大会3日目(最終日)ハイライト
(メディアチーム)

「第97回日本陸上競技選手権大会 兼 モスクワ世界陸上代表選考会」の大会3日目(最終日)は、18種目の決勝が行われた。今大会で、岸本鷹幸(23=富士通)、飯塚翔太(21=中央大)が、世界選手権の代表選手に内定した。

 前回の世界選手権で優勝し、今年8月開催されるモスクワ大会への出場権利を持つ室伏広治(38=ミズノ)が、日本選手権19連覇に挑んだ。「75mをコンスタントに投げられた。練習も量より質にこだわった」のコメント通り、6投中4投を75m超えで、5投目に76m42をマークし、貫禄でV19を達成した。「うれしいです。応援し続けてくれているサポーター、スタッフに感謝してます。」と、偉大な記録更新に自らも喜んだ。
 女子200mは、福島千里(24=北海道ハイテクAC)が世界選手権参加標準記録Bを突破する23秒25で3連覇し、昨日優勝した100mとの3年連続2冠を達成した。また、男子200mの飯塚翔太は、20秒31の標準記録Aを突破し大会初優勝した。
 男子400mHでは、岸本鷹幸が49秒08で優勝し3連覇。「こんなに苦しい試合はこれまで経験したことがなかった。優勝できたのは(3連覇の)意地があったから。それがなければ抜かれていた。」とレースを振り返った。
 女子ハンマー投では綾真澄(33=丸善工業)が64m20で3年連続8回目の優勝を飾った。

なお、世界陸上選手権の日本代表選手発表は10日に行われる。

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