ダイヤモンドアスリートとは

オリンピックや国際大会での活躍が大いに期待できる次世代の競技者を強化育成する「ダイヤモンドアスリート」制度。東京オリンピックを契機に中・長期的にエリートを育成するために選ばれた競技者である。
陸上競技を通じて、競技的にはもちろん、豊かな人間性を持つ国際人となり、今後の日本および国際社会の発展に寄与する人材として育成することを狙いとする。

個を重視したアスリート育成のためのプログラムを準備し、アスリートの成長と競技力向上を多面的にサポートする。アスリートを指導するコーチの育成も必須であるため、ハイパフォーマンスコーチ養成と連動したプログラムを展開する。

MESSAGEメッセージ

室伏由佳
室伏由佳 プロジェクトマネージャー
~認定アスリートへのコメント~
ダイヤモンドアスリート制度に選ばれたアスリートは、国際的に活躍できる資質が見込まれた選ばれし者です。プログラムを通じ、多面的に“磨く”ことにより、個々の持つダイヤモンド原石が輝くものとして期待されます。実際に、修了生の多くは日本が誇るエリートアスリートに成長した実績を持ちます。
認定アスリートの皆さんには、近い将来自身がエリートアスリートとして活躍することになった際に必要となる資質を備えられるよう、この制度を自己研磨する場として大いに活用して頂きたいです。
尾縣貢
日本陸上競技連盟 尾縣貢 会長
~ダイヤモンドアスリートプログラムに対する想い~
「ダイヤモンドアスリートプログラム」のメンバーには、国際競技会での活躍とともに、陸上競技界そしてスポーツ界の次世代リーダーとしての役割を期待しています。そのために、多岐に渡る本プログラムを活用して、競技力向上のみならず豊かな人間性を持つ国際人になることを目指していただきたいと思います。
「ダイヤモンドアスリート」を支援していただいている東京マラソン財団及び企業スポンサーの皆さまに心からの感謝を申し上げますとともに、これからも一緒になってスポーツの価値を高めていただくことをお願い申し上げます。

ATHLETE第11期認定アスリート

DIAMOND ATHLETE

北田 琉偉

北田 琉偉KITADA Lui
所属(学年):日本体育大学(3年)
種目:棒高跳

澤田 結弥

澤田 結弥SAWADA Yuya
所属(学年):ルイジアナ州立大学
種目:中・長距離

永原 颯磨

永原 颯磨NAGAHARA Soma
所属(学年):順天堂大学(2年)
種目:3000m障害物

中谷 魁聖

中谷 魁聖NAKATANI Kaisei
所属(学年):東海大学(1年)
種目:走高跳

DIAMOND ATHLETE Nextage

濱 椋太郎

濱 椋太郎HAMA Ryoutaro
所属(学年):法政大学(1年)
種目:短距離

古賀 ジェレミー

古賀 ジェレミーKOGA Jeremy
所属(学年):東京高等学校(3年)
種目:110mハードル

ドルーリー 朱瑛里

ドルーリー 朱瑛里DRURY Sherry
所属(学年):津山高等学校(3年)
種目:中距離

PROGRAMリーダーシッププログラム

競技力向上だけではなく、豊かな人間性を持つ国際人育成のための個を重視した育成プログラムの中で、リーダーシップ教育と位置づけて行う。国際的なリーダーシップを発揮できるアスリートの育成を目指します。

第11期

  • 栄養実践研修DIGEST
リーダーシッププログラムレポート(2024年12月5日)
スペシャルゲスト福島千里から「世界で活躍するために養うべき素質」を学ぶ

第1回リーダーシッププログラムには、同日行われた認定式・修了式に出席した第11期ダイヤモンドアスリートの北田琉偉(日本体育大学)、永原颯磨(佐久長聖高校)、中谷魁聖(福岡第一高)、第11期に新設されたダイヤモンドアスリートNextageの濱椋太郎(目黒日本大学高)、古賀ジェレミー(東京高)、ドルーリー朱瑛里(津山高)、修了生の栁田大輝(東洋大学)、西徹朗(早稲田大学)が出席。スペシャルゲストとして福島千里さんを迎え入れ、室伏由佳マネジャーらとともに、世界で本領を発揮するためのスキルを学びました。

第3回研修レポート(2025年3月26日)
ハイパフォーマンスを実現するための心理学

第2回~第5回のリーダーシッププログラムは、味の素ナショナルトレーニングセンターで1泊2日の合宿形式で実施。
第3回は順天堂大学スポーツ健康科学部准教授の川田裕次郎先生をお招きし、ハイパフォーマンスを実現するための心理学を学びました。緊張状態が続く中でのパフォーマンスの出し方などを学び、今後の競技生活においても貴重な情報を吸収しました。

第4回研修レポート(2025年3月27日)
アスリートのこころの健康を考える

第4回研修は、日本陸連医事委員会副委員長の山本宏明先生(北里大学メディカルセンター)を講師に迎えました。日常生活でも話題に挙げられることが多い「こころの健康」をテーマに、同じ競技仲間同士の助け合いを意味する「ピアサポート」という概念や、「こころ」のセルフケアをする重要性を学びました。

第5回研修レポート(2025年3月27日)
メディアトレーニング~自分をブランディングする方法~

第5回はメディアトレーナーの片上千恵先生(法政大学准教授)をお招きしました。メディアを通じて、理想的なメッセージが受け手に伝わるようにメディア対応の心構えや方法を学びました。
講義では、参加者同士で実践トレーニングをする場も設けられ、今後メディアから求められるインタビューへの向き合い方を理解しました。


