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マラソン日本代表選手記者会見

3月18日に、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、リオデジャネイロオリンピック男女マラソン日本代表に決定した佐々木悟(旭化成)、北島寿典(安川電機)、石川末廣(Honda)、伊藤舞(大塚製薬)、福士加代子(ワコール)、田中智美(第一生命)の6選手による会見を行いました。


*写真提供:フォート・キシモト

福士加代子


「リオデジャネイロオリンピックは、マラソンで私が金メダルを取りたい。(過去3大会で出場した)トラックでは“金メダルを狙います”といえなかったが、マラソンではいえる。たぶん過去に先輩方が金メダルを取っている功績があるから。そこに私も乗れる舞台があるので、チャンスだと思って狙っていきたい」

田中智美


「(発表から一夜明けて)やっとじわじわと“決まったんだ”という実感が湧いてきているところである。オリンピックに出るからにはメダルを目指して頑張りたい。また、私の走りを見て、子どもたちが“私もマラソンを走ってみたい”と思ってもらえるような走りができたらなと思う。金メダル目指して頑張りたい」

伊藤 舞


「まず自分が一番目標にしていたオリンピックの代表になったことを嬉しく思う。それとともに、しっかり頑張りたいと緊張感を持っている。日本陸連が定めた2時間22分30秒(派遣設定記録)は、メダルを争えるタイムだと思っている。私の持ちタイムは2時間24分42秒なので、そのタイムに少しでも近づけるよう準備をしていきたい」

佐々木 悟


「ベストコンディションにならないと全く勝負にならないと思っているので、まずはしっかりとコンディションを合わせていくことと、1日1日を大切にして課題をクリアしていくことが大切だと考えている。正直、順位とかは全く想像できない。今までの試合も、そういうところを意識してこなかったので、自分の持ち味をしっかり出していきたい」

北島寿典


「チームの先輩である中本(健太郎)さんが、ロンドン五輪で(6位に)入賞されて、ちゃんと日本男子マラソンの世界での戦い方を示してくれた。中本さんの結果を超えることで、引き継いでステップにすることができると思う。中本さんの結果を超えることがリオオリンピックでの目標である」

石川末廣


「(発表から)1日経って、自分自身が日本代表という自覚を持って、身が引き締まる思いをしている。出る限りは最高のパフォーマンスをしたいので、走って、入賞を目指して、(昨年1月に他界した)父に報告したい。日本の代表のマラソン選手として出る以上、結果を求められると思っている。その結果…入賞もしくはメダルを目指して、これから準備をしていきたい」

文/児玉育美(JAAFメディアチーム)