2024.03.28(木)その他

【指導者セミナー】『ハイパフォーマンス発揮に向けた日々のコンディショニングの重要性』をテーマに、パリ五輪へ向けた講演やパネルディスカッションを実施!



日本陸連は2月10日、東京都内において、トップ選手を指導するコーチ・スタッフを対象に、『ハイパフォーマンス発揮に向けた日々のコンディショニングの重要性』をテーマとするセミナーを開催しました。これは、目指す競技会で最高のパフォーマンスを発揮するために非常に大きな鍵となってくる日々のコンディショニングについて、改めてその重要性の認識を深めるとともに、正しい知識や方法を学ぶ機会として、日本陸連オフィシャルスポンサーである大塚製薬株式会社の協力を得て設けられたもの。強化競技者の専任コーチ、実業団や大学などで指導にあたるコーチのほか、ストレングスコーチやアスレティックトレーナー、理学療法士などが参加しました。
セミナーでは、日本のトップアスリート支援とスポーツ医科学研究の最先端といえるハイパフォーマンススポーツセンターが推進する「トータルコンディショニング」の考え方が紹介されるとともに、この夏に開催されるパリ五輪に向けたコンディショングという観点で講演とシンポジウムが行われ、貴重な知見や最新の情報が紹介されました。



開会にあたって登壇した日本陸上競技連盟の尾縣貢会長は、「日々のトレーニングをいかに効率的にパフォーマンスに変えるかは、非常に大きなテーマ」と述べたうえで、「今、陸連はパリ(五輪)に向かっている。その過程のなかで本当に大切になってくるのは、万全な状態で大会を迎えること、すなわちコンディショニングにどう取り組むかということになる」と、コンディショニングの重要性を強調。「パリ五輪、そして東京世界選手権と続いていくこの2年間は、陸上競技に大きな注目が向けられる。これを成功させることができるかどうかは、やはりアスリートの活躍にかかっている。今日の情報を、皆さんの活動に生かし、より強い、たくましいアスリートをつくることに役立てていただければ嬉しく思う」と挨拶しました。


【第1部/講演】

HPSCが推奨するトータルコンディショニング

セミナーは、第1部を講演、第2部をシンポジウムで展開する2部構成で実施されました。
第1部で紹介されたのは、「HPSC(ハイパフォーマンススポーツセンター)が推奨するトータルコンディショニング」というテーマです。
ハイパフォーマンススポーツセンターは、東京・北区にある味の素ナショナルトレーニングセンター(以下、NTC)と国立スポーツ科学センター(以下、JISS)の総称で、HPSCとも呼ばれ、スポーツ医・科学、情報等による研究や支援、高度な科学的トレーニング環境を提供することで、「世界一を競い合うスポーツ」と定義するハイパフォーマンススポーツの強化に貢献している組織です。
「トータルコンディショニング」という概念は、HPSCの運営を管理するJSCと大塚製薬株式会社の親会社である大塚ホールディングス株式会社が、2016年から共同研究プロジェクトとして実施してきた「Total Conditioning Research Project」で得られた成果をもとにまとめられたコンディショニングの新たな考え方。昨年の夏には、その概要や知見等をとりまとめた「アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン」を発刊(https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/study/conditioning/tabid/1850/Default.aspx)するとともに、スポーツ分野における国際競技力向上のためのコンディショニングに関する研究の継続と、そこで得られた知見を国民のライフパフォーマンス向上に活用・応用するための普及・啓発活動を行う共同プロジェクト「Total Conditioning Research Project NEXT:TCRP NEXT」をスタートさせ、“次のステップ”というべき取り組みを進めています。


