2026.06.14(日)
【第110回日本選手権】男子400mハードル 優勝<アジア大会内定> 後藤大樹(洛南高・京 都)コメント

【男子400mハードル】
後藤 大樹(洛南高・京 都)
優勝
48.09 ※アジア大会内定、U20日本新記録、U18世界最高記録
予選(48.31)から引き続き、「自分でも信じられない」という気持ちが大きい。こんなテレビで見ていたような舞台で自分が本当に優勝したのかという思いがあって、まだ(優勝が)実感できないでいる。
タイムのことは、スタート前はあまり意識していなかった。予選と同じく、高校生らしく、フレッシュな、勢いで行くようなレースができたらいいなと思っていた。決勝では、緊張するというよりは、自然と笑みがこぼれるような感じ。ワクワクした気持ちで走ることができた。
予選の走りを見て、「決勝では(1つ内側の6レーンに入った)黒川さん(和樹、住友電工)が、前半から来るだろうな」と思っていたので、それで自分のリズムが崩れないよう、うまくついていくことを心がけた。自分はスプリントに自信があるので、「ラスト100mが勝負だ」という気持ちで挑んでいて、(最終)コーナーを抜けたときには、けっこう自信があった。「ここからスプリントで負ける気はしない」という強い気持ちで行った。
昨日の予選後、柴田先生(博之、洛南高監督)から「何が食べたい?」と聞かれ、「ウナギが食べたいです」と言って、特上をごちそうになった。「出世払い」と言われたので、「明日(の決勝で)、結果を出さないといけないな」という思いになった(笑)。
決勝レース前には、「失うものは何もないのだから、高校生らしく全力で楽しんでこいよ。楽しまないともったいないぞ」と言われたので、「確かにそうだな」と思い、楽しむ気持ちでいった。自分は、ヨンパー(400mハードル)は基本的に嫌いなのだが(笑)、このレースはめっちゃくちゃ楽しかった。本当にテレビで見ている選手たちと走ったことで、いろいろな刺激をもらえて楽しむことができた。
レースでの走りについては、柴田先生から、(15歩で行く終盤のインターバルを)刻むとき、(練習で実施している)2.0(m間隔に置いた)ミニハードルを刻んでいくイメージで行けと言われていた。その通り、予選から特に変えたところはなくて、逆に(決勝は)、「作戦なんて立てずに勢いで行ってしまえ!」という感じだった。
まだ、日本選手権で勝ったことが信じられない気持ちなのだが、この優勝をプレッシャーと捉えずに、守らず、これからも、どんどん攻めていく走りをしていけばいいと思っている。日本一になった実感はまだないけれど、今後は世界を見据えて、どんどん戦っていく選手にならないといけないなという思いは湧いてきた。
<為末大さんの高校記録を塗り替えて、日本記録(47秒89、2001年)が近づいてきているが? の問いに>
為末さんは、自分にとっていい道標というか、ずっと目標にしている人。そこに向けての過程は自分で考えつつも、目標として、やっぱり為末さんの存在は大きいと思っている。
2026/6/14 JAAFメディアチーム
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