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今年の東京世陸は9日中8日間通いました。特に思い出深い三つを紹介。
一つ目は三浦選手の3000m SC決勝です。レース中盤あたりから大歓声が選手達の走る位置をついて回り、声もトラックを回りながら渦巻いていました。今まで経験したことのない大歓声の空間にいることに何だか体が震える感じがしました。それだけ皆が熱狂していたからだと思います。三浦選手自身も後に応援の声が凄かったとコメントをされていたと思います。
今大会を通じての最大の大歓声はこのレースのラスト150mあたりの瞬間だと思います。帰宅後テレビ放送を確認すると解説の金さんも同じ位置で興奮された声でしたが、生の渦巻く感じはテレビでは伝わっていなかったので、一生記憶に残るよい思い出となりました。

二つ目はジョセフ選手の400m準決ラスト100m。生まれて初めて人の応援で頭が痛くなりました。フィニッシュライン近くでの観戦で、後方から2位まで上がって来るのがよく見えたせいか大声で応援しすぎて血圧が上がったのだと思います。その後しばらく頭が痛くなるほどの興奮状態でした。観客をここまで惹きつける選手達の頑張りに感動しました。

三つ目はケニアの応援団です。大会8日目の席はケニアの応援団の真後ろでした。娘と二人で見に行っており、双眼鏡でいろいろ見えていると前の席のケニア人の方が双眼鏡を貸して欲しそうにこちらを見ていたので、お貸ししました。その後何回か貸してあげてるとお礼にと娘の腕にケニア国旗のビーズで作ったブレスレットをつけてくれました。その後男子800mのワニョンイ選手が金メダルを取るとケニア応援団も盛り上がり、一緒に勝利の歌ハクナマタタを周りの日本人の方と一緒にスタンディングで歌いました。国際交流という意味でも娘も良い思い出になったみたいでよかったです。