第10期

  • 栄養実践研修DIGEST
  • メディア研修DIGEST
リーダーシッププログラムレポート(2023年12月6日)
スペシャルゲスト飯塚翔太が語る「国際人として海外で活躍するために必要な姿勢」

第1回リーダーシッププログラムには、同日行われた認定式・修了式に出席した第10期ダイヤモンドアスリートの栁田大輝(東洋大学)、佐藤圭汰(駒澤大学)、西徹朗(早稲田大学)、北田琉偉(日本体育大学)、澤田結弥(浜松市立高校)、永原颯磨(佐久長聖高校)および修了生のアツオビン・ジェイソン(福岡大学)、藤原孝輝(東洋大学)の8選手のうち、日程の都合で退席した佐藤選手を除く7名が参加。飯塚選手、室伏由佳ダイヤモンドアスリートマネージャーも含めた全員で車座をつくって行われました。

第2回研修レポート(2023年12月19日)
海外で活躍するために必要なメンタルや考え方について

12月19日には、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて、「リーダーシッププログラム」として、第2回・第3回の研修が行われ、栁田選手、西選手、北田選手が出席、また澤田・永原の2選手がオンラインで参加しました。「リーダーシッププログラム」は、国際人としての素養や豊かな人間性を高めることを期して、個の成長を重視して実施する研修プログラムの一つに位置づけられています。第10期のスタートにあたって、この制度を統轄する室伏由佳ダイヤモンドアスリートプログラムマネジャーは、「今期は特に海外に目を向けたり、活動したりする際のあと押しになるようなプログラムを準備している」と表明していましたが、この日行われた2つの研修では、どちらも、まさに「直球ど真ん中」といえる内容が用意されました。

第3回研修レポート(2023年12月19日)
世界で活躍するアスリートを支えるマネジメントについて

第3回リーダーシッププログラムは、プロスポーツ選手のマネジメント業務等を手がける株式会社UDN SPORTS(ユー・ディー・エヌ スポーツ)の伴野力哉代表取締役を ゲスト講師に招いての研修が行われました。
伴野さんは現在42歳。プロサッカーチームのベガルタ仙台で働いたあと、スポーツメーカーのアディダスジャパンに入社。同社から日本サッカー協会に出向する形で、選手の合宿や世界大会出場の帯同や、選手の契約に関する業務などを担当したのちに、独立して、UDN SPORTSを設立したという経歴の持ち主です。

第5回研修レポート(2024年2月29日)
メディア対応や自分を表現することの大切さについて

栁田大輝選手、北田琉偉選手、澤田結弥選手、永原颯磨選手と海外合宿中の西徹朗選手(早稲田大学)がオンラインで参加、メディアトレーナーの片上千恵先生(法政大学スポーツ健康学部准教授)による「メディア対応」の研修を受けました。
冒頭の挨拶で室伏由佳ダイヤモンドアスリートプロジェクトマネジャーが述べた「今回は“実践第一”ということで進めていただく。表情筋が筋肉痛になる人もいるかもしれない。楽しい研修、実りある研修にしていきましょう」という言葉のとおり、笑顔と活気に満ちあふれた90分間となりました。


GRADUATES修了生紹介 
※所属は修了時のもの

北川 貴理 KITAGAWA Takamasa 順天堂大学 400m
平松 祐司 HIRAMATSU Yuji 筑波大学 走高跳
岩本 武 IWAMOTO Takeru 順天堂大学 400mH
佐久間 滉大 SAKUMA Kodai 法政大学 走幅跳
山下 潤 YAMASHITA Jun 筑波大学 100m/200m
犬塚 渉 INUZUKA Wataru 順天堂大学 100m/200m
サニブラウン アブデルハキーム Abdul Hakim SANIBROWN Tumbleweed TC 100m/200m
池川 博史 IKEGAWA Hiroshi 筑波大学 砲丸投/やり投
橋岡 優輝 HASHIOKA Yuki 日本大学 走幅跳
江島 雅紀 EJIMA Masaki 日本大学 棒高跳
宮本 大輔 MIYAMOTO Daisuke 東洋大学 100m/200m
井本 佳伸 IMOTO Yoshinobu 東海大学 200m/400m
塚本 ジャスティン惇平 TSUKAMOTO Jasuteinjumpei 東洋大学 100m/200m
海鋒 泰輝 KAIHOKO Koki 日本大学 走幅跳
クレイ アーロン 竜波 CLAY ALLON Tatsunami テキサスA&M大学 800m
中村 健太郎 NAKAMURA Kentaro 日本大学 やり投
出口 晴翔 DEGUCHI Haruto 順天堂大学 400mH
藤原 孝輝 FUJIHARA Koki 東洋大学 走幅跳・110mH
アツオビン ジェイソン ATUOBENG Jason 福岡大学 砲丸投
栁田 大輝 YANAGITA Hiroki 東洋大学 100m
佐藤 圭汰 SATO Keita 駒澤大学 中・長距離
西 徹朗 NISHI Tetsuro 早稲田大学 110mH
男子
北口 榛花 KITAGUCHI Haruka 日本大学 やり投
長 麻尋 OSA Mahiro 国士舘大学 やり投
髙松 智美 ムセンビ TAKAMATSU Tomomi Musenbi 名城大学 長距離
藤井 菜々子 FUJII Nanako エディオン 競歩
小林 歩未 KOBAYASHI Ayumi 筑波大学 100mH
女子

MOVIE第9期までのプログラム紹介

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