コーチに必要な考え方からみる「トータルコンディショニング」



こうした背景のもと、今回の講演では、JSC理事で、HPSCセンター長およびJISS所長を務める久木留毅氏と、HPSCおよびJISSスポーツ科学・研究部先任研究員の清水和弘氏が登壇しました。
久木留氏は、日本パラリンピック委員会運営委員、日本レスリング協会ナショナルコーチ兼テクニカルディレクターなどを歴任し、長年にわたってハイパフォーマンスにおける研修、実践に従事している人物。「私からは、トータルコンディショニングについて、コーチに必要な考え方の観点で紹介していきたい」として、まず、HPSCにおけるコンディショニングに対するアプローチの変遷を振り返っていきました。
そして、レスリングのナショナルコーチを務めていた自身の経験から、ライフワークとして取り組んでいるコーチングの研究のなかで培った「パフォーマンスビへービア」というアスリートの行動変容をみていく概念を紹介。「コーチは、パフォーマンスのところだけをみればいいのかというと、実はそうではない」として、アスリートがトップレベルへと進化・成長を遂げるまでには、競技レベルだけでなく、精神的,社会的,教育的,財政的,法的な側面など多面的に捉えて、それぞれの過程に着目していく必要があることを示し、「それゆえコーチは、トレーニングの時間以外の状況も含めて、“今日、どんなことがあって、どういう体調なのか”と、包括的にアスリートのパフォーマンスを観察し、物事をトータルに考えていくことが求められる」と述べました。
そのうえで「この考え方を、コンディショニングに置き換えてみると、コンディショニング一つをとっても、フィジカルやメディカルはもちろんのこと、栄養、メンタル、トレーニング、さらには睡眠と、さまざまな分野が関係している」と話し、HPSCで推奨する「トータルコンディショニング」の概念を、「アスリートの効果的なコンディショニングのために、それぞれの分野のエクスパートが協力・協調して連携を組み、包括的な行動をとること」と説明。これを整えていくうえで一番のキーパーソンに「アスリートに最も近いコーチ」を挙げ、「コーチ自身が、実際にいろいろな情報、それも最新の情報を知っていることが大事」と、コーチがトータルコンディショニングの考え方を理解しておくことの大切さを示しました。


パリ五輪に向けて必要となる「トータルコンディショニング」の実例



続いて壇上に立った清水氏は、コンディショニングや運動免疫学の領域を専門とする研究者。HPSCおよびJISSのスポーツ科学・研究部先任研究員として、トップアスリートの体調管理やリカバリー、免疫機能評価、疲労評価、感染対策に関する研究・開発に取り組むほか、連携・協働推進部の専任研究員を併任し、産学連携推進にも従事しています。
清水氏は、「本日、私からはトータルコンディショニングを中心として、迫っているパリ大会に向けて、少しでも役に立てるような情報を皆さまに共有できればと思う」と講演を始めました。
まず、五輪が行われるパリの基本情報として、清水氏は日本との時差やフライト時間、大会が実施される8月の気候や、会期中に懸念される感染症に関する一般的な情報を紹介。そのうえで、「平均的な情報はこうでも、実際に行ってみると全く違うケースもある。それを踏まえて、多くの情報を集め、どうなった場合でも対応できるよう幅広い事前準備が必要」と述べ、焦点を、時差対策、暑熱対策・寒さ対策、感染対策の3つに絞って、詳しく話を進めていきました。

◎時差対策について
「海外遠征時では、長距離移動や慣れない環境による疲労や時差ぼけにより体調不良が起き、競技パフォーマンスの低下につながる」と述べた清水氏は、時差ぼけの原因となる体内時計のリズムの乱れが起きるメカニズムを解説。「日本からパリへ渡航する西回りの場合に行う時差調整の方法」として、睡眠スケジュールのシフト、光照射、服薬による調整の具体策を紹介。また、渡航中の航空機内の過ごし方について、「“できるだけ寝ましょう”が最近よく言われていること。休めるときはしっかり休む。寝られるだけ寝るというのが重要な考え方になっている」と述べ、リラックスできる座席、寝やすい環境つくり、身体の動かし方、防寒、脱水予防や乾燥対策などのポイントを挙げました。

