NOBY・大阪)2012/06/09 22:48
     前回のオリンピックイヤー以降,力が落ちていた時期もあったし,昨年の夏にはそけいヘルニアの手術もしていた。そこから復帰してこられたことを,自分のなかではすごく嬉しく思っている。
    (ヘルニアの手術後)昨年の秋からトレーニングを再開して,冬期練習もしっかり詰めていたので,この大会では優勝ももちろんだが,オリンピック標準記録の突破を狙っていて,“みんなで楽しくオリンピックに行きたい”と思っていた。“楽しく”はできたのだが,記録を出せなかったことは残念。
    (専任コーチを務める)“NOBY T&F クラブ”の初の全国チャンピオンになることができた。クラブの子どもたちが来て,応援してくれたことが本当に力になった

    男子100m 江里口 匡史 (大阪ガス・大阪)2012/06/09 22:29
     この試合では無風の状態で10秒1台を狙っていたが,“勝たなければならない”という不要なプレッシャーを自分にかけてしまった。(その影響で)昨日の予選は,走りが走りになっていない状態。終わってから決勝までの1日は,本当に落ち着かず,長く感じられた。優勝できてホッとしている。
     予選で特に上半身が力んでいたので,決勝では80mくらいまではそこの力を抜くことだけ意識して走っていた。ラストになった瞬間に自分の位置が見えて,いい意味で“行かなきゃいけない”という意識が入ったような感じ。フィニッシュした位置が位置だったので,“抜いたかも”という手応えはあったが,逆転したと得心するほどの余裕はなかった。ああいう最後に差すレースは初めてだったが,最後は落ち着きを取り戻せたのかなと思う

    女子100m 福島 千里 (北海道ハイテクAC・北海道)2012/06/09 22:02
     優勝できて,本当によかった。ホッとしているというのが正直な気持ち。実はスタート前に気になったことがあって,レース中も何度も気になっていた。そのなかで,ぎりぎり1番をとることができたという状態。順位をしっかりとって,(五輪)代表になることは自分にとって最低限の目標だったので,それをクリアすることができて,本当によかったと思うのと,ホッとしたのと,“もっとちゃんと走れていたら…”という残念な気持ちがある。
     いい感じで大会を迎えられていたのだが,当日になってみると動きに物足りない部分があった。昨日の100m予選も全力が出せない状態で走ってしまっていたので,(100m決勝の前に行われた)200mの予選は,入りのところをしっかり走ることを意識して臨んでいた。自分のなかではこの200mをしっかり走れたことで身体にいい刺激が入り,100mの決勝で最低限の走りができたのではないかと思っている

    女子100mハードル 木村 文子 (エディオン・広島)2012/06/09 20:35
     予選,準決勝,決勝と,自分で流れをつくって走ることができた。多くの人に応援してもらえて,勝つことができたのは本当に嬉しいが,正直なところ記録はもっと出るだろうと思っていた。タイムを出したかったので,それがかなわなかったことが残念。今回のレースを経験してみて,改めて自分は海外の選手と競り合ったほうが行けるんじゃないかということを感じた

    男子やり投 ディーン 元気 (早稲田大・兵庫)2012/06/09 20:15
     嬉しい。ようやく決められたなという気持ち。大きく注目されて,自分ではプレッシャーを感じていないつもりだったが,昨日の夜は,やはり緊張があった。自分のやるべきことが明確に見えていたことが勝因だと思う。村上(幸史)さんがリードする流れだったが,自分に言い聞かせて,自分のリズムで投げることを心がけた

    男子400mハードル 岸本 鷹幸 (法政大・青森)2012/06/09 20:00
     決勝は,絶好調だったので,バックストレートの向かい風も全く気にならなかった。せっかくの大舞台,やれるだけやってやろうという思いで臨んでいた。(48秒41という自己新については)正直なところ,ここまで出るとは思っていなかった。こんなに本気になってレースに臨んだのはインターハイ以来かも…(笑)。今までと違って,応援の声もすごかったし,走っていて本当に楽しかった。オリンピックの経験はまだないので,本番では,まずは下のラウンドからしっかり勝ち上がっていきたい

