バーチャルミュージアムオープン! 詳細はこちら

モナコで行われたWAカウンシル会議の中で、
コー会長より有森会長へ贈呈されました
東京2025世界陸上では、日本代表選手の力強い挑戦と、世界中から集ったアスリートたちのパフォーマンスが、多くの人々の心を動かしました。そして国を問わず熱い声援や様々な形で支えてくださったファン、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。この熱を大切に未来に繋ぎ、高めていくことは、我々日本陸上競技連盟の使命です。
本連盟は、陸上を愛するみなさまが歴史を繋いでくださったおかげで、本年創立100周年を迎えることができました。100年支えていただいたみなさまへの感謝を込めて、「~日本陸連100周年記念~RIKUJOフェスティバル in 国立競技場」を開催致します。
本イベントでは、陸上を愛する全てのみなさま(トップアスリート、一般の愛好者、審判、指導者等)を「RIKUJOファミリー」と呼び、「RIKUJOファミリー」が一堂に会し、これまでの100年に感謝して、新たな未来に向かってスタートを切る瞬間を分かち合うことを目的としています。
イベントでは、「マザー・オブ・スポーツ」と呼ばれる陸上を、参加者とトップアスリートがともに楽しむ「RIKUJOファミリー大運動会!」をはじめ、東京2025世界陸上を含め国内外で輝いた日本代表選手と、その活動を支えてくださった方々を讃える「日本陸連アスレティックス・アワード2025」や「RIKUJOファミリーパネル展示」、そして陸上に関わるすべての人々と100年の歩みを振り返り、新たな未来をともに描く「日本陸連100周年セレモニー」を開催いたしました。
100周年のタイミングで陸上の価値を更に高めるために動き始めたRIKUJO JAPANプロジェクト。場と機会を創造することで、陸上の影響力を最大化していく本プロジェクトの様々な活動を紹介してきます。5月11日には東京駅前行幸通りにおいて、初の30mダッシュタイムトライアルイベントである「SPEED STAR」を開催。その他キッズデカスロンチャレンジや100周年セレモニーで多くの人とつながるリレーなど、これまでの枠を超えた活動を紹介していきます。
国際競技力の向上や豊かな人間性を持つ国際人の育成を目的に始めた「ダイヤモンドアスリートプログラム」、次世代選手を対象にした競技パフォーマンス向上とキャリア自律を両立させる「ライフスキルトレーニングプログラム」、国際的に活躍した競技者が陸上および社会のリーダーとなり次世代選手を育成する「ハイパフォーマンスリーダーズプログラム」、そしてこれからの陸上を支える「指導者養成」「審判養成」など、陸上の特性を活かし人材を育成していく独自のプログラムを紹介していきます。
「JAAF VISION 2017」、「JAAF REFORM-中長期計画-」。このVISIONや計画では、陸上に関わるすべての人と「実現したい未来」を共有し、日本の陸上界としてのあるべき姿の達成に向けて、ミッション、ビジョン、アクションプランを設定しています。こうした取り組みの根底に流れているのが、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」の精神です。日本陸連では、組織内における「D&I」はもとより、国内を統轄・代表する団体として、日本陸上界を持続的に発展させていくための施策のすべてにおいて、「D&I」の精神を不可欠なものと捉えています。「人の多様性を認め、受け入れて活かすこと」を意味する「D&I」を重視し、さまざまな場面での推進に向けた取り組みを紹介していきます。そして、「D&I」の推進を目指す環境を実現するうえで重要となる、より上位の概念である「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」について紹介していきます。
バーチャルミュージアムは、陸上の100年の歴史、学術、記録データなどを集め、オープンに選手、指導者、研究者、ファンなど、陸上に関わるすべての人がアクセスし発信できるプラットフォームとして、2025年11月29日、100周年セレモニーイベントに合わせて開館しました。記念誌としての役割も含ませながら、過去を刻むだけでなく、未来の記憶を記録し、日々新たなページが加わり、歴史が積み重なっていく場にしていきます。進化し続ける陸上界のアーカイブを目指します。