◎暑熱対策・寒さ対策について
夏に開催される世界大会では、暑熱対策はパフォーマンスに直結する重要なファクターとなってきます。清水氏は、まず暑熱対策のポイントとなる、①深部体温が40℃を超えないようにする、②体内の水分損失は体重の2%を超えないように適切に補う、③失われた電解質やミネラルを補給する、の3つを提示。これらの対処策として、脱水のセルフチェックや、暑熱順化、水分補給、身体冷却を示し、個々の留意点を詳しく解説しました。また、1日の寒暖差が大きいというパリの気候から、「寒さ対策も必要」として、寒冷な条件下となった際に、どんな点に留意すべきなのかも紹介しました。

◎感染対策について
感染対策について、「リオ(2016年)はジカ熱(ジカウイルス感染症)、平昌(2018年)はインフルエンザやノロウイルス、そして東京(2021年)・北京(2022年)はコロナウイルス感染症(COVID-19)と、振り返ってみれば、ずっと何かしらの感染症と闘ってきていることがわかる」と清水氏。「そもそもアスリートは感染症(特に風邪)にかかるリスクが高い」と述べ、その理由や、罹患することで生じる問題を解説していきました。さらに、アスリートは、さまざまな因子により免疫機能が低下しやすい環境にあることから、「感染予防には免疫学的観点からみた体調管理が重要になる」と示唆し、免疫低下の自覚的なサインと、その対処法も紹介。最後に、アスリートにおける感染予防のためのコンディショニングと具体策として、①病原体の侵入を防ぐ行動(手洗い、マスクで保湿、三密回避など)、②免疫機能のリカバリー(鍼治療やマッサージ、睡眠、リラックス)、③トレーニング内容の調整(練習量を抑えて免疫機能を回復させるなど)、④栄養学的アプローチによる免疫亢進(バランスの良い食事、日常的な乳酸菌B240摂取による免疫亢進)の4点が示されました。

◎五輪における村外サポート拠点について
HPSCを運営するJSCでは、過去の五輪大会において、村外サポート拠点を選手村の近隣に設置し、開催地における選手のコンディショニングを多方面からサポートしてきました。これは2012年ロンドン大会以降、スポーツ庁(※2015年までは文部科学省)の委託事業として行われてきたもので、今夏のパリ大会においても設置が予定されています。清水氏は最後に、ここまで紹介してきた時差、暑熱・寒さ、感染の各対策について、それぞれの課題に応じて、栄養、生理・医学、生化学、運動(トレーニング)など、さまざまな観点からのアプローチが可能であることを改めて示し、「それぞれのタイミングでしっかりと準備を行い、選手村に入った際には村外サポート拠点を活用し、本番に向かっていただきたい」とコメント。五輪当日までの「トータルコンディショング」の全体像を示す形で講演を締めました。


【第2部/パネルディスカッション】

パリ五輪に向けての体制づくり



第1部で、HPSCが推奨するトータルコンディショニングの考え方やパリ五輪に向けたコンディショニングを例とする取り組みが紹介されたのちに行われたのが、第2部のパネルディスカッションです。テーマは、「パリ五輪に向けての体制づくり」。パネリストとして、第1部で講師を務めた久木留氏・清水氏に加えて、日本陸連から、山崎一彦常務理事・強化委員長、真鍋知宏医事委員長が登壇し、これを2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの髙平慎士氏(富士通陸上競技部一般種目ブロック長)がファシリテートするという、豪華な顔ぶれでのセッションが実現しました。
トップスプリンターとして国際的な舞台で長く戦ってきた髙平氏は、ハイパフォーマンススポーツセンターが展開するアスリート支援を、実際に活用してきています。そうした豊富な経験を持つトップアスリートの視点、第一線を退いてからのコーチとしての視点、さらには解説などメディアの立場で最新の情報網のなかに身を置いている者の視点と、さまざまな角度から質問を投げかけ、各パネリストが持つ知見や情報、考えを引きだしていきました。
以下、その要旨をご紹介します。

Q(髙平):まず、講演を聞いての感想を。
・山崎:私たち強化委員会が選手を預かったときには、コンディショニングの「最後のひと押し、最後のひと安心」を心掛けてマネジメントしていきたいと思っている。そのためには選手を送りだす前の段階でパーフェクトにしていくことが必要。そこでコンディショニングはナーバスになってやっている。今日話を伺って、自分たちがやってきたことが間違っていなかったと確認できたり、逆にもっと議論を深めていきたいと思ったりすることもあった。
・真鍋:とてもためになる情報や方法を示していただいた。そのままアスリートに伝えると、情報過多になるのでコーチは配慮が必要。屋外で本格的な競技会に出る前に試して、自分に合うものを選択するなどの準備も必要だと感じた。また、脱水のセルフチェックで紹介された尿の濃さや比重を指標とする点については、トップ選手はドーピング検査を受けることが多く、尿の比重には馴染みがあるはず。慣れてくると色を見れば大まかな比重がわかるようになる。それは日常でも、選手自身が気づくきっかけになると思った。

Q:このシンポジウムでは、「パリに向けた体制づくり」をテーマとして進めていく。まず、暑熱対策。日本陸連がこれまで行った対策と成果を。



・山崎:東京五輪に向けたプロジェクトということで、JSCやJOC(日本オリンピック委員会)、科学委員会の杉田正明委員長を中心に、暑熱対策に取り組んだ。今は、そのノウハウが定着し、データのあるものになっている。マラソンと競歩においては、急な会場変更が行われたことで、事前に収集していたデータや知見を活かせなかったものもあるが、身体を冷やすための新たなエビデンスとして、プレクーリング(運動前に一時的に深部体温を下げる)の概念や、静脈血を冷やす、手のひら・足の裏を冷やすなどの方法、アイスベストの利用などが定着してきた。給水においても、エビデンスを踏まえつつ、選手ごとの個体差に応じて、適切な量や温度、タイミングで摂取するようになった。また、そうした傾向は、トラック&フィールド種目にも広がりを見せている。プレクーリングとしては、アイススラリーの利用が人気で、厳しい暑熱環境下で行われたバンコク・アジア選手権をはじめとする各大会での熱中症対策に大いに役立った。ラウンド制のレースにおいても、レース後すぐにアイスバスに入るといったことを行うようになった。

Q:オリンピックでは、スポンサーの関係で着用する物や飲料などに制限が生じる。そのなかで行うアスリートサポートとしては、どんな視点があるか。
・久木留:私がこれまで五輪に参加したり見てきたりしてきたなかで思ったのは「想定外」への準備。「パリはこうだから」という固定概念にとらわれず、「想定外」をいくつ準備してマネジメントできる体制を整えていけるかが大事。JSCでは、オリンピックにおいて村外サポート拠点をつくっているが、「ここは使うけれど、ここは使わない」と、利用する側にトータルで判断して活用してもらえたらというスタンス。できるだけ注文を言っていただき、準備はしっかりしておきたいと考えている。

Q:情報を集める際に、選手たちが注意すべきことは? どう自分に落とし込むとよいか?
・清水:そこは非常に重要な視点。私たちも、いろいろなことを想定し、選手や関係者に対して、有用な情報をエビデンスベースでしっかり提供することを続けている。なので、まず私たちが出す情報は、信頼していただいて大丈夫(笑)。情報を集める際は、やはりエビデンスが重要となる。どこから引っ張ってきた情報なのかがわかると判断しやすい。また同じ情報でも、いろいろな発信元を並べてみて、共通しているところをみるとか、そうした集め方をするとよいと思う。

Q:陸上は個人種目ということもあり、求めることが個々で異なる一方で、選手村は共同生活となる。時差調整の観点で、チームとして対策していることは?
・山崎:選択肢を増やすことが仕事だと思っている。今、行っているマネジメントとしては、さまざまな選手に対応すること。パリにおいては事前合宿地を選び、できるだけ選手の要望に応えられるようにする。渡航スケジュールについても、JOCの理解をいただき、幅を持たせられるようになった。以前に比べると、格段に個別対応が可能になっている。
・山崎:時差調整についても、マニュアル通りに適応する人もいれば、もっとかかる人もいるし、逆に集中力を優先して直前に入りたいという人もいる。「エビデンスはこうだが、こうしよう」と幅を持たせることが、選手もストレスがないという考え。情報が錯綜しないように、マネジメントする側がうまくコントロールして提供していくことを心掛けている。

Q:アスリートは、「こうしたほうがいい」というエビデンスがあっても、精神面の安定を優先する傾向にあると思う。どう優先順位を考えるとよいか?
・清水:実践するアスリートがいいと思うこと、やってみてよかったと感じることが重要。例えば、先行研究で、時差調整が必要であっても、あまりに考えすぎると、逆にうまくいかないという結果も出ている。「アスリートが実践しやすい」を優先したほうがいい。

Q:パリ五輪の前には、陸上では、どんな情報提供を予定している?



・真鍋:五輪や世界選手権に選手団を派遣する場合、医事委員会としては、時差対策、現地の気候や衛生環境、感染症対策、現地の水の情報などを提供している。ただ、どんなに対策を講じていても、体調を崩す選手はいる。そこで役立つのは現地に入る帯同ドクター。選手の状況に応じて、事前に準備した医薬品の処方を行う。そうしたことが選手のコンディショニング、引いては結果に結びつくパフォーマンスの発揮につながると考えている。

Q:時差調整は確認しづらく、成果を評価しづらいことでもあるが、選手に寄り添うサポーターとして、何が必要と考えるか?
・久木留:ここもとても重要な観点。今日の講演で清水が、時差調整のところで、渡航が西回りか東回りかで異なるという話をしたが、実は、アメリカではこの辺りの研究が進んでいて、例えば、4大スポーツ(アメリカンフットボール、野球、バスケットボール、アイスホッケー)のある競技団体のなかには、どの飛行機に乗って、何時間のフライトだと、どういう眠り方や食事の仕方をすればよいかを示しているところがあると聞き、我々もそうしたものを用意したほうがいいと考え、今、その準備をしている。今回示したような「時差調整は東回りのほうがきつく、西回りだとそうでもない。では帰国するときはどうか」といったことは、指導者の知識としてマニュアル化し、発信していくことが大事。JISSはじめ、JSC、HPSCとして、そのマニュアルつくりはお手伝いできる。そういった準備に私たちは関与していきたい。

Q:最後に、パリに向けて、日本チームはどのような成績を残していきたいか?
・山崎:たくさんの人に応援をいただき、昨年のブダペスト世界選手権で選手たちは、過去最高に近い成績を出してくれた。ワールドワイドに活躍ができる選手、今回紹介していたいたコンディショニングも自然にできる選手たちが増えてきて、またコーチのほうの質も上がってきている。パリは本当に集大成ということになるので、万全の状態で、大らかにみんなが臨めるように、また、スタッフも大らかに、ずっと笑顔でいられるように、選手をサポートしていきたい。良い結果が出ると思うので、ぜひ、期待して楽しみにしていただきたい。

◇ ◇ ◇

シンポジウムは、このように山崎委員長によるパリに向けての心強い意気込みを聞けたところで終了。最後に髙平さんは、「今回は、“パリ五輪に向けて”というテーマだったが、日々のトータルコンディショニングが非常に大事であることは、日本代表になっても変わらないと知っていだけたと思う。また、日ごろ皆さんが指導あるいはサポートしている選手たちが、どのように知識を深め、皆さんがサポートしていくか。それがうまく循環することによって、ハイパフォーマンスは発生していくのだということの確認にもなった。皆さんにとって、素晴らしい何かを持ち帰っていただけたらいいなと思う」とまとめ、約2時間にわたって行われたセミナーは幕を閉じました。


写真提供:フォート・キシモト

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