    男子400m 金丸 祐三 (大塚製薬・徳島)2012/06/09 19:55
    (優勝でオリンピック代表権を獲得して)ホッとしたという気持ちだが,走りには全く納得がいっていないので,浮かれてはいられないという気持ち。今日は前半から攻めた。バックストレートの向かい風もあったが,調子がよかっただけにこの記録は不満。ロンドンでは決勝進出が目標だが,今のままでは歯が立たない。なぜこうなってしまったのか,しっかり分析して練習したい

    男子10000m 佐藤 悠基 (日清食品グループ・東京)2012/06/09 19:34
     しっかり勝負しようと思って臨んでいた。レース中も落ち着いていたし,中盤のペースがそんなに速くなかったので,最後まで(ラストスパートに備えて)しっかり脚(の力)をためることができた。
     まだB標準しか突破できていないので,行けるかどうかはまだわからないが,もし選んでもらえたら,昨年のテグ世界選手権でふがいない走りをしているので,ロンドンでリベンジしたいと思う。 レース序盤はちょっと身体が重たいかなと思ったが,立て直してラストに備えた。残り1000mで余裕があったので,自信をもってラスト300mでスパートした

    女子400m 佐藤 真有 (東邦銀行・福島)2012/06/09 18:57
     日本選手権の優勝は初めて。勝つことができて本当に嬉しい。欲を言うなら52秒台を出したかった。五輪B標準(52秒35)を決勝で突破したいと思って臨んでいたので。もう少しのびのびと走れたらよかったかもしれない。
     周りに誰がいても自分のレースをすることを心がけていた。最後に(ほかの選手が)来るのはわかっていたが,自分の走りに集中した。
     東日本大震災以降,福島で応援してくれる地元の皆さんからは,私のほうが力をもらったと思っている。本当に感謝している

    女子棒高跳 我孫子 智美 (滋賀レイクスターズ・滋賀)2012/06/09 17:35
    (今の心境は)嬉しいの一言に尽きる。この大会の目標は4m40。昨年の秋に肘を脱臼したり,春先に左足首を捻挫したりと不安もあったが,ずっと大阪で4m40を跳ぶというイメージはしていた。
     4m40の跳躍は,気持ちよく跳べた。イメージしていた通りに跳べたのではないかと思う。日本新を跳んだんだという実感が,今,じわじわとわいてきている。
     もし,(五輪代表に)選んでいただけたら,(2004年アテネ大会に出場した)同じ滋賀県の近藤(高代)さんに続けるよう,ロンドンで頑張りたい

    女子砲丸投 白井 裕紀子 (滋賀陸協・滋賀)2012/06/09 16:46
     記録を出して勝ちたいという気持ちがあって,15m後半から16mを目標にしていたので,もうちょっと投げたかった。去年から環境を変えて,母校の国士舘大に戻ってトレーニングをしている。その成果があって,昨年よりも筋力がアップして砲丸の初速も上がってきた。(動きの)タイミングが合えば飛ぶという自信はあったので,4回目以降,スピードを出すように意識したのだが,うまく合わせることができなかった。次への課題としていきたい

    男子円盤投 堤 雄司 (国士舘大・北海道)2012/06/09 16:30
     今日狙っていたのは58mくらい。それが投げられれば優勝はできると思っていた。(優勝記録となった)1投目は,8割くらいの力で投げてのもの。2~3投目あたりでしっかり投げればもっと行けると思っていたが,その後,全体的に力みが出てきてしまい,(動きが)少しずつずれてしまった。(記録的には)安定はしていたが,欲しいのは一発。これから目指していくのがアジアであったり世界であったりすることを考えると,2~3投目でステップアップさせていけるようにしていかなければならないと感じている

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