6月27日午前に理事会を行い、リオデジャネイロオリンピック日本代表選手を承認しました、また午後に名古屋市内のホテルで記者会見を開き、代表選手32名(男子21名、女子11名)およびリレー種目選手12名(男子4名、女子8名。ただし、リレー種目の派遣は、国際陸上競技連より、参加有資格国の発表後に決定)を発表しました。
リオ五輪代表選手
会見には、6月24〜26日の第100回日本選手権で内定していた18名のなかから8選手が出席し、現在の心境やオリンピック本大会に向けての抱負を話しました。
【各選手コメント】
「日本選手権では思うようなタイムで走れなかったが、代表に選んでいただいたので、オリンピックでしっかり頑張れるように、いいタイムで終われるようにしたい。」
「またオリンピックにチャレンジすることができて嬉しい。昨日の日本選手権決勝で出した20秒11を切るくらいのタイムを準決勝で出せば、決勝は見えてくる。今回は決勝を目指して頑張りたい。」
「去年の日本選手権は予選落ちだったが、今年はリオ(五輪)の年なので頑張ったというのもあって選んでいただけた。リオに向けて、もうちょっとタイムを上げて頑張りたい。」
「昨日(の日本選手権で)、標準記録(2m29)を跳んでからまだ24時間しか経っていないので、実感としてまだわいていないが、決勝に残って勝負できるように残り期間は短いが練習をしっかりしていきたい。」
「記念すべき100回大会でリオオリンピック出場を決めることができた。これも監督、コーチ、周りの方々のサポートのおかげ。これから自分自身できることは技術レベルを上げてリオに挑むことだけだと思うので、しっかり集中して準備をしていきたい。」
「“三度目の正直”という言葉もある。リオでは結果にこだわって走っていきたい。また、3回代表になることができたので、感謝の気持ちをもって、これからケガに気をつけて1日1日努力していきたい。」
「地元の愛知でオリンピックを決めることができて大変嬉しかった。オリンピックでは海外勢のスピードにしっかりとくらいついて入賞を目指していきたい。残り40日間でレベルアップをして、納得の走りができるようトレーニングしていきたい。」
「今回の日本選手権は失敗の試合運びをしてしまったが、これを繰り返さないように、またオリンピックというチャンスをいただいたので、オリンピックでは世界入賞を達成できるよう、しっかりトレーニングを積んで本番に向かいたい。」
(文:児玉育美/JAAFメディアチーム)