2020.10.14(水)大会

「第66回全日本中学生通信陸上競技大会 ~アシックスチャレンジカップ~」伝統の大会が新たな形で「みんなの全国大会」に ランキングが確定!!



本連盟が全国の中学生アスリートを対象にリモート形式で実施した「第66回全日本中学生通信陸上競技大会 ~アシックスチャレンジカップ~」の指定大会がすべての都道府県(※)で終了し、全国ランキングが確定しましたので、お知らせいたします。
※秋田県は8月8日に予定していた指定大会が中止となり、代替開催もなかったため、今回の全国ランキングには含んでおりません。また、県によっては一部の種目を実施しておりません。

中学生対象の通信大会は1955年から、各都道府県でそれぞれに大会を行い、記録を集計して全国順位を決定する形式で実施され、今年で66年目となります(別項参照)。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により全日本中学校陸上競技選手権大会が中止となるなど陸上競技活動の制約を受けた全国の中学生アスリートに、挑戦の機会を提供し、モチベーションを維持してもらうことも考慮して、記録集計の対象を大幅に拡大して実施しました。
各都道府県で指定した大会に出場した中学生全員を対象に、記録をワールドランキングと同様の方式でポイント化して集計し、本連盟の公式サイトにランキングを掲載しました。全国の中での位置を知ったり、記録証や参加認定証をダウンロードしたりできるのは、9月29日に全国ランキングが確定した「2020全国高等学校リモート陸上競技選手権大会」とともに本連盟初の試みです。

10月16~18日には、全日本中学校選手権の代替大会の位置づけも担う「全国中学生陸上競技大会2020」を神奈川・日産スタジアムで開催します。各県で開催された通信大会で活躍した中学生アスリートたちが一堂に会して、さらに高めた力を披露します。こちらにもご注目ください。

■ランキング、大会要項、各都道府県の指定大会一覧等は大会特設ページでご覧いただけます。
第66回全日本中学生通信陸上競技大会 アシックスチャレンジカップ 特設ページ
https://www.jaaf.or.jp/remote/juniorhighschool/

■大会の形式
7月1日から10月11日まで(※)の間に各都道府県が通信大会として開催した大会、または通信大会の対象として指定した大会に出場した中学生全員を対象に、その大会で出された記録をポイント化し集計。全国ランキングを本連盟の公式サイトに掲載しました。
※大会要項では10月31日までを大会期日としていましたが、各県から事前申告された指定大会が10月11日までにすべて終了したため、10月31日を待たずに全国ランキングが確定しました。
※指定大会で、記録なし、途中棄権、失格の場合はランキングに含みません。
※大会要項により個人種目は1人1種目の参加と定めていましたが、2種目に出場できる大会を通信大会に指定した県については、競技者ごとに2種目のうち全国順位が高い種目をランキングに掲載し、もう一方の種目はランキングから除外しました。
※各県が通信大会に指定した大会で出された記録のみが集計対象となるため、対象期間内に開催された他の大会での記録はランキングに含みません。

■ポイント
ポイントは、ワールドランキング等に使用されているワールドアスレティックスの採点表とリザルトスコアの仕組みを使用しました。記録に応じたポイントと、風力が関係する種目では風力に応じた加点・減点により算出します。ポイント算出方法は大会特設ページをご参照ください。
※指定大会で予選、決勝など複数の競技を行った場合や、フィールド種目で複数回の試技を行った場合は、その中で最もポイントの高いレース・試技をランキングの対象として採用しました。
※ハードル、砲丸投はシニアと異なる中学生規格の器具を使用していますが、ポイントはワールドアスレティックスの採点表をそのまま使用しました。
※四種競技はポイント化せず、記録をそのまま集計してランキングを発表しました。また、四種競技の中で出た記録は、個々の種目のランキングには含みません。

■表彰
ポイントによる全国ランキングで各種目の10位までに入った競技者には例年と同様に、本連盟から賞状を贈ります。また今年は、各種目3位までの競技者にアシックスジャパン株式会社から副賞が贈られます。

■記録証、参加認定証
ランキングから、記録証(JPEG形式)、賞状を兼ねた参加認定証(PDF形式)をダウンロードできます。記録証の作成機能は9月1日、参加認定証の作成機能は10月14日に公開しました。いずれも本連盟が発行したものとして、高校入試などに活用していただくことも想定しています(受験資格や活動実績の証明に使用できるかどうかは高校等の判断によります)。

■実施種目、参加人数
例年同様に男子16種目、女子12種目の計28種目を対象とし、全種目を合わせたランキング掲載数は個人種目45,543人(男子24,989人、女子20,554人。いずれも実人数)とリレー3,405チーム(男子1,724チーム、女子1,681チーム)となりました。人数が最も多い種目は1年男子100mの3,334人で、女子では1年100mの3,262人が最多でした。

■検索機能
検索機能により、学年、都道府県、学校、氏名などの条件を指定して絞り込み検索ができます。

■中学生通信大会とは
1955年に、全国すべての都道府県で同じ日に大会を実施し、NHKの実況中継で各県を結んで競う「全日本中学校放送陸上競技大会」が創設されました。全日本中学校選手権大会が始まった1974年(第20回大会)から、放送陸上は「全日本中学校通信陸上競技大会」となり、各県大会の入賞者の記録を集計して全国で上位に入った競技者を表彰する形で実施してきました。
今年は従来からの種目等を踏襲しつつ、各県の上位者だけでなく出場者全員を集計対象とし、ポイント制を導入してこれまで集計対象外だった追風参考記録もランキングに含めるなどの取り組みにより、より多くの中学生が全国の中での結果を確認できるようになりました。また、例年は中学校からの出場に限られていますが、今年は新型コロナウイルスの影響も考慮してクラブチームの所属による出場も可能とし、大会名を「全日本中学生通信陸上競技大会」として実施しました。


・★は通信大会最高記録(第1~66回の歴代最高)、●は日本中学記録
・ハードル、砲丸投はシニアより低い/軽い器具で行っていますが、ポイントはワールドアスレティックスの採点表をそのまま使用しています。
・四種競技はポイント化せず、記録により集計しています。また、四種競技の中で出た記録は各種目のランキングには含みません。

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