7C-Teensプロジェクトとは
日本選手権バックヤードツアーに参加する高校生で結成された、「7C-Teensプロジェクト(以下、7プロ)」。多くの人々が、“する・見る・支える” 様々な形で陸上競技を楽しむことができるよう、約3か月にわたり大会運営について学び、考える場として発足しました。この活動を通して、審判や補助員など大会を支える人々の魅力や運営に関する課題を見つけ、影の立役者としての第一歩を踏み出したくなるような未来の大会について考えることを狙いとしています。
▼第1回活動報告(実施概要)
プロジェクト名の由来、プロジェクトメンバーなどについては、こちらをご覧ください。
▼参加者募集概要
募集の背景および概要については、こちらをご覧ください。
【第2回 日本選手権バックヤードツアー 活動報告】
6月27日(日)第二回目の活動として、7プロのメインの活動である日本選手権バックヤードツアーを実施しました。日本選手権の舞台裏で活躍する審判やスタッフなど支える人々を、オンライン(Zoom)を使い、映像でお届けするツアーです。具体的には、ミックスゾーンやアナウンス室、写真判定室、選手入場ゲートの裏側など、普段見ることのできない場所を中心に、本連盟スタッフが競技中リアルタイムでカメラを回しながら7人のメンバーと繋ぎました。メンバーによっては、テレビ(NHKの中継)と本ツアーの映像を同時に比較しながら視聴しており、審判やスタッフの指示が、大会の進行や演出にどのように繋がっているのかも楽しみながら見ていたようです。
▲ツアー場所の一例(ミックスゾーン、入場ゲート、表彰控室、招集所)
終了後、メンバーからは、「写真判定室とEPルームは緊張感もあり、画面越しでも十分伝わってきました」、「同じ夢を持つ人と過ごす時間は、かけがえのない時間になりました」、「陸上好きなんだなと、改めて思いました」などの声が届きました。また、日本代表が決まる瞬間、競技を観たい気持ちを胸にしまい大会運営のために業務にあたる多くの審判の姿に、心を打たれているメンバーの様子もありました。
大会の舞台裏を知ってもらうことで、大会運営の複雑さや陸上競技の奥深さを感じてもらうとともに、審判やスタッフなど、夢舞台を支える人々の魅力も届けることができたように思います。
▼7プロのメンバー 赤間 美恋さんのメモ
次回、第3回のオンラインミーティングでは、日本選手権バックヤードツアーを終えて、感じたこと、考えたことを踏まえながら、未来の陸上界がより盛り上がりのある価値あるものとなるために、どんなことができるのか。7人それぞれが様々なアイディアを出し合い、議論を深めました。
第3回オンラインミーティングの様子は、次のニュースにて掲載予定です。