2018.06.09(土)大会

【アジアジュニア】女子走幅跳 1位 高良彩花選手、 3位 吉岡美玲選手コメント


■日本選手コメント(メダリスト)
女子走幅跳 1位 6m44(+0.8)=U20日本タイ記録、高校タイ記録
高良彩花選手(園田学園高・兵庫)
目標にしていた高校記録を、まさか今日跳べるとは思っていなかったし、優勝が決まったときは、まさかセカンド(記録で)勝てると思っていなかったので、嬉しさとびっくりと、いろいろな感情が混ざっている。(優勝を決めた)最後の1本(6m27)もセカンドベスト。今日は2本、ベストを更新できたことになる。
(4回目で中国の選手に逆転されて迎えた)5回目の跳躍は、「ここで逆転しないと、もう一度、1位になることは難しい。ここが勝負かな」と思って、気持ちを入れ替えて臨んだ。スタンドに同じ学校の子が応援に来てくれていたので、それでちょっと笑顔になれて楽に行くことができたのと、ファウルしてもいいという気持ちで助走の1歩目を大きく前に進んで、思いきり走って踏み切ったら、しっかり踏み切りがはまって、(身体が)浮いて、(6m)44を跳ぶことができた。(記録が出た直後に、中国の選手が同記録を跳んできたときは)まさか相手も同じ記録を跳んでくるとは思わなくて、「ちょっと負けるかな、さすがにきついかな」と思った。観客の人は面白かったかもしれないけれど、私にはちょっとドキドキすぎる展開だった。
最後の跳躍は、高校記録を上回ろうと、(6m)45を跳ぶ気持ちで挑んだ。跳躍自体がうまくまとまらなかったし、セカンド記録がいくつかというのも把握していなかったので、「ああ、ちょっと無理だったかな」と思っていたが、まさかのセカンド記録で1cm差。今回は「びっくり」というのが一番大きい。

女子走幅跳 3位5m92(+0.4)
吉岡美玲選手(筑波大)
今年の春から大学に入って、自分で考えて(競技を)やっていかなければいけないということで苦労していた。それでも最近は調子がよかったのだが、今日はダメダメという感じ。それでも、うまく行くときと行かないときの違いがわかっていなかった助走のスタートの出だしが、最後の6回目の跳躍のときに、「あ、こうすればいいんだ」というのがはっきりわかったので、そこは大きな収穫。今日、気づけたことをしっかり生かして、日本選手権で頑張りたい。

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■第18回アジアジュニア陸上競技選手権大会
開催日:2018年6月7日(木)~10日(日)
会場:岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場

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