2018.10.08(月)選手

【シカゴ・マラソン】8位 2時間07分57秒(MGC出場権獲得)藤本拓(トヨタ自動車)コメント




◆藤本拓(トヨタ自動車)

8位2時間07分57秒(MGC出場権獲得)

いま叫びたいくらい喜んでいます。

初の海外レースというのと2回目のマラソンということと、このビッグシティで走れるということに、終始こっちについてからずっとワクワクしていました。緊張するのかなと思っていたのですが、スタートラインについてもまだワクワクしていて、走っている間もずっとワクワクしていたので、気負わなかったところがよく出たのかなと思います。

今朝2キロくらい走ったのですが、調子が良すぎて一人公園で叫びそうになっていました。

時計をつけていなかったので、いけるところまで行こうと思っていたんです。せっかくこのトップクラスの選手が集うレースに出させてもらったので。その中で、後半のことも考えながら、足は使わないように、振り切れない程度についていきました。ただ30キロ手前で、がっとペースが上がった時に少し対応したんですが、このままいくと振り切れてパタパタになるなと思ったので、ちょっと意図的に離れて、そこからは自分のペースで押していけるくらい感じで切り替えて走っていました。

振り切れるまでいって最後パタパタになるというのが僕のレースなのですが、今回は自分のスタイルを捨てたことがよかったのかなと思います。

ちょっと沿道の応援が途切れたところはしんどいなと思っていたのですが、40キロ辺りで街中に戻って来て、みんなワーッとなっていて、それを聞いていると僕も気分が高まって来て、きつさの中の楽しさというか、テンションが高まってきました。

去年、本当は北海道マラソンに出る予定だったのですが、春先に腓骨と脛骨を疲労骨折して、今年の日本選手権前も転倒して肋骨3本折ったんです。でも地元開催だったので、監督に無理を言って、出させてくださいと言って出さしてもらいました。そういうところで、一時状態を落としていたのですが、スタッフのマッサージのフォローやトレーナーのサポートなどいろんな人に支えられて、コンディションを上げることができました。
本当に沿道の人からの応援がすごくて、いろんな人のサポートがあって走れているんだと改めて思えたレースでした。

このあとは、実業団に求められるのが駅伝。駅伝はしっかり押さえながら、監督としっかり相談していければと思います。一応、東京マラソンを予定していますが、まずはレース以前に、しっかり練習を継続することが僕には必要だと思います。
MGCを獲得したので、来年9月にしっかり勝負していけるようにトレーニングを積んでいこうと思います。


◆佐藤敏信 トヨタ自動車陸上長距離部監督

結構冷静に走っていて、給水も初マラソンのびわ湖マラソンでは取れなかったのが、今回は全部取れましたし、位置的にも落ち着いたレースをしていました。あとは終盤離れてから30キロ以降よく粘って、7分台でゴールしたのは大きいと思います。

(点数をつけるとしたら)100点です。いっても9分ぐらいで、本人はレース前に8分30秒が目標と言ってましたが、9分で収まればいいかなと思っていましたらから想定外でした。7分というのは驚きでした。

終盤レースがきつくなってから粘って、後半頑張るしかないぞと、子供のために頑張れと言いました。本人はわかりましたって言っていました。

MGCの出場権があるわけですから、あともう1本出るかどうか。来年の9月15日にしっかり合わせて、大迫君や設楽君、井上君など強い選手がいますが、その中に割り込みたいなという気持ちはあります